茶記Cha Ki's banner
茶記Cha Ki's profile picture

茶記Cha Ki

@chakijapan • 1,809 subscribers

東京・神保町の香港茶餐廳「茶記 Cha Ki」🇭🇰🇯🇵 香港の味を大切に、経験豊富な料理人とチームが一皿ずつ丁寧に仕上げています。港式カレー、サテビーフ麺、香港式ミルクティーなど、懐かしさと新しい発見が出会う香港の食文化を東京から。 「香港の味、東京で。」🩵

Shorts

🇯🇵 🇭🇰 香港茶餐廳物語 #17 「腸粉」には、なぜ腸が入っていないの?🇭🇰 香港で「腸粉(チョンファン)」と言えば、とても身近な食べ物です。 でも、日本の方が初めて漢字を見ると—— 「腸が入っている料理?」 と思うかもしれません。 実は、基本的に「腸粉」の“腸”は、内臓の腸を意味しているわけではありません。 米を原料にした生地を薄く蒸し、くるりと巻いた細長い姿が「腸」のように見えることから、この名前で呼ばれるようになったと一般に説明されています。 原料は、とてもシンプル。 米から作る生地を薄く広げ、蒸す。 しかし—— シンプルだからこそ、難しい。 皮が厚すぎれば、重たくなる。 柔らかすぎれば、形が崩れる。 大切なのは、薄さ、滑らかさ、弾力、そして口に入れた時の食感。 香港で腸粉と言っても、実はいろいろな世界があります。 🦐 蝦腸 中に海老を包んだ腸粉。 🥩 牛肉腸 味付けした牛肉を包んだもの。 🥢 叉燒腸 香港らしい叉燒を包んだ腸粉。 こうした具入りの腸粉は、飲茶や点心でもおなじみです。 でも、香港にはもう一つ、とても庶民的な腸粉があります。 それが—— 街頭で食べる「齋腸」。 中には、何も入っていません。 切った腸粉に、 豉油。 甜醬。 芝麻醬。 店によっては芝麻を振りかける。 それだけ。 豪華な料理ではありません。 でも香港人にとっては、子どもの頃、学校へ行く前、街角で食べた朝食や小食として記憶に残っている人も多い味です。 ここが、香港の食文化の面白いところだと思います。 高級な食材がなくてもいい。 複雑な盛り付けも必要ない。 薄い米の皮と、数種類の醬。 それだけで、香港人には「あの味」が分かる。 そして同じ腸粉でも—— 飲茶では、蝦や牛肉を包んだ点心。 街頭では、醬をかけて食べる庶民的な小食。 一つの食べ物が、まったく違う場所で香港人の日常に存在しています。 腸粉は、広東料理をルーツに持ちながら、香港の街の中で香港人の生活と結びついてきた食べ物です。 だから私たちが東京で腸粉を作る時も、大切にしたいことがあります。 茶記の腸粉は—— 皮は薄く。 具はしっかり。 そして、豉油・甜醬・秘製の芝麻醬。 派手ではない。 でも、口に入れた瞬間、 「ああ、香港だ。」 そう感じてもらえる一皿を作りたいと思っています。🇭🇰 料理を伝えるだけではなく、 その料理と一緒に生きてきた香港人の記憶まで伝えたい。 それが、私たちが東京で香港料理を作る理由の一つです。🇭🇰🇯🇵 次回 🇭🇰 #18 香港の「西多士」は、なぜフレンチトーストと全然違うのか?🍞 パン、卵、油。 そしてバターとシロップ。 フランス料理のような名前なのに、食べてみれば完全に香港。 次回は「香港式フレンチトースト」の物語です。 #香港 #香港料理 #茶餐廳 #腸粉 #香港文化 #香港グルメ #茶記

🇯🇵 🇭🇰 香港茶餐廳物語 #17 「腸粉」には、なぜ腸が入っていないの?🇭🇰 香港で「腸粉(チョンファン)」と言えば、とても身近な食べ物です。 でも、日本の方が初めて漢字を見ると—— 「腸が入っている料理?」 と思うかもしれません。 実は、基本的に「腸粉」の“腸”は、内臓の腸を意味しているわけではありません。 米を原料にした生地を薄く蒸し、くるりと巻いた細長い姿が「腸」のように見えることから、この名前で呼ばれるようになったと一般に説明されています。 原料は、とてもシンプル。 米から作る生地を薄く広げ、蒸す。 しかし—— シンプルだからこそ、難しい。 皮が厚すぎれば、重たくなる。 柔らかすぎれば、形が崩れる。 大切なのは、薄さ、滑らかさ、弾力、そして口に入れた時の食感。 香港で腸粉と言っても、実はいろいろな世界があります。 🦐 蝦腸 中に海老を包んだ腸粉。 🥩 牛肉腸 味付けした牛肉を包んだもの。 🥢 叉燒腸 香港らしい叉燒を包んだ腸粉。 こうした具入りの腸粉は、飲茶や点心でもおなじみです。 でも、香港にはもう一つ、とても庶民的な腸粉があります。 それが—— 街頭で食べる「齋腸」。 中には、何も入っていません。 切った腸粉に、 豉油。 甜醬。 芝麻醬。 店によっては芝麻を振りかける。 それだけ。 豪華な料理ではありません。 でも香港人にとっては、子どもの頃、学校へ行く前、街角で食べた朝食や小食として記憶に残っている人も多い味です。 ここが、香港の食文化の面白いところだと思います。 高級な食材がなくてもいい。 複雑な盛り付けも必要ない。 薄い米の皮と、数種類の醬。 それだけで、香港人には「あの味」が分かる。 そして同じ腸粉でも—— 飲茶では、蝦や牛肉を包んだ点心。 街頭では、醬をかけて食べる庶民的な小食。 一つの食べ物が、まったく違う場所で香港人の日常に存在しています。 腸粉は、広東料理をルーツに持ちながら、香港の街の中で香港人の生活と結びついてきた食べ物です。 だから私たちが東京で腸粉を作る時も、大切にしたいことがあります。 茶記の腸粉は—— 皮は薄く。 具はしっかり。 そして、豉油・甜醬・秘製の芝麻醬。 派手ではない。 でも、口に入れた瞬間、 「ああ、香港だ。」 そう感じてもらえる一皿を作りたいと思っています。🇭🇰 料理を伝えるだけではなく、 その料理と一緒に生きてきた香港人の記憶まで伝えたい。 それが、私たちが東京で香港料理を作る理由の一つです。🇭🇰🇯🇵 次回 🇭🇰 #18 香港の「西多士」は、なぜフレンチトーストと全然違うのか?🍞 パン、卵、油。 そしてバターとシロップ。 フランス料理のような名前なのに、食べてみれば完全に香港。 次回は「香港式フレンチトースト」の物語です。 #香港 #香港料理 #茶餐廳 #腸粉 #香港文化 #香港グルメ #茶記

30,613 次观看

Videos

没有更多内容可加载