
秘密結社+M
@freakscafe • 32,143 subscribers
BAR+Mオーナー 【住所】新宿区歌舞伎町1-2-6三経ビル55【8F】 Barなかざき 【営業時間】 19:00~0:00 【料金】 チャージ:2千円 ワンドリンク:千円
Videos
23:32
Sensitive content
This media may contain sensitive content.

山際寿一・鈴木俊貴『動物たちは何をしゃべっているのか?』(集英社) 動物言語学者の鈴木俊貴は、森でのフィールドワークを通して、シジュウカラの言葉が聞こえるようになったという。 さまざまな実験を通して、シジュウカラはどうやらシンボル能力(記号でイメージを喚起する能力)をもち、単語同士の関係によって特定の意味を生じさせる文法能力ももっていることが確かめられた。 鳥や類人猿は、世界を分節化して、それを群れのなかで共有するコミュニケーション能力をもっている。言語はそのコミュニケーション能力の一つの現れだ。 自分たちに今何が起こっているのかを認識し、それを仲間である別の個体に伝えていく。そのためには身体的な共振ー踊りと歌―のもつパワーが使われる。 言語もまたその発生段階においては、トーンとピッチにという共振機能よって、今ここで何が起こっているのかを伝え合うもので、つまりは今、ここにおけるコミュニケーションをサポートするものだった。 人間の言語が特殊なのは、それが併合や再帰という性質によって、複雑な階層構造を表現できるようになったという点にある。 それは一個体が複数の異なる社会に属することから生じる複雑な人間関係を背景に発達した。 人間の自意識は、他の動物の自意識に比べ、拡張された時間、空間へと拡張されている。 かくして、人間の言語だけが、今、ここにはない「情報」をやりとりできるようになった。 人間の言語が、今、ここにおける身体的な共振というコミュニケーションから離脱して、自律した意味をもつようになったことで、人間は今、ここという状況に依存しない超越的な意味を操作することができるようになった。 だが、そのことは同時に、人間を言語によって類型化された意味の世界に縛り付け、今、ここの状況から疎外するという側面をももたらした。 人間同士のコミュニケーションにも、共振、つまり「踊り、歌う」ことを回復した方がいい。
秘密結社+M34,428 Aufrufe • vor 2 Jahren
Keine weiteren Inhalte verfügbar