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門脇康平 KOHEI KADOWAKI

@KadowakiKouhei • 15,738 subscribers

9/25全国公開のオリジナル長編アニメ『我々は宇宙人』の監督 アニメーション作家 I’m a director of WE ARE ALIENS. 過去作▶︎https://t.co/D49BeqHoJm ✉️▶︎ [email protected]

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映画『我々は宇宙人』あのシーンのアフレコの様子。 二人が心の底から楽しくて笑っている感じがどうしたら出るか、悩みに悩んで色々試した結果導き出した一つの結論。

映画『我々は宇宙人』あのシーンのアフレコの様子。 二人が心の底から楽しくて笑っている感じがどうしたら出るか、悩みに悩んで色々試した結果導き出した一つの結論。

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MVを監督させて頂きました。 MV制作したのは約4年ぶり、超久しぶりでした。 ミセカイ/ΛυΛυΛυ(ルルル)

MVを監督させて頂きました。 MV制作したのは約4年ぶり、超久しぶりでした。 ミセカイ/ΛυΛυΛυ(ルルル)

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背景の島 最後の粘り

背景の島 最後の粘り

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顔の歳ごとの描き分けは、原画の中でも特に困難だった事の一つだと思う。特に、少年期の一年ごとの顔の成長の描き分け。例えば小4は、小3よりも大人っぽく見えなきゃいけないのに小5よりは幼く見えないといけない。差分がぱっと見で伝わらないといけないのだけれど、顔に関しての差といえばちょっと顎とか鼻の骨が発達したとか顔の余白が少し増えた、みたいな些細なものなので、描き分けるのはアニメーターの皆さん本当に大変だったと思うし、リテイク作業も頑張った。線では結構良いかもと思っても、色がついてあがってきたら思っていたより顔の印象違ったみたいなこともしょっちゅうあった。そうなったとき中割りまで修正をやっていると本当に終わらなくなると気づき、作戦を変えて、原画→仕上げ→中割りの順に顔が難しいカットはした。(本来は発注の工数などもあるので仕上げが最後)まだ線画の枚数が数枚で済んでいる間に、色付きで顔をジャッジして、本当に色がついても狙った印象通りだとわかったら初めて中割りへ行く、という工程にした。 一年クラス離れてまたクラス一緒になった時、(あれこんな目つきだったっけ。。)とか、夏休み明けて2学期の初日、(日焼けもしてるし、なんか雰囲気大人っぽくなってる。。)みたいな。中学は分かれて、でも地元で3年ぶりにどこかで見かけたときの、(面影はあるけど、見ない間にこんな感じになったんだ。。)みたいな、小中学生の時に敏感に感じていた、たった数ヶ月数年の友達の顔つきとか佇まいの変化に対して抱いた印象を、アニメで再現したかった。そしてそれはちゃんと今作で表現できたと思う。

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映画『我々は宇宙人』カットメイキング(ねじゼリー編) このネジゼリーのペコペコした柔らかい容器の中に半透明のゼリーが入っている、あの質感がぱっと見で伝わるように描くためには、単色塗りだけではうまくいかず、このカットもかなりのレイヤーを積層させて完成させました。 ねじれの窪みが、完全にエッジが立ってるのではなく角の取れた形状なのがこのぺこぺこ感を思い出させるので、ねじれの一個一個を線で完全に区切らないように気をつけて線画を描く ⬇︎ 手の屈折をゼリーの中に描く ⬇︎ ゼリーの中心の方と容器に近い方では、不透明度を同じにするとそれらしく見えなかったので、外側の方ほど不透明度を高くする+グラデーションの明度をつける ⬇︎ 上面に反射する景色ハイライト、中心の方のゼリーの固有色のハイライト、下面(この場所は床がコンクリートなのでコンクリートが反射しているようなカラー)の反射光のレイヤーをそれぞれ描く ざっくり説明するとこんな感じです。 あのぺこぺこ容器はマットな質をしていることも、ねじるとどんな感じに曲がるかも、中のゼリーがどう透けるから綺麗なのかも、みんな感覚を覚えているものなので、ちゃんと共感して感覚を取り戻せる絵作りをすることを今作は大切にしました。 アニメを見ている時、描かれているものを無意識に「見立てる」過程が観る人にはあります。「ハイライトがこんなに入っているから、多分この甲冑は鉄なんだろう」とか、「この部分は水色っぽいからたぶん池=水なんだろう」みたいな小さいな解釈を集めていって実は鑑賞していると思うのですが、今作の表現では、その無意識の「見立て」をどれだけ無くしてダイレクトに届けるかにこだわったと言えるかなと思っています。ぱっと目に飛び込んできた瞬間に鉄の質をしているとか、水の質をしている、というところまで、絵ならどこまでも行けるのなら、セル画のアニメでもできると信じて作りました。 全部で1000カット以上原画と背景があったので大変でしたが、質感表現に食らいつく事が、物語を飲み込んでもらうための入り口としてまず必要だと思ったので、スタッフ一同くらいつきました。そしてそれは全カットやり切れたと思っています。 #我々は宇宙人

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映画『我々は宇宙人』カットメイキング(プール編) プールの中は別世界のように、見え方が地上と違ったなと思います。 あの気持ちよくて、静かで、美しい世界をアニメーションで表現すべく、スタッフ一同くらいついたカットです。観察資料を撮影しに、プールスタジオにスタッフ+子役の皆さんで行きました。 まずプールの中がどういう見え方だったか観察して、どう描くか分解する必要がありました。というのも、プールの中で起こる光の現象は、地上とはやはり性質があまりに違うので、予想で描いては感覚を再現することはできなかったと思います。 観察を踏まえての気づきの例 ・プールの底は、上から入る太陽光を強く反射するので、お腹側の反射光の入る強さやシルエットが独→反射光を描く ・網のような模様の光は、上面にしかできないので、お腹側にはでない。→手書きの影マスクを描く それらを作画するにあたって特に今回苦労したのは、境界線のぼかし具合です。 腕と足とお腹とおでこと、全部違うぼかし量に、1フレームずつ変えなければいけないので、エフェクトで一括ぼかしが使えず、手作業でよく観察しながらぼかしていきました。 このポーズをしたときにはこれくらいぼける、というのは観察なしには絶対にうまくいってなかったと思います。とくに、成人した自分と子供では骨のでっ張り方も違うので、こんなに柔らかい影の境界に全体的になるのは予想外でした。 手書きで描いた影と反射光だからこそ、一枚一枚微妙に差分が出る分、それが水の中のメラメラした印象と相性が抜群によく、これこそ手描きの甲斐を強く感じるカットとなったなと思いました。 このカットを担当した皆様(CHIさん、渡辺さん、井上さん)、お疲れ様でした😹

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