
古賀康彦 | エコロジカル・アプローチ
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サッカー指導歴20年|FCガレオ玉島U-15監督(岡山県倉敷市)|早稲田大学大学院修士(コーチング)■指導歴 高体連→バルセロナ→豪州→FC今治→東京V→神戸→鹿児島U■先天性心疾患で16歳から指導者一筋。「エコロジカル・アプローチ」を使い、「環境」と「タスク」で選手を伸ばす方法を実践中⚽️
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スペイン人のコーチに言われました。「日本のボールは空気を入れすぎだ」と。 実際にスペインでは、練習試合でも空気が抜けた(日本の感覚で言うと、蹴るとベコッとする)ボールを使用していました。 空気がしっかり入ったボールは、きっちりミートしなくてもある程度の飛距離が出ますが、空気が抜けたボールだとそうはいきません。 スペイン人のキックの上手さは、空気が入っていないボールを使用していることにもあるのではないかと思い、バランスボールキックを行うようになりました。 「相手に向かって蹴る」という目標だけを設定し、選手たちが試行錯誤しながら、真っ直ぐ飛ばすための最適な蹴り方を見つけてもらうことが目的です。 その結果、ロングキックの飛距離が出なかった選手のフォームがダイナミックになり、ボールの芯に当たって、以前よりも飛ぶようになりました。 バランスボールキックだけで効果が出たとは思いませんが、マーカーの上にボールを乗せて蹴らせたり、蹴るたびに助走の方向を変えさせるなどを工夫し、「蹴る」ことと向き合ってもらったことは成果として現れたと思います。 これもエコロジカル・アプローチでいうところの「制約」のもと、選手が勝手にアジャストしていった成果と言えます。
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視界を奪うと、サッカーの感覚が覚醒する。 使うのは100均の「ピンホールメガネ(穴あきサングラス)」。これをかけてパスやトラップの練習をするだけです。 実際の試合では、敵に寄せられたりして視界が完璧な場面ばかりではありません。このメガネは、その不完全な状況を意図的に作り出します。 これの何がすごいかというと「見えにくい」からこそ、ボールが来る前の観察や予測を早くせざるを得なくなること。結果として「受ける前の準備」が自然と身につきます。 さらに、目に頼れない分、足裏のタッチや重心移動といった身体感覚が勝手に引き出されます。「足を意識しろ」と口で教えなくても、視界に制約をかけるだけで選手は自分の身体をうまく使い始めるのです。 これがエコロジカル・アプローチでいう「環境から学ぶ」です。 見えない環境が、眠っていた感覚を引き出してくれます。ウォーミングアップとしても盛り上がりますし、100円でできるので、ぜひ試してみてください!
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サッカーの練習に「バドミントン」って(笑) そう思う気持ちもわかります。 ただ、子供達が苦手な「浮き球の処理」のトレーニングにはありかなと思ってやってみました。 スマホを見る時間が増え、外でボール遊びをする機会が減った今。 子どもたちは「空間を認知して、落下点を予測する」という経験そのものが不足しています。 それに気づいたとき、ただヘディングの反復練習をさせるのとは違うアプローチが必要だと感じました。 FCガレオ玉島では週に1回マルチスポーツを実施していますが、その中でも比較的多く取り入れているのがバドミントンです。 バドミントンは、シャトルの落下地点を予測しながら身体を移動させる必要があり、サッカーで求められる「空間認知」や「落下点予測」とも親和性が高いスポーツです。 単純にラリーを行うだけでも効果がありますが、より多様な動きを引き出すために、さまざまな制約を加えながら実施しています。
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「サッカーが上手くなるには、サッカーだけをすればいい」 そう思っていませんか? 私が指導するFCガレオ玉島では、週に1回、あえてサッカーから離れたトレーニングをしています。 多種多様な動きのトレーニングをするのですが、そのうちのひとつ「片手前転」を紹介します。 これは、ただの前転ではありません。 片手をついて、腕から背中へと滑らかに回転します。 この動きの目的は「衝撃をいなす身体操作」を覚えることにあります。 とっさの時に、自分の体を守れるか。 頭を打たず、手首を折らず、安全に着地できるか。 そして回転の中で体の軸を感じ、体幹を強くできるか。 中学生年代だからこそ、絶対に必要なんです。 この時期の子供たちは、体は大きくなっても、骨の中身はまだ成長途中。 もろく、壊れやすい状態です。 そんな彼らを守るために「転び方」を教え込んだ結果、嬉しい誤算がありました。 これまで見てきたどのチームよりも、圧倒的に腕の怪我や骨折が少ないチームになったのです。 「怪我で離脱する時間を減らすこと」も、立派な上達への近道です。 みなさんのチームは、どんな取り組みをしていますか? ぜひ教えてください。
古賀康彦 | エコロジカル・アプローチ33,413 Aufrufe • vor 5 Monaten
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