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パンダ日録

@shiyuudou_panda3,479 subscribers

野生動物保全と動物園の歴史(その批判的検証)を専門とする独立研究者です。野生動物の専門家の方々が持つデータから「かわいい」に頼らない物語を紡ぎ、社会にその価値が伝わる「観客」を創るご支援をします。FAQは「さらに表示」からどうぞ。

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【監視員が撮影した動画を見よう#19-2】#ジャイアントパンダ はしばらくためらった後、ついに意を決して川を渡り始めました。すると予想通り流されてしまいましたが、驚いたことに抵抗せず、むしろ流れに身を任せる様子です。 そのおかげで無事に対岸にたどり着くと、森の奥へと姿を消していきました。 この一連の出来事はわずか5分ほど。 このパンダは右耳が欠けていましたが、後に見つかった糞を調べたところ、健康な成年の雄パンダだったとのことです。 出典:王朗自然保護区 このような野生パンダの生態について、詳しくはこちら↓

【監視員が撮影した動画を見よう#19-2】#ジャイアントパンダ はしばらくためらった後、ついに意を決して川を渡り始めました。すると予想通り流されてしまいましたが、驚いたことに抵抗せず、むしろ流れに身を任せる様子です。 そのおかげで無事に対岸にたどり着くと、森の奥へと姿を消していきました。 この一連の出来事はわずか5分ほど。 このパンダは右耳が欠けていましたが、後に見つかった糞を調べたところ、健康な成年の雄パンダだったとのことです。 出典:王朗自然保護区 このような野生パンダの生態について、詳しくはこちら↓

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【センサーカメラが撮影した動画を見よう#049】雪深い森の中、一頭の #ジャイアントパンダ がゆっくりと歩いていく姿が目に入りました。全身雪まみれで、よく見ると左手がありません。 この光景は、1月8日にジャイアントパンダ国家公園白水江エリア(甘粛省)で撮影されたものです。 監視員の話によると、このパンダは繁殖期の争いで負傷した可能性が高いそうです。しかし、驚くべきことに、この怪我は生活に影響を与えていないとのことです。 実は、以前にも同じエリアで左足のない雄パンダが雌と交配している映像を見たことがあります。当時は、この状態で他の雄との争いに勝てるのかと疑問に思いました。 しかし、今回の一手のないパンダを見て、案外平気なのかもしれないと感じました。 このパンダの性別はわかりません。ただジャイアントパンダは、私たちが想像する以上に逞しく、生き抜く力を持っているようです。 出典:ジャイアントパンダ国家公園白水江支局

【センサーカメラが撮影した動画を見よう#049】雪深い森の中、一頭の #ジャイアントパンダ がゆっくりと歩いていく姿が目に入りました。全身雪まみれで、よく見ると左手がありません。 この光景は、1月8日にジャイアントパンダ国家公園白水江エリア(甘粛省)で撮影されたものです。 監視員の話によると、このパンダは繁殖期の争いで負傷した可能性が高いそうです。しかし、驚くべきことに、この怪我は生活に影響を与えていないとのことです。 実は、以前にも同じエリアで左足のない雄パンダが雌と交配している映像を見たことがあります。当時は、この状態で他の雄との争いに勝てるのかと疑問に思いました。 しかし、今回の一手のないパンダを見て、案外平気なのかもしれないと感じました。 このパンダの性別はわかりません。ただジャイアントパンダは、私たちが想像する以上に逞しく、生き抜く力を持っているようです。 出典:ジャイアントパンダ国家公園白水江支局

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【アドベンチャーワールドのパンダたち3】2018年当時、「永明」は「浜家」のパンダの中で最も低いMK値(平均血縁度)を持っていました。これは、繁殖において非常に重要な遺伝子を持つ個体であることを意味します。 実際、MSIスコアが2〜3.5という、繁殖にふさわしいとされる雌パンダの候補も他に存在していました。 一方で、「良浜」のMK値は2010年当時で比較的高く、永明とのMSIスコアは4でした。 この数値は、繁殖を推奨される基準を上回っています(繁殖が推奨されない)。 永明が日本に留まり、良浜とのみ交配を続けたことで、その遺伝子をより広く伝える機会は失われました。 さらに、良浜とのペアから生まれた子どもたちのMK値は必然的に高くなり、結果として彼らが繁殖に参加する可能性も低くなってしまったのです。 外国へのブリーディングローンは、いくつかの課題を抱えています。 特に、人間社会の一夫一妻制を反映し、ペアで貸し出されることは、パンダ個体にとって繁殖相手の選択肢を極端に限定してしまいます。 本来、野生の #ジャイアントパンダ は多夫多妻制であり、より多様な遺伝子を次世代に繋ぐ機会があります。 このような状況は、永明のように貴重な遺伝子が「無駄遣い」されてしまう事態を招きかねません。 また、良浜の子どもたちのように、繁殖に参加できない「余剰個体」が発生するというデメリットもあります。 飼育パンダの重要な役割の一つは、野生のパンダが減ったりいなくなったりした場合の「保険」の個体群となることです。 繁殖の機会がない飼育パンダは、「保険の中のさらなる保険」の地位に甘んじるしかありません。 永明の事例は、外国繁殖における反面教師として、記憶されるべき教訓を示しています。 私たちは、パンダの愛らしさだけでなく、種の保存という壮大な目標の裏にある、このような複雑な現実にも目を向ける必要があるのではないでしょうか。 それでもなお、さらなる外国へのブリーディングローンを望むのか、私たちに問いかけられているのかもしれません(おわり)。 動画の出典:成都パンダ基地(2023年11月掲載)

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【アドベンチャーワールドのパンダたち1】#ジャイアントパンダ の繁殖は、ただ自然に任せるだけでなく、科学的なデータに基づいて厳密に管理されています。 生まれたパンダたちが、将来繁殖できるかどうかは、実はその血統によって決まっています。 毎年、「平均血縁度(MK値/mean kinship)」という数値が算出され、この値が低い、つまり血縁が遠い個体ほど繁殖が推奨されます。 さらに、相性の良いペアを選ぶための「交配適合指数(MSI値/mate suitability index)」も重要視され、特定の数値以下の組み合わせが推奨されるのです。 2010年頃には、アドベンチャーワールドで生まれたパンダたちの中には、かろうじて繁殖の機会を得られる可能性のある個体もいました。 しかし、時が経つにつれ、状況は変化していきます。 2019年のデータを見ると、「雄浜」から「彩浜」に至るまで、多くのパンダたちのMK値が平均以上になっていました。 さらに2019年のMSI表には「永明」「隆浜」「幸浜」「明浜」は掲載されていますが、他のパンダはありません。 これは、繁殖の可能性がないことを意味します。 特に「良浜」のMK値が比較的高く、永明と良浜のペアは、もし繁殖基地であれば推奨されなかった可能性のある組み合わせでした。 その結果として生まれた子どもたちには、繁殖の機会がほとんどないという現実があります。 活かされなかった永明の遺伝子(後述)、そして推奨されなかったペアから生まれた子どもたちの未来。 これは、ブリーディングローンという制度が抱える、ある種の「不都合な真実」かもしれません(続く)。 なおジャイアントパンダ繁殖技術委員会の年次報告書の2010-2017年分は、"CPSG Document Library"のサイトで"giant panda"で検索して閲覧可能です(2019年も、タイトルからネット検索可能) 動画の出典:成都パンダ基地

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【存命中の捕獲された野生パンダ#12】北川(ベイチュワン)は2006年に生まれた雌の #ジャイアントパンダ。2010年、わずか3歳のときに四川省綿陽市北川チャン族自治県の村で衰弱した状態で発見されました。 その後、成都パンダ基地に運ばれ、約1年の療養を経てほぼ回復。 北川という名前は、発見された自治県にちなんでつけられました。この地域は2008年の四川大地震で大きな被害を受けており、北川は震災後に見つかった最初の野生パンダでした。 警戒心が強い性格ですが、色白で丸顔の美しいパンダとして有名になりました。2014年に初めて繁殖に参加しましたが、なかなか出産には至りません。 ようやく2018年に初めて出産しましたが、残念ながら子ども(川仔)に攻撃的な態度を取り、育児をすることができませんでした。 2022年には双子(北辰・北俠)を出産しましたが、このときも北俠を誤って傷つけてしまい、北俠は左手を切断することに。結局、双子は別の雌パンダに育てられることになりました。 現在、雌パンダは2年連続で繁殖に参加することはありませんが、北川は2022年生まれの双子を育てなかったため、翌年も繁殖に参加。 2023年に生まれた「北香果」は、自分で育てることができました。さらに、孫にあたる川仔の子どもも一緒に育て、2頭は2025年2月に独立しています。 現在、成都パンダ基地には北川を含め、2010年代に捕獲されて繁殖に参加している雌パンダが3頭います。 現在の法律では、回復後、高齢でないパンダは野生に戻すことが定められているそうです。 飼育下のパンダ個体群のために留め置かれる野生パンダたちは、北川らの世代で最後になることを願っています。 動画の出典:パンダチャンネル 捕獲された野生パンダについて、詳しくはこちら↓

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