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くら寿司が好き過ぎて、家に作ってしまった男

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●西新橋・中央路側帯 哲也が歩道の縁石に腰かけて待っている 寿男が遠方から小走りに横断歩道を渡ってやってくる。哲也はまだ気が付かない。やがて哲也の近くまで小走りに来た時点で気が付く。 哲也、腰かけから立ち上がって中央へ 寿男も哲也の目の前まで小走りに 寿男「(呼吸を整える)」 哲也「―――」 寿男「―――待った?」 哲也「いや、俺こそ突然、すみません」 寿男「(首を振り) いや、俺も逢いたかったから―――ずっとね」 哲也「―――」 ●新橋の夜景 側道を走るタクシー ●西新橋・中央路側帯 寿男「俺、あいつと別れた そして出て行った 時間かかったけどね――― でも、だからって―――だからって すぐに哲也君には行けなかった あいつをああいう風にしてしまったのは 俺だったんだよね このままではいけないと思っても ズルズル関係が続いてしまった。 でも、哲也君と出会って 別れることに決めた ―――そして君に、宣言した」 哲也「―――」 寿男「でも、そこから独りになって いろいろ考えてしまって ―――情けないよね。 彼氏だった人を追い出して また俺は人を好きになって 大丈夫かなって」 哲也「―――」 寿男「(息を吐きだし) そしたら今日、あいつがやってきて 俺と別れる事になったほどの男と どうしてさっさとくっつかないの?って 驚いたよ――― あんなこと言うなんて」 哲也「―――」 寿男「何を迷ってたんだろう、って 俺は何に躓いていたんだろう、って でも、何より そんなことより 哲也君を――― (首を振り) 哲也を好きになってしまった それには迷いは無い! (次第に絶叫になる) それだけでいいんだ、って 俺は、 俺は、哲也のことが大好きだ! 付き合ってくださ(哲也に抱きつかれる)」 哲也「(寿男が言い終わらないうちに寿男目掛けて走り寄り、抱きつく) もう―――もう大丈夫です 俺にも話させてください 寿男さんを想う気持ちは 誰にも負けません 寿男さん――― 出会った時から 大好きです ―――付き合ってください」 ●新橋の夜景 マンションの非常階段 ●西新橋・中央路側帯 しばし抱き合ったままのふたり 寿男がほどいて、哲也に何かを告げる。 頷く哲也。 寿男が哲也に、鞄はそこだよ、と教える 哲也がゆっくり鞄を取りにもどる。 哲也が鞄を持ったまま、行こうとするのを 寿男が手を引いて止める。 寿男に手を引かれた哲也は立ち止まり 寿男に向き直る 寿男は少しつま先立ちになり 哲也にキスをする。 ふたりはキスをしたままで―――
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●西新橋・中央路側帯 哲也が歩道の縁石に腰かけて待っている 寿男が遠方から小走りに横断歩道を渡ってやってくる。哲也はまだ気が付かない。やがて哲也の近くまで小走りに来た時点で気が付く。 哲也、腰かけから立ち上がって中央へ 寿男も哲也の目の前まで小走りに 寿男「(呼吸を整える)」 哲也「―――」 寿男「―――待った?」 哲也「いや、俺こそ突然、すみません」 寿男「(首を振り) いや、俺も逢いたかったから―――ずっとね」 哲也「―――」 ●新橋の夜景 側道を走るタクシー ●西新橋・中央路側帯 寿男「俺、あいつと別れた そして出て行った 時間かかったけどね――― でも、だからって―――だからって すぐに哲也君には行けなかった あいつをああいう風にしてしまったのは 俺だったんだよね このままではいけないと思っても ズルズル関係が続いてしまった。 でも、哲也君と出会って 別れることに決めた ―――そして君に、宣言した」 哲也「―――」 寿男「でも、そこから独りになって いろいろ考えてしまって ―――情けないよね。 彼氏だった人を追い出して また俺は人を好きになって 大丈夫かなって」 哲也「―――」 寿男「(息を吐きだし) そしたら今日、あいつがやってきて 俺と別れる事になったほどの男と どうしてさっさとくっつかないの?って 驚いたよ――― あんなこと言うなんて」 哲也「―――」 寿男「何を迷ってたんだろう、って 俺は何に躓いていたんだろう、って でも、何より そんなことより 哲也君を――― (首を振り) 哲也を好きになってしまった それには迷いは無い! (次第に絶叫になる) それだけでいいんだ、って 俺は、 俺は、哲也のことが大好きだ! 付き合ってくださ(哲也に抱きつかれる)」 哲也「(寿男が言い終わらないうちに寿男目掛けて走り寄り、抱きつく) もう―――もう大丈夫です 俺にも話させてください 寿男さんを想う気持ちは 誰にも負けません 寿男さん――― 出会った時から 大好きです ―――付き合ってください」 ●新橋の夜景 マンションの非常階段 ●西新橋・中央路側帯 しばし抱き合ったままのふたり 寿男がほどいて、哲也に何かを告げる。 頷く哲也。 寿男が哲也に、鞄はそこだよ、と教える 哲也がゆっくり鞄を取りにもどる。 哲也が鞄を持ったまま、行こうとするのを 寿男が手を引いて止める。 寿男に手を引かれた哲也は立ち止まり 寿男に向き直る 寿男は少しつま先立ちになり 哲也にキスをする。 ふたりはキスをしたままで―――

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