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もし、君が現実の学校生活に退屈して、絶望していて、 でもどこかで「世界が変わる瞬間」を待っていたことがあるなら、 このアルバムは君のための完璧なサウンドトラックになると思う。 なるぎれ / 鉄塔
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なるぎれ / Another Days After Story @nargeele06 ¥2,200 税込 アニメの影響、国内オルタナティブの系譜、 クラスで空気のようだったナードの青春の始まりのストーリー。 それら全ての幸福な融合。 こんなの夢中になるだろ! 2021年、東北大学にて結成された仙台のバンド。 このバンドの面白いところは、 アルバム1枚を通して「アニメ1話分」を表現するというコンセプト。 今作はその続編となる「深夜アニメの第二話」になります。 ジャケットのイラスト4人はこのバンドのメンバーそのもので、 その世界観は結束バンドに影響を受けたという。 影響元に関しては様々なオルタナティブバンドの他に FLCLや涼宮ハルヒの憂鬱も挙げてくれてる。 この作品の核にあるのは、 “クラスで空気みたいだったナードの青春”だと思う。 「スーパーハッピー」の書き出し。 「アニメ声の少女は早口のオタクに気に入られ話しかけられて 怪訝そうな顔で微笑った」 まるで青春小説の冒頭みたいな一節から、 物語が動き出す。 アジカンやハヌマーンを連想するような、 疾走感あるオルタナギターロックに乗せて、 モブだったはずの誰かの青春が始まっていく。 これだけでもうワクワクしませんか!? なるぎれは完璧な世界を作り上げてる。 このアルバムはサウンドトラック。 すでに、このジャケットの4人がアニメとなって動き出す物語が見たい、 そう思わされてる。 「前線」の歌詞も印象的。 「終業のチャイム 笑わないで聞いて 実は少しギター弾けるんです… 多次元宇宙論の夢の中 並行世界の軽音部 第二体育館で君を待つ」 きっと主人公は、 クラスでは目立たない存在。 でも家ではギターに夢中で、 そして、クラスのみんなには秘密のまま、 何かが、はじまりそう。 でもひょっとしたら、これも妄想なのかも。 もし、君が現実の学校生活に退屈して、絶望していて、 でもどこかで「世界が変わる瞬間」を待っていたことがあるなら、 このアルバムは君のための完璧なサウンドトラックになると思う。 ジャケットの4人は、 きっとその物語の中でずっと一緒にいてくれる存在。
