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アニメを操作する体験を味わえる『リミットゼロ ブレイカーズ』はアクションRPGの「気持ちよさ」を突き詰めたゲームだった 戦闘では敵の体力を一気に削る。NPCはいわゆる量産タイプじゃないから物語が記憶に残り、助けると感謝してくれる。これは気持ちいい……。

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FF5のガラフ対エクスデスを見ると、正直、今見ると胸が痛い。なぜなら、あの場面には、今の私たちが失いかけているものが、あまりにも綺麗に残っているからだ。映像の豪華さではない。声優の熱演でもない。あの場面の本質は、ゲームシステムと物語が、同じ一点で爆発していることにある。普通、RPGにおいてHPが0になればキャラクターは倒れる。 それはプレイヤーが何十時間もかけて身体に覚え込ませたルールである。 回復しなければ死ぬ。 戦闘不能になれば動けない。 その当たり前を、ガラフは破る。 HPが尽きても立つ。 攻撃されても倒れない。 メテオを撃たれても、フレアに焼かれても、氷に貫かれても、自分が信じていたゲームのルールが、ガラフの意志によって押し返されるのを見ている。 だから感動する。 ここを、今の私たちはよく間違える。感動的な場面を作ろうとすると、つい演出を盛る。声を震わせる。カメラを寄せる。音楽を大きくする。もちろん、それは現代の技術として正しい。プレイヤーに伝えるための手段として必要なこともある。 ガラフの最期は、その逆である。物語が戦闘の中にある。戦闘が物語の証明になっている。HP0というシステム上の死が、キャラクターの意志によって意味を変える。だから、あの小さなドット絵の老人は、現代の美麗なムービーよりも美しい。 ドット絵の制約。 容量の制約。 短い台詞。 プレイヤーの想像力に委ねる余白。 それらが奇跡的に噛み合っていた。 しかし、それだけではない。 あの場面は、ゲームという媒体の本質を理解していた。ゲームは、ただ物語を見せるものではない。プレイヤーがルールを理解し、そのルールの中で行動し、そのルールに慣れたところで、物語がそのルールを揺さぶる。その時、ゲームにしかできない感動が生まれる。 ここを忘れると、映画の劣化版になる。 綺麗な映像。豪華な音楽。重厚な台詞。しかし、プレイヤーはただ見ているだけでは意味がない。 ガラフの場面は、ゲームでしか成立しない。小説なら「死んでもなお立ち上がった」と書ける。だが、HP0なのに倒れない、という感動はゲームにしかない。 プレイヤーがゲームのルールを知っているからこそ成立する。これは、私たちが本来もっと大切にしなければならない財産である。 今のスクエニが、これの再現に必要なのは、現代のゲームにおける「HP0でも立つ」に相当するものを見つけることだ。 たとえば、プレイヤーがずっと信じてきた成長システム。長く使ってきたコマンド、当たり前に開いていたメニュー、守ってきた仲間のAI、セーブやロード、ジョブ、装備、マップ、召喚、パーティ編成。 そういうゲームとしての常識を、物語のある一点で変質させ、キャラクターの覚悟によって、システムの意味が変わる。プレイヤーの操作が、ただの操作ではなく、物語の選択になる。 そこまで設計できれば、今でも名場面は生まれる。 しかし、それは会議で説明しにくい。 「ここでUIの挙動を変えます」 「ここで戦闘不能のルールを一度だけ破ります」 「ここでプレイヤーの常識を裏切ります」 こういう企画は、リスクがある。現代の大規模開発では避けられやすい。けれど、そこを避け続けると、名場面は生まれない。 プレイヤーが信じてきたルールの中で、キャラクターの覚悟を体験させなければならない。 ガラフは「私は命をかけて守る」と長々語ったから感動したのではない。 本当に、命を超えて立ったから感動した。 しかもそれを、戦闘というプレイヤーが最も理解している場所で見せた。 今のスクエニがもう一度こういう場面を作るには、過去作の名場面を綺麗に再現するだけでは駄目だ。 FF5をリメイクして、ガラフのシーンを豪華なムービーにすることはできる。 だが、それだけでは足りない。 本当にやるべきは、現代のプレイヤーが慣れ切ったゲームの文法を、一度だけ感情のために壊すことだ。 システム担当とシナリオ担当が、同じ心臓で設計すること。 バトルと物語を分けないこと。 UIと感情を分けないこと。 演出と操作を分けないこと。 プレイヤーが手を動かした記憶の中に、キャラクターの死や覚悟を刻むこと。 それができた時、初めて「今のスクエニにも名場面は作れる」と言える。 ガラフの最期は、古い名場面ではない。 未来への宿題である。私たちは、あの小さなドット絵の老人に、いまだに問い詰められている。 お前たちは、映像を綺麗にすることばかり考えていないか。物語をムービーに逃がしていないか。ゲームのルールそのものを感動に変える勇気を、まだ持っているか。 エクスデスは叫んだ。 「なぜ死なん」 だが本当に問われているのは、今の私たちの方である。 なぜ、あのような場面をもう一度作れないのか。 答えは、技術が足りないからではない。勇気の置き場所を、少し忘れているからである。

クレア

449,122 views • 22 days ago

日本に行った人が、帰ってから苦しくなることがある。日本で見たものは、特別なイベントじゃない。電車がだいたい時間に来ること。人が列をつくること。店で「ありがとう」と言われること。夜の道が、怖くないこと。そういう小さな当たり前。でも、その小さな当たり前が、帰国した瞬間に刃になる。 自分の国の音が、急に大きく聞こえる。怒鳴り声。クラクション。割り込み。投げるような言葉。前は平気だったのに、平気じゃなくなる。日本が良すぎたからじゃない。比べる目が、できてしまったからだ。 この痛みは、普通な感覚。違う世界を一度見た人にだけ起きる、ふつうの揺れ。 ただ、ここで気をつけたいことがある。旅先は、少しだけ夢に似ている。短い時間の中で、いい場面が多く見える。だから日本は完璧だと思いすぎると、自分のいる場所が全部ダメに見えてしまう。すると心が、帰る場所を失う。 じゃあ、どうしたらいいのか。 答えは、全部を日本にしようとしないこと。 日本で好きだったことを、ひとつだけ持ち帰る。 朝、靴をそろえる。 人にぶつかったら小さく「すいません」と言う。 時間を守る。部屋を少し整える。 たったそれだけで、心は夢が終わったじゃなくて、夢を生活に変えたと思える。 そしてもう一つ大事なのは、ひとりにならないこと。日本が好きだった人は、日本が好きな人と話せばいい。好きは、誰かと分けると、痛みじゃなくなる。 日本を忘れられないのは、弱いからじゃない。日本に来てくれた人の中に「こう生きたい」が生まれたからだ。 その気持ちを大切にすれば大丈夫。夢は、逃げるためじゃなく、戻ってきたあとに生きるためにある。

クレア

383,105 views • 5 months ago

AIが「病気を治す」「富を生む」「生産性を高める」という未来像は、多くの人にとって魅力的だし、人々はそういう利点を信じていないわけではない。だが、それだけでは不安は消えない。彼らが本当に聞きたいのは、その未来の中で自分たちは何者として生きるのか、ということだ。 サム・アルトマン「私の問いはこうです。未来における私の役割は何なのか。私の経済的な未来はどうなるのか。私の主体性はどうなるのか。私の子どもたちや家族は、これからも充実した創造的表現を持ち、世界を前に進めるために奮闘し、成長し、長いあいだ機能してきたやり方で共にそれを続けていけるのだろうか、ということです。 そしてAI業界の人たちが、「まあ、仕事はなくなるでしょう」とか、「仕事の50%が消えるでしょう」とか、「仕事の90%が消えるでしょう」と言い、「AIはあらゆる面であなたより賢くなるでしょう」と言い、「ベーシックインカムは与えますが、あなたには実質的に役割はありません」と言う。これはひどいことです。 しかも、「このAI企業は、すべての仕事を破壊するかもしれませんが、世界で最も価値のある企業になります」と言っているわけです。人々はそれを見て、言葉を失ったような、気まずいような反応になるんです。 だから私は、それはひどいメッセージだと思います。私たちが利点を十分に説明してこなかった、という話ではないと思います。実際、人々は私たちの言うことを信じているのです。「がんを治してください」と言われれば、それは素晴らしいことです。けれども私たちAI業界は、人々があらゆる段階で未来を決める主導権をどう保ち、私たちが大切にしているあらゆる意味で本当に意味のある人生をどう持ち続けられるのかを、説明できてこなかったのだと思います」

Tsubame

14,927 views • 23 days ago

岡田敏夫の言う通り、モテる男は女の感情を動かすのがマジで上手い。女は感情を揺さぶってくる男に惹かれる。わざと他の女の影をチラつかせたり、ふとした瞬間に弱みを見せたりして「この人は私にだけ心を許してるのかも」って錯覚させてくる男にエグいくらい沼る。 ただ、勘違いしてほしくないのは、弱みを見せれば誰でもモテるわけじゃない。モテない男が見せる「弱み」は、単なる「甘え」になっている。「どうせ俺なんか…」「好きになってくれるのは君だけ…」みたいなネガティブな発言は同情を引くどころか逆効果。重い・めんどくさい・自信がない、そんな男は一発でキモいと思われる。 本当にモテる男は、弱さを見せても立ち位置を崩さない。あくまで余裕の中で人間味を見せる。モテる男の弱音が女の感情を揺さぶるのは、それが全て計算だから。本音を見せてるように見えて、実際は「信頼」と「特別感」を演出してるだけ。例えば、俺が20代の子を沼らせた時もそう。普段は仕事で忙しいけど、少しの時間でも会いに行って「お前と話すと気が楽になるわ」って言った。その一言で「お前だけには心を許してる」って思わせる。女はこの「自分だけ特別」という待遇にマジで弱い。他の男とは違う立場にいると錯覚して、どんどんハマっていく。 結局のところ、モテる男の弱みは「戦略」で、モテない男の弱みは「依存」。ここを履き違えると一気に冷められる。女の感情を揺さぶって沼らせたいなら、弱さや甘えたい気持ちを全面に出すんじゃなくて「普段は強いけど、たまに見せる素の表情」でギャップを作れ。計算して「隙」を見せれる男に女はズブズブに沼っていく。

Gai

376,900 views • 8 months ago

交通事故にあったたぬき 救護16日目 ぽんちゃんの回復を支えるうえで、 とても大切にしているのが「清潔な環境を保つこと」です。 シーツは汚れの有無に関わらずこまめに交換し、常に衛生的な状態を維持。 体もその都度やさしく丁寧に拭き上げ、皮膚を清潔に保っています。 こうした日々の積み重ねが、ぽんちゃんの体を守り、回復につながっていると感じています。 ⸻ ぽんちゃんの救護をきっかけに、 「何か支援や寄付はできますか」と声をかけていただくことが増えました。 あたたかいお気持ち、本当にありがとうございます。 目の前の命をただ救いたい。 そんな思いで続けてきた保護活動です。 今回、ぽんちゃんのことを通して、 たくさんの方が本気で心を寄せてくださっていることを感じました。 「何かしたい」と思ってくださるお気持ちを、 ただ遠慮して受け取らないことだけが正解ではないのかもしれない。 皆で一緒にぽんちゃんを支えることができたら、きっとより大きな力になる そう思うようになりました。 まずは必要な物資をAmazonのほしいものリストという形でお願いできればと思います。 いただいたものは、ぽんちゃんのケアをはじめ、当施設で保護している動物たちのために大切に使わせていただきます。 リストには、それぞれ使用目的や必要性を記載しています。 中には少し贅沢に感じられるものもあるかもしれませんが、 少しでも状態が良くなる可能性があるならと望みをかけて選んだもの、 幸せを感じて欲しくて与えたいものも含まれています。 どれも、この子たちにとって最善を尽くしたいという思いで選んできたものです。 どうか、無理のない形で見守っていただけたら嬉しいです。 これまでいただいている応援のお気持ちやあたたかい言葉は、それだけでぽんちゃんを支える大きな力になっています。 いつも本当にありがとうございます。 ※Amazon欲しいものリストは コメント欄にてご確認ください。

たぬきのお母さん

87,885 views • 1 month ago

1年前の今日、ひかりは、生きる希望を得た。 犬たちが次々救われていく中で、取り残される自分と自分の仲間たち。 畜産動物の保護団体なるものがあらわれた。 自分たちのことばかりを撮影する変な人たち。 はじめて新鮮なバナナとりんごを食べた。 待っててねって言われた。 迎えに来るよって言われた。 檻の外には想像していた世界よりももっと素晴らしい世界があった。 アニマルライツセンターのスタッフたちは確信していることがある。 ひかりの檻にいた大地が生き残っていたのは、間違いなく、ひかりが面倒を見ていたから。 体の弱い咲が生き延びていたのも、ひかりが面倒を見ていたから。 今ならわかる。 ひかりは仲間に気をくばり、困っていたら助ける。今もそう。 そんな豚が、日本中の、世界中の檻の中に閉じ込められ、殺されている。 拘束され、糞尿にまみれ、やることもなく、ただ息をするだけの短い一生を強いられ、恐怖と絶望の中で殺されている。 国内だけで、年間1677万頭が毎年殺される。 工場畜産を終わらせよう。 どうか、力を貸してください。 #アニマルライツ#アニマルウェルフェア #アニマルライツ #豚 #エシカル #ボランティア #豚肉 #エシカル消費 #サステナビリティ #動物愛護

アニマルライツセンター

16,171 views • 1 year ago

原作/ACは「星が力尽きる真っ暗な未来」 キャラの話に耳を傾けてみよう。原作→AC→原作500年後に続く世界は、星の運命。運命どおりだと「星は力尽きてしまう」「そんな真っ暗な未来に俺たちを送り込もうとしているのか?フィーラーは」と語っている。 ①「我々が捨てようとしている風景」 運命の壁を越えた場合に「捨てる」ことになる未来の映像が流れる。それはAC本編でも流れたことのある映像。 ・500年後(原作エンディング) ・メテオ(原作エンディング) ・エアリスとの別れ(原作の展開) ナナキ「運命など捨て去ろう」 これらの未来を捨てたいと言っている。 決められた運命をたどる未来だと、星は力尽きてしまう。そのため、今作の仲間たちはACに続く未来を捨て去ることを決断した。 運命の壁を越えることに失敗してしまうと、またこの未来にたどり着いてしまう。それでは現在抱える問題は解決しないということだ。 ②助かるザックスとビッグス 運命の壁を越えた瞬間に、死んだはずのあのキャラが生きている世界が生まれる。本来ザックスはミッドガルに着く前に力尽きていたが、戦いに勝って生き延びた。 七番プレート崩壊で亡くなったはずのビッグスも助かっている。リメイク版は助かった人が多いためか、七番街スラム復興の様子が前向きに描かれる。 ③エアリスは? 運命の壁を越えた世界に旅に出たクラウド一行。ではエアリスの運命はどうなるのかというところに注目が集まるのは当然だ。 ナナキの言う"捨てようとしている未来"の映像に、エアリスとの別れのシーンが流れていたのだから。 カームに到着するころには、ナナキは今まで保持していた未来の記憶をなくしてしまう。しかし1つだけ忘れてはいけないと覚えていることが「エアリスを守ろう」 エアリスを守りきることが最重要。それほどに強い想い。だから他のことは忘れてもこれだけは忘れたくなかった。そういう表現である。 ナナキは別世界でも同様にエアリスを守ろうと奮闘している。エアリスが助かれば星の運命もよい方向に変わる。ナナキ自身がそう信じているからこそではないだろうか。 ④みんなエアリスを助けたい そして、他の仲間たちもエアリスを助けたいという想いは同じ。エアリスを助ける目的で忘らるる都の運命の壁を越える時、彼らはクラウドを全力で支援した。 ザックスもマリンも気持ちは同じ。「エアリスを守りきる」というのはみんなの願い。そしてついにクラウドはセフィロスの刃を弾く。 ⑤未来はクラウド次第 「未来は白紙」チャンスがそこにある。セフィロスが語るように「未来はお前次第だ」「まだ間に合う」。 未だ見ぬ未来を作り出すのは主人公クラウド。星の運命を背負っている。 また、マリンが「はやくクラウドの病気を治して、お姉ちゃんを助けてもらわなくちゃ」というように。エアリスを助ける人物もクラウドである必要があることが提示されている。 仲間たちは最終的にクラウドに託すことになる。星を救うことと、エアリスを守ることはリンクしている。 ⑥クラウド自身がエアリスを助けたい リメイクではエアリスと出会って早々に、まだ知らないはずの未来がフラッシュバック。エアリスを失う不安で思わず涙が流れてしまうほどのトラウマ。 ACクラウドの「見殺しにしたんだぞ」という後悔と繋がる。 クラウドが「大切な人を失うことを受け入れられない」を描いている今作。 もし助けられるチャンスが訪れるとしたら。エアリスを助けたいとクラウド自身が強く思うのは当然のこと。 ⑦物語はまだ完結していない そもそもなぜACの未来が事前に見えているのか。 というのは、ACの出来事は「もう既に起こったこと」「約束されている未来」だから。見たことある未来だから「星は力尽きる」という結果が事前に分かっている。だから、そうなることを今度は回避したいという流れではないか。 まだ、ジェノバを倒しきることはできていない。星は完全に救われてはいない。物語はまだ完結していない、つづきがある。 ⑧結末は未定 エンディングのメッセージには The unnown journey will continue(未知の旅は続く) No promises await journey’s end(旅の終わりに約束は待っていない) とある。簡単に言うと、まだ見たことないストーリーになる。 旅の終わり=結末。約束=運命なので、旅の終わりは「運命どおりではない」ということが提示されている。 もしただ原作をなぞった運命のどおりのストーリーならば/ACになる未来が物語の結末ならば、このようなメッセージは完全に不要。フィーラーという設定を登場させる必要も、倒す必要も全くない。 星を救うために運命を変えたいと頑張るクラウドたちを応援したくなるような、そういう物語になっている。#FF7R #FF7リバース

もぐり

90,734 views • 9 months ago