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「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳―」 が上野の森美術館であす27日開幕します。内覧会に伺いました。江戸を彩った浮世絵5大スターの競演に酔いしれたあと、きっと推し絵師が見つかるはずです。喜多川歌麿の作品からは摺師らとの技の協演も目を見張るものがありました。→(続
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本展図録執筆者のひとり山本野里子・川崎浮世絵ギャラリー学芸員がメディア向けのギャラリートークで、おススメしてくれた作品をいくつか共有します。 喜多川歌麿「五人美人愛敬競 兵庫屋花妻」は、左上の「兵庫髷+矢+花+逆さまの松(つまりツマ)」のダジャレの判じ絵がポイント。→(続

活動期間わずか10か月の謎の絵師・東洲斎写楽の「尾上松助の松下造酒之進」。役者絵の新境地を切り開きましたが、あまりに写実を極めようとして、同時代の役者のファンにとっては「あまり買いたくなかったかもしれない」との説明に納得。→(続

葛飾北斎の「冨嶽三十六景」の「五百らかん寺さざゐどう」。北斎の絵には視線を誘導する効果があえて入れられていて、この絵でも、鑑賞者は最初手前を見ているが、床の板が画面の真ん中に向かって集中しているなどの仕掛けで、奥の小さい富士山に視線が行くようになっているとのこと。→(続

歌川広重の晩年のシリーズ「名所江戸百景」。縦画面の中にどうやって空間を作ろうかと、奥行きだったり、今のドローンのような視点であったりと、工夫されています。それを、人気も不動になった晩年に新しい表現を模索し続けるのが浮世絵師のすごいところと山本さん。→(続

歌川国芳「名誉 右に無敵左り甚五郎」は、仏師左甚五郎が作った様々な仏像が並びます。天保改革で役者絵が禁じられても、浮世絵師はあの手、この手で役者を描こうとしました。国芳は特に反骨精神が強く、幕府をおちょくるような絵も。この仏像の顔は役者で、左甚五郎は国芳の自画像とのことです。

歌舞伎俳優の尾上松也さんがつとめる本展の音声ガイドは、スマホで無料で聞くことができます。会場での機材やイヤホンの貸し出しはありませんので、イヤホンをお忘れなく。

「五大浮世絵師展 ―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳―」 上野の森美術館(東京・上野公園)で5月27日(火)から7月6日(日)まで。会期が1か月強と短めです。ぜひ推しの浮世絵師を探してみてください。詳しくはプレビューで。

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