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今夜の #ETV特集 は 「火垂るの墓と高畑勲と7冊のノート」 アニメ映画「#火垂るの墓 」 高畑監督の没後、7冊の創作ノートが見つかった。 謎の言葉「F清太」、原作には一度しか登場しないドロップ缶の書き込み…。 #清太 と #節子 が生きる姿に込められた監督の思いに迫る。 夜11時 #Eテレ

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『火垂るの墓』の高畑勲監督は、「戦争は悲惨だから反対だ」という単純な話ではなく、日本人が“ずるずる”と戦争に引き込まれていく怖さを何より警戒していました。 9歳のとき、岡山空襲で火の雨の中を逃げ回り、焼け野原と大量の死体を目の当たりにした高畑監督は、「あの恐怖を二度と繰り返してはいけない」と痛感します。 そして戦後60年、日本が大規模な戦争に巻き込まれなかった最大の理由こそ、憲法9条という“歯止め”だったと語りました。 監督が特に恐れていたのは、「国のため」「負けるわけにはいかない」という空気です。 戦前も、多くの日本人は最初から狂っていたわけではなく、“日本に勝ってほしい”という素朴な感情の中で理性を失い、気づけば戦争を止められなくなった。 反対意見は「非国民」と叩かれ、空気に逆らえなくなり、最後は原爆・空襲・玉砕へと突き進んだ――高畑監督はそこを直視していました。 だから彼は、「憲法を現実に合わせる」のではなく、“現実が暴走しないための理想”として9条を残すべきだと訴えます。 理想があるからこそ、人は立ち止まり、「本当にこの方向でいいのか」と考え続けられる。逆に、その歯止めを外せば、日本社会は空気と同調圧力のまま、また“ずるずる”と悪い方向へ流される危険がある――それが高畑勲という戦争体験者の、切実な警告でした。 出典:冊子『熱風』2013年7月号 以下読み上げ

チタロ

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