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【ベッセント「私が胴元」発言。円安は、日本がいろいろやっても終わらない。アメリカの財政の都合で終わる。。】 結論から書きます。 アメリカが円を守るのは、日本のためではなく、自国の借金の利払いを抑えるためです。 ベッセント財務長官の一言が、米メディアで流れました。 「I am the house now」――今や私が胴元だ。キャリーで円売りに賭けるヘッジファンドなどの投資家への警 告です。ふだん円相場に無関心な米国のニュースが、 なぜ今回は比較的大きく扱ったのか。 米国の利払い費は年1兆ドル(約150兆円)を超え、も う国防費より重い。長期金利が上がるほど、この重さは増します。 明日(米国時間)9月10日、米財務省は残存10~20年の 古い国債を最大60億ドル(約9000億円)買い戻します。前回の長期債オペの3倍。FRBがお金を刷るQEとは 別物で、取引しにくい古い国債を引き取り、市場を滑 らかにする債務管理です。でも、これで借金が消えるわけではないです。 円買い支援と国債買い戻し。二つをつなぐのが「米国 の長期金利」です。 日本が円買い介入の資金づくりに外貨準備の米国債を 大量に売る→米国債の価格が下がり→長期金利 が上がり→米国の利払いがさらに膨らむ→米国が円を支 えれば、その売り圧力を減らせる。 日本への協力=米国自身の財政を守ることでもある――これが私の見立て。 アメリカが円を守るのが自国の財政のためなら、円安 が本気で反転するのはアメリカの都合が変わったときだけ。 新NISAでS&Pなど米国株インデックスを持つ方は、その前提で為替を見ててくださいね。 実際、買い戻し発表後も米10年債利回りは一時4.85%台へ。 ニューヨークの私の周りでは、住宅ローン金利が下が らない話ばかりで、売り物件も増えてきました。。 胴元の次の一手を、債券市場も、隣人の住宅ローン も、まだ待っています。

Mimi Yamazaki

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