
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑
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各コマの空間に合わせた 3D素材を配置する方法と仕組み 皆さんはどのように3D素材の配置をしていますか? おそらく素材パレットからドラッグ&ドロップで配置されている方が多いかと思います。これが間違いというわけではないのですが、イラストの場合には問題なくても、漫画の場合にはその後の作業が大変になってしまうことが多くあります。 今日はその原因と対策、仕組みについてお話しします。 1. イラストと漫画の空間の違い (a) イラストの場合 イラストの場合はドラッグ&ドロップでOKです。理由は、1枚の画面に対して1つの空間があり、そこに3D素材を投げ込むことで空間が合致するからです。特殊な例を除き、1枚の絵に対して1つの空間しかないため、この方法で問題ありません。 (b) 漫画の場合 漫画の場合は違います。1ページの中に4コマ、5コマ、6コマとあるわけですから、コマごとに独立した空間が生まれています。それぞれ構図も空間設定も異なるため、ドラッグ&ドロップだけでは対応しきれません。 2. ドラッグ&ドロップで起こる問題 ドラッグ&ドロップで3D素材を配置すると、ページ全体の中心を基準として3D空間の原点(XYZ:0)が作られます。イラストなら画面の中心と3D空間の軸が一致するので扱いやすいのですが、漫画でこれをやると問題が生じます。 (a) コマの中心と3D空間のズレ ページ全体の中心に空間が作られてしまうため、各コマの中心とは全く違う場所に3D空間ができてしまいます。 (b) 操作の不具合 中心が合っていない状態で操作すると「カメラが思ったように動かない」「挙動がぶっ飛ぶ」といったトラブルにつながります。スムーズに操作するためには、まずコマごとの絵の中心と3D空間を合わせる必要があるのです。 3. 解決策 1ページに6コマあるとして、それを30ページ分も手動で調整していくのは非常に手間がかかります。そこで、以下のシンプルな方法を推奨します。 (a) 長方形選択ツールで、一つのコマに見立てて範囲を選択する (b) 「新規レイヤー」メニューから「新規3Dレイヤー」をクリックする こうすることで、選択範囲(コマ)を一つの3D空間として定義できます。そこに3D素材をドラッグ&ドロップすれば、手早くセットアップと配置ができるベースが整います。漫画制作においては、この方法が非常に効率的です。 他にコマ枠フォルダーを使うという方法もあります。お好みで使い分けるとよろしいでしょう。
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑225,157 görüntüleme • 1 ay önce

俯瞰でも縦パースをつけない 二点透視の構図を作る方法と仕組みについて 漫画の表現でよくある「見下ろしている構図だけど高さ方向にはパースがつかない」という、一見矛盾した構図を撮るための手順は以下の通りです。 1. 原理の理解 クリップスタジオの3Dの構図は、カメラだけではなく「カメラ」と「注視点」の2つの関係性によって作られています。この2つを制御することが必要です。 2. 二点透視を作る基本操作 カメラと注視点の高さを一致させることで、二点透視になります。 3. 問題 (a) 高さを一致させたままでは、画面に3D素材が映らないという問題が出てきます。 (b) しかし素材を映そうとしてカメラの角度を変えると、注視点との高さが平行ではなくなるため、縦パースがついてしまいます。 4. 解決の方法 (a) 大凡の構図を決めた後に、カメラと注視点の高さを揃えて二点透視の状態を作ります。 (b) その後に「レンズシフト」機能を使って、映す範囲をずらします。中ボタンドラックは注視点とカメラの関係性を保持したまま構図調整できるので適宜使用。 この手順をとることで、縦のラインを垂直に保ったまま、見下ろしの構図を作ることが可能です。 レンズシフトの下にある「垂直に補正」のボタンを使えば簡単に同様の事ができますが、上記を理解する事で「垂直に補正」の機能はカメラと注視点の位置、レンズシフトYの項目をオートで調整するという機能でもある、ということが理解できます。
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑139,101 görüntüleme • 1 ay önce

《カメラを効率的に操作する方法と仕組み》 今回は「カメラ操作」そのものを 効率化するテクニックをご紹介します。 ・手動でのカメラ操作が非効率な理由 例えば、教室のシーンを想像してみてください。 自席に座っているヒロインのもとへ、登校してきたヒーローが入り口から入ってくる場面です。 このとき「ヒロインの机」を映した後、次に「ヒーローがいる入り口付近」を映すといったカメラの切り替えが発生します。 ここで、カメラをいちいち手動で動かしてヒロインの机に合わせ、その後にまた手動で入り口に合わせる……といった作業を繰り返してはいないでしょうか。これは非常に非効率です。 ・カメラ操作がし辛い原因 なぜでしょうか? それは「そもそも注視点を動かさなければ、注視点は原点(XYZ:0)に固定されたまま」だからです。 カメラには「常に注視点を見る」という特性があります。ヒロインやヒーローを映したいのに注視点がXYZ:0にあればカメラが動かしづらいのは当然といえますし、注視点が映したいもののXYZ座標にあれば映しやすくなります。 ・オブジェクトを「注視」する そこで効率化するための非常に簡単な方法が、キャンバス上の「+」のような形状のボタンで使える「編集対象を注視」という機能です。以前の投稿でお伝えした通り、カメラの構図は「注視点」と「カメラ」の2つの要素で決まります。このボタンを使えば、注視点を対象のオブジェクトに直接埋め込む(移動する)ことができます。 ヒロインのデッサン人形をクリックして「注視 カメラはヒロインを中心に回るようになります。 ヒーローのデッサン人形をクリックして「注視」 カメラはヒーローを中心に回るようになります。 この機能を活用して注視点を適切に設定することで、構図の決定は格段にスムーズになります。
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑56,509 görüntüleme • 1 ay önce

オブジェクトの可視・不可視を使わずに 壁を消す方法と仕組み 多くの背景用3D素材には壁があり、ツール詳細から壁のオブジェクトを探して可視・不可視を切り替えることが多いのではないでしょうか。 時間に余裕があるときはそれほどストレスにならないかもしれませんが、忙しいときには他の作業を圧迫してしまいます。オブジェクトを探したり、可視不可視を設定する時間を極力短くする方法をお伝えします。 設定の手順 1. ツール詳細にある「環境設定」から「レンダリング設定」をクリックします。 2. レンダリング設定画面の左下にある「3Dレイヤーの設定:クリッピングプレーン」を確認します。 3. 「カメラリセット時に自動設定」という項目のチェックボックスを外してください。 これで「Near(ニア)プレーン」と「Far(ファー)プレーン」が設定できるようになります。ここの数値の単位はセンチメートル(cm)です。例えば「100」と入力されていれば100cmを指します。 プレーンの考え方 厚みのない透明な板が立っている状態をイメージしてください。 (a) ニアプレーン:カメラの手前にあり、カメラから何cmまでのオブジェクトを消すかを設定します。 (b) ファープレーン:カメラの奥側にあり、カメラから何cm以上先のオブジェクトを消すかを設定します。 例えば、ニアプレーンに「200」、ファープレーンに「4000」と入力すると、「カメラから2mから40mの間にあるオブジェクトしか映さない」という設定になります。 この設定の素晴らしい点は、リアルタイムで影響を与えられることです。一度設定してしまえば、カメラを動かしながら常に手前200cmまでのオブジェクトを消し続けることができます。これにより、手前側の壁や奥側の不要なオブジェクトを効率的に隠せます。 もちろん、この設定は万能ではありません。意図しないところで表示が切れたり、挙動が変わったりする場合もあります。しかし、最初から力技で壁を消して回るよりも、まずはここでしっかり設定を行うことで、不要な可視・不可視の切り替え作業を大幅に減らせるはずです。 ニアプレーンとファープレーンを活用してみて、どうしても調整が難しいと感じたときに初めて個別のオブジェクト設定に着手する。そうすることで、時間をより有効に使えるようになります。
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑35,881 görüntüleme • 1 ay önce

3D素材で自由に構図を決める為に 絶対必要なカメラの仕組み 3D素材を使っている時に「構図が決まらない」「挙動がおかしい」「うまく動かない」と悩む方は多いですよね。今回は、Clip Studioの3D空間でカメラがどう動いているのか、その仕組みを分かりやすく解説します。 ここを理解すれば、構図を自由自在に操れるようになります! 【なぜカメラがうまく動かないのか?】 原因は大きく分けて2つあります。 1.漫画のコマと空間が一致していない (1ページ内に複数の空間が存在するため) 2.カメラの挙動を理解していない 今回は、特に重要な「2. カメラの挙動」に絞ってお話しします。1に関しては他の投稿にまとめましたのでご確認ください。 【隠れたカメラを確認する方法】 実は、クリスタのキャンバス上にはカメラ自体は表示されません。何故ならばキャンバス(現行)上での3Dビューはカメラそのものの視点に他ならないからです。客観的にカメラの位置や挙動を確認するには「4面図」のウィンドウを使いましょう。 4面図の出し方: [ウィンドウ] > [4面図] を選択 ポイント: ここで3Dビューを動かしても、原稿には即座に反映されません(反映ボタンを押すまで独立した確認画面として使えますが必要でない場合には使わなくて大丈夫です)。 【構図を決める「2つのアイコン」】 4面図のウィンドウを出した後「ツール詳細」のカメラをクリックすると、4面図に2つのアイコン(カメラ、注視点)が現れます。 現れない場合は、右ボタンドラックでズームアウトするか、ツール詳細でカメラ以外の環境光などを選択したのちにカメラをクリック、選択状態にしてください。 カメラアイコン 注視点(緑色の玉) ここが最重要ポイントです。クリスタのカメラは単体で動いているのではなく、「カメラは必ずこの緑色の玉(注視点)を見る」というルールで動いています。 【よくある勘違い】 「カメラは3D素材を見ている」と思われがちですが、違います。カメラが見ているのは、あくまで「緑色の玉(注視点)」です。カメラを移動させても、視線はずっと緑色の玉を追いかけます。緑色の玉を動かすと、それに合わせてカメラの向き(回転)が変わります。 特殊なルール:カメラの回転 基本は「カメラが注視点を追いかける」のですが、二つ例外があります。 1.カメラの周囲にあるリング(回転)を操作した時は、注視点の方がカメラの向きに合わせて移動します。 2.注視点を移動すると、カメラの回転がそれに追従する 【まとめ】 「構図が決まらない…」という違和感の正体は、カメラと注視点の仕組み、関係性を知らないからです。 しかもツール詳細には「カメラの回転」という項目がないため、この挙動を理解していないと「ちょっと右を向きたいだけなのに、変な動きをする!」と混乱してしまいます。 カメラや注視点がどこにあり、どこを見ているのか。 これらを4面図で確認するクセをつけるだけで、3D素材の扱いやすさは劇的に変わります。ぜひ試してみてください! 4面図は挙動が重くなるので仕組みを理解したら、適宜使用するのが良いと思います。
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑26,146 görüntüleme • 1 ay önce

拡大縮小が2倍速くなる方法 今日のお話は、2D画像の拡大縮小を 2倍速くする方法についてです。 皆さんは普段、どのように画像のサイズを調整していますか? おそらく、画像の隅(端っこ)をドラッグし、対角線上にドラッグして 大きくして・・・・また大きくしてという動作を何度か繰り返しているかと思います。 今回ご紹介するのは、画像を中心に据えたまま拡大縮小ができるようになるTipsです。 この手間が完全になくなるわけではありませんが、作業効率が格段に上がります。 設定方法は非常に簡単です 1. ショートカットキー「Ctrl + T」を押す 2. 「Alt」キーを押しながら拡大縮小の操作を行う ※動画内の画像は3Dレイヤーをラスタライズしたものです これだけで、画像が真ん中を基準に拡大・縮小するようになります。 これまでは対角線上に端を広げていた動きが、この操作一つで完結します。 非常に簡単に拡大縮小ができますので、ぜひ使ってみてください。
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑17,078 görüntüleme • 1 ay önce

3D空間で一点透視の構図を作る方法と仕組み 漫画の構図ではよくある一点透視ですが、3D空間で再現するとなると、割とコツが必要な構図になります。なぜ、一点透視を3D空間で再現するのが難しいかというと、成立させるための条件が多いからです。 【 一点透視を成立させるための4つの条件】 【a.軸の一致】 カメラと注視点のXYZいずれか二つを一致させる 【b.構図の決定】 レンズシフトを使い構図を決める 【c.配置】 カメラと映したいものが正面になること 【d.奥行き調整】 奥行きの調整(圧縮調整)が必要であること 【構図決定と調整のコツ】 構図を決める際には、レンズシフトのXとYの値を調整すること、そして映すモチーフに対してカメラが正面を向いている必要があります。 また、絵として調和をとるためには、いわゆる「奥行きの圧縮」を行い、奥行きの見え方を微調整する必要があります。 奥行きの見た目を調整する際には、パースの値を調整してください。「連動してカメラを前進・後退」のチェックボックスは、オンにする必要があります。 この手順を取る事で、1点透視の構図を作る事が可能です。 無限遠の定規に設定して3Dを配置しようとしても、3D空間と連動しないことは覚えておくと良いでしょう。
漫画用3D承ります|マンガ3Dラボ|脇﨑12,983 görüntüleme • 1 ay önce
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