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道民の人@『日本遠国紀行』(笠間書院)全国書店で発売中

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日本各地を旅して鄙びた風景、不思議な伝承など「消えゆく物事」「人の生きた記憶」を記録して生きてます。歴史/街並/建築/廃墟/旅館/民俗/博物学/稀にポトレ 主な著作『日本遠国紀行』(2025年 笠間書院) 画像本文転載・生成AI学習お断り 原稿等依頼・連絡はDM/メールへ:[email protected]

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こうも秋の寂しさにヤられているとどうも去年の今頃に秋田県男鹿半島で見た「理想の秋」を思い出してしまう。あれは本当にいい秋だった。完璧な本物の秋だった。秋田には今も本物の秋があるんだ…

こうも秋の寂しさにヤられているとどうも去年の今頃に秋田県男鹿半島で見た「理想の秋」を思い出してしまう。あれは本当にいい秋だった。完璧な本物の秋だった。秋田には今も本物の秋があるんだ…

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津軽平野で「青森県」にも「リンゴ」にも見えるデザインの欄干見かけたんだけど、これ作った人天才やろ。

津軽平野で「青森県」にも「リンゴ」にも見えるデザインの欄干見かけたんだけど、これ作った人天才やろ。

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秋の男鹿半島まで来てみたが想像以上に「秋」だった。ここには「理想の秋」が広がってる…

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752,090 views

体が治ったら、またこの翡翠ような山の光に満ちた温泉宿に行きたい。東北の山の奥の奥の、いまだガスランプしか照明がない翡翠色の空間に…。

体が治ったら、またこの翡翠ような山の光に満ちた温泉宿に行きたい。東北の山の奥の奥の、いまだガスランプしか照明がない翡翠色の空間に…。

573,729 views

私が住んだのは、まるで秋田の「秋」の字をそのままこの世に写したような県北部の農村だった。地元の人たちは稲刈りに稲架掛けに、忙しい毎日だったが、近所同士足りない人手を助け合って暮らしていた。 私は彼らの仕事の手伝いをしたり、資格取得の勉強をしたり、秋田で気になっていた風習や風景を調べたりの秋を、1ヶ月弱にわたって続けた。 私たちはよく近くの温泉へ行った。集落で管理している共同浴場は、いつも10人くらいのお年寄りと孫らしい子供たちがいて、今日一日あったことなかったことを耳馴染みのある北東北の訛りにのせて、澄んだ温泉の注がれる湯壺に響かせていた。帰ると食卓には一昨日収穫を手伝った栗ご飯だの、山で採れたサワモダシ(ナラタケ)の味噌汁が並んでいて、本当に楽しい暮らしだった。 思い返せば、あの令和7年秋のクマ騒ぎの中をみんな必死になって生き抜いたのだ。

私が住んだのは、まるで秋田の「秋」の字をそのままこの世に写したような県北部の農村だった。地元の人たちは稲刈りに稲架掛けに、忙しい毎日だったが、近所同士足りない人手を助け合って暮らしていた。 私は彼らの仕事の手伝いをしたり、資格取得の勉強をしたり、秋田で気になっていた風習や風景を調べたりの秋を、1ヶ月弱にわたって続けた。 私たちはよく近くの温泉へ行った。集落で管理している共同浴場は、いつも10人くらいのお年寄りと孫らしい子供たちがいて、今日一日あったことなかったことを耳馴染みのある北東北の訛りにのせて、澄んだ温泉の注がれる湯壺に響かせていた。帰ると食卓には一昨日収穫を手伝った栗ご飯だの、山で採れたサワモダシ(ナラタケ)の味噌汁が並んでいて、本当に楽しい暮らしだった。 思い返せば、あの令和7年秋のクマ騒ぎの中をみんな必死になって生き抜いたのだ。

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九州北部の特定の神社で、それも節分の頃にだけ現れる光景がだいぶ和ホラーで良いんだ。夕闇にいつまでも家に帰らないとな、おたふくサンが出るぞ…

九州北部の特定の神社で、それも節分の頃にだけ現れる光景がだいぶ和ホラーで良いんだ。夕闇にいつまでも家に帰らないとな、おたふくサンが出るぞ…

161,489 views

新潟県は国内では珍しく石油が産出する油田地帯。かつて「石油王の村」と呼ばれた新潟市秋葉区は山の中にぼつねんと現れる金津集落、その小川には周辺の地層から滲み出し続ける石油が浮いて虹色に輝いている。

新潟県は国内では珍しく石油が産出する油田地帯。かつて「石油王の村」と呼ばれた新潟市秋葉区は山の中にぼつねんと現れる金津集落、その小川には周辺の地層から滲み出し続ける石油が浮いて虹色に輝いている。

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瀬戸内海や深い入江の湾の良さは、海のすぐ目の前が海の建物が普通にあることだと思ってる。尾道で泊まった老舗旅館で朝窓開けたらめちゃくちゃ海の真ん前で波の音や船のエンジン音が聞こえて泣けたわ…

瀬戸内海や深い入江の湾の良さは、海のすぐ目の前が海の建物が普通にあることだと思ってる。尾道で泊まった老舗旅館で朝窓開けたらめちゃくちゃ海の真ん前で波の音や船のエンジン音が聞こえて泣けたわ…

28,265 views

お盆の時期に訪ねた思い出の風景がある。山形県と秋田県の県境あたりでは砂浜から地下水が湧き出している場所が多い。鳥海山の伏流水が何十年と地下を進み、やがて海の目の前でついに地表へ辿り着いたのがこれだ。 この地域の人々は、先祖の魂は海の向こうにいて盆になると海から帰ってきて、盆が終わればまた海の向こうへ帰ると言う。水はいつか海へ出て、そして陸へ帰ってくる… 盆の季節に訪ねて正解だったかもしれない。そんな風景だった。

お盆の時期に訪ねた思い出の風景がある。山形県と秋田県の県境あたりでは砂浜から地下水が湧き出している場所が多い。鳥海山の伏流水が何十年と地下を進み、やがて海の目の前でついに地表へ辿り着いたのがこれだ。 この地域の人々は、先祖の魂は海の向こうにいて盆になると海から帰ってきて、盆が終わればまた海の向こうへ帰ると言う。水はいつか海へ出て、そして陸へ帰ってくる… 盆の季節に訪ねて正解だったかもしれない。そんな風景だった。

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静養中に岩手県の雪の山村を訪ねていた。村唯一の土建屋さんにお邪魔させていただくと庭でシカを飼っていて驚いた。6年前、仔鹿の頃に保護して以来、保健所に届けて飼育しているそうで、毎日のブラッシングのおかげで毛並みはツヤツヤ、家を空ける時は寂しがって鳴くという。シカってこんな懐くんだ…

静養中に岩手県の雪の山村を訪ねていた。村唯一の土建屋さんにお邪魔させていただくと庭でシカを飼っていて驚いた。6年前、仔鹿の頃に保護して以来、保健所に届けて飼育しているそうで、毎日のブラッシングのおかげで毛並みはツヤツヤ、家を空ける時は寂しがって鳴くという。シカってこんな懐くんだ…

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無限のススキの海、これこそが秋だ。理想の秋だ…。 男鹿半島は行くたびに「ここは観光地としてあまりにも過小評価されている…」と思ってしまう。それくらいあらゆる場所が良い。良すぎる…

無限のススキの海、これこそが秋だ。理想の秋だ…。 男鹿半島は行くたびに「ここは観光地としてあまりにも過小評価されている…」と思ってしまう。それくらいあらゆる場所が良い。良すぎる…

13,875 views

4日の紀伊山地彷徨の先に辿り着いた熊野灘の港町が水きれいすぎて私はもう語彙力が消え去ってしまったよ…。青さ思い出せばまた見えたまた見えた(初心)

4日の紀伊山地彷徨の先に辿り着いた熊野灘の港町が水きれいすぎて私はもう語彙力が消え去ってしまったよ…。青さ思い出せばまた見えたまた見えた(初心)

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夏の奥三河、陽も暮れかけた夕刻。イヌマキの下に並んだ石塔石仏に蝋燭が灯され、和尚さんが集落の人々とともに『祇園牛頭天王縁起』なるお経を静かに唱える。苦難と流浪の旅を続けた牛頭天王の物語だ。 蝉の声と鈴の音に、経文が朗々と響く。「蘇民将来は必ず栄え、巨旦長者は必ず亡ぶべし」…

夏の奥三河、陽も暮れかけた夕刻。イヌマキの下に並んだ石塔石仏に蝋燭が灯され、和尚さんが集落の人々とともに『祇園牛頭天王縁起』なるお経を静かに唱える。苦難と流浪の旅を続けた牛頭天王の物語だ。 蝉の声と鈴の音に、経文が朗々と響く。「蘇民将来は必ず栄え、巨旦長者は必ず亡ぶべし」…

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晩夏の新潟旅の思い出や聞き取り記録をようやくまとめ終わったのだが写真や動画を見返し続けたおかげで今になってまた泣きそう。私には夏の終わりの時間と、旅という遠回しな自傷が必要なんだ。必要…なんだ。

晩夏の新潟旅の思い出や聞き取り記録をようやくまとめ終わったのだが写真や動画を見返し続けたおかげで今になってまた泣きそう。私には夏の終わりの時間と、旅という遠回しな自傷が必要なんだ。必要…なんだ。

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