
イラマチ男★タコ蔵
@realmad_penis • 5,272 subscribers
年間150軒以上を10年食べ歩いてる正真正銘の鮨ジャンキー。江戸前鮨について私の右に出る者はいません。フォローすると 江戸前鮨の知識が勝手に増えて、恋愛偏差値まで上がるアカウント。 グランメゾンからストリートのゴミまで食べるビフ。 タトゥーとHIPHOPと人間ドラマが主食。 DM歓迎
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すぐ消す。 正直、予約が埋まってしまう未来を想像して、 投稿するかどうか本気で迷った。 ジリジリとストリートの壁におでこを擦り上げ、コンクリの冷たさで思考を冷やしながら長考した。 私利私欲だけで生きるなら、 この店は誰にも教えず、独り占めして終わりだ。親方が力尽きるまで、仕入れた鶏を黙ってかっくらうだけでいい。 だが、価値を“共有する瞬間”そのものに、 確かな幸福を感じてしまう。 そういう厄介な人間でもある。 だから、書く。 そして、すぐ消す。 ここ2〜3年でオープンした焼鳥屋の中でも、 技術だけを基準に語るなら、 頭ひとつどころか 完全に“別の次元”にいると断言できる。 ちなみに先に言っておく。 焼鳥は全国各地、 名が挙がる店はだいたい全部食べた。 焼き鳥屋の娘とも付き合ったし、 行きずりの女とも、 何度も理由を作って足を運んだ。 レディボーイを連れて行った夜もある。 その程度には、 この世界をむしゃぶりつくしてる。 東京は焼鳥屋が飽和している。 コスパ、映え、物語性。 マーケティングに全振りした店は星の数ほどある。 だが、技術と素材だけで真正面から殴ってくる店は驚くほど少ない。 名のある名店での修行歴? 正直、それだけなら珍しくもない。 だが、口いっぱいに法張らせるあのポーション。 肉の密度、熱の入れ方。 「こんな焼鳥、体験したことがない」と 脳が即座に判断する一串。 これは、この店だけの領域だ。 ここまで読んだ戦士たちは、 「はいはい、またクソ高い焼鳥屋ね」 と、少し斜に構えているだろう。 安心してほしい。 この店のおまかせは—— 5,000円と7,000円の二択。 この内容、この完成度。 銀座なら軽く3万。 バンコクなら14万8000円でも不思議じゃない。それを、この価格で出してくる。 焼鳥の新時代という言葉は、 だいたい大げさに使われる。 だがこれは違う。 現世で、確かに更新が起きている。 この店名を知りたい人のみ、 いいねと再投稿とフォローをして欲しい。 だからこの話は、 グループLINEで回す類のものじゃない。 「今度行こうよ」と 軽く言える案件でもない。 いいねボタンを押すなら、 家族、友達、恋人がいない時にしてほしい。 リビングでも、食卓でもない。 「何それ?」と聞かれる距離に この話を置くのは、まだ早い。 一人きりの夜。 誰にも覗かれない画面。 説明責任が発生しない時間帯。 そこで、静かに押す。 音は立てなくていい。 誇る必要も、共有する義務もない。 なお、 そのいいねは 徳として積まれるか、 半分くらいの確率で うんこが落ちてくるか、 どちらかだ。 それでも押せたなら、 同じ側のにんげんだ。
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