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80年代のマイルス・デイヴィスはポップな方向に向かったので好きになれない人は少なくないと思われるが、 マイク・スターンとジョン・スコフィールドが居た1983年のバンドは是非聴いてほしい。 1983年グラミーでの演奏。 マイルス曰く"チープなギル(エヴァンス)のサウンド"らしいシンセの被せ方が堪らなく気持ち良い。

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マイルスは80年代にロック/ポップ・フィールドのアーティストのいくつかのレコーディングにゲスト参加しています。TOTOが1986年に発表したアルバム『ファーレンハイト』に収録の「ドント・ストップ・ミー・ナウ」もその1曲。 マイルスはマイケル・ジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」をカバーしていますが、この曲の作曲はスティーヴ・ポーカロ。マイケルのオリジナル・バージョンには、デヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ等が参加、殆どTOTOがバックと言ってもおかしくありません。マイルスはこの曲のシンセサイザーのサウンドにとても興味があったようで、その音作りについて質問したいということでデヴィッド・ペイチの家を訪問します。その際にペイチが「ドント・ストップ・ミー・ナウ」をピアノで弾いて聴かせたところ、マイルスが気に入り参加が決まったとのこと。 マイルスはTOTOのサウンドをお気に召したようで、後にスティーヴ・ルカサーはマイルスからバンドに誘われたこと明かしています。マイルスにその理由を聞いたところ、「君のロックン・ロールが気に入ったからだ」。TOTOを抜けるわけにはいかないので、ルカサーは敬意をもってお断りしたそうです。 「ドント・ストップ・ミー・ナウ」は言うなればTOTOをバックに従えたマイルスの演奏とも言えます。マイルスはジョン・マクラフリンやピート・コージー等錚々たるギタリストと組んで来ましたが、ルカサーがマイルス・バンドに加入したら一体どんなサウンドになっていたのか、興味深いところです。 ♫ Don’t Stop Me Now / TOTO (アルバム『Fahrenheit』収録)

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