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9月は「ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産(1999)」がゲーセンで稼動してから26周年。ジョジョ第3部の格闘ゲーム第2弾。開発元はカプコン。格ゲーへ遊びやすく落とし込み、細かな演出など原作愛に溢れた素晴らしいキャラゲー。おすすめ

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『ジョジョの奇妙な冒険』に、明確な弱点があります。 その弱点を踏まえて、私なりの結論を出しました。これが私の答えです。 長文です。読みづらい方は動画でどうぞ⏬ 『ジョジョの奇妙な冒険』は、ただの人気漫画ではありません。 漫画という表現そのものを、拡張し続けてきた作品です。 1987年に始まり、いまも第9部『The JOJOLands』へと続いている。 ここまで長く続いて、なお古びない作品は、本当に珍しい。 では、なぜジョジョはここまで人を熱狂させるのか。 一番大きいのは、作品全体に流れる”美学”です。 ジョジョの登場人物は、ただ強いだけじゃない。 立ち方、セリフ、服装、表情、戦い方。 その全てが、異常に濃い。 主人公が変わるたびに、作品の空気まで変わる。 普通ならこれはリスクです。 でもジョジョは、その変化そのものを魅力にしている。 もうひとつが、第3部から本格化する、 ”スタンド”です。 これは単なる超能力ではありません。 強いから勝つ、速いから勝つ、という単純なバトルではない。 相手の能力をどう見抜くか。条件をどう利用するか。 限られたルールの中で、どう逆転するか。 肉体のバトルでありながら、同時に頭脳戦。 ここが、他のバトル漫画と決定的に違う。 そしてセリフ。 「だが断る」「無駄無駄」「やれやれだぜ」。 日常では絶対に言わない。 でも一度聞いたら、忘れられない。 言葉そのものが、ポーズを取っている。 だからジョジョは、読むというより”浴びる”作品です。 ここからは、弱点も話します。 まず、クセが強すぎる。 絵柄、セリフ回し、擬音、ポージング、展開の飛躍。 初見だと「何を見せられているんだ?」と感じる瞬間が、確実にある。 特に序盤の第1部は、今のテンポに慣れた人には重く映る。 次に、部によって評価が割れる。 第3部の分かりやすい冒険譚。 第4部の、日常と異常が混ざる空気。 第5部のギャングドラマ。 第7部を最高傑作と推す声。 ファン同士でも「どの部が最高か」で永遠に揉めます。 全員が同じ場所を好きになる作品ではない。 そして、あらすじでは面白さが伝わらない。 「血統を巡る物語」「スタンドで戦う」「奇妙な冒険」。 どれも間違っていないけど、どれも核心じゃない。 ジョジョの本質は、物語の筋ではなく、その世界が持つ”異様な説得力”にある。 変なのに格好いい。意味が分からないのに痺れる。 ありえない展開なのに、なぜか納得してしまう。 この感覚を受け入れられるかどうかで、評価が大きく分かれます。 では、最終的にジョジョは何がすごいのか。 私は、“変わり続けているのに、ずっとジョジョであること”だと思います。 主人公が変わる。時代が変わる。舞台も、能力体系も変わる。 それでも、読めば一瞬で分かる。 これはジョジョだ、と。 荒木飛呂彦という作家にしか出せない、唯一無二の味です。 万人向けではない。 クセも強い。説明もしづらい。 部によって、合う合わないもある。 それでも、一度刺さった人間を、一生離さない。 それが『ジョジョの奇妙な冒険』です。 あなたの”最高のジョジョ”は、何部ですか。 第3部? 第4部? 第5部? それとも第7部? コメントで教えてください。

榊󠄀原清一 / 人財版 令和の虎 主宰

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