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マスクを着用すると口呼吸になります。大人でも同様です。これはマスクの圧損が原因。 マスクで酸素が不足すると、呼吸が大きくなりますが、マスク濾材の想定の処理圧力を超えてしまう為、マスク濾材は穴のないポリエチレンフィルムのように通気しなくなります。 こうなると息苦しくなり、より強く吸い込める口での呼吸になります。逆に呼気は、すべて隙間から出ていきます。(マスクがペコペコする状態がこれにあたります) 通常呼吸では、ほとんど隙間から出入りし、大きな呼吸時は、吸気時酸素の取入れを阻害し、呼気をほとんど隙間から排出してしまう。これが耳掛けゴム構造のマスクの、呼吸濾過に対しての最大の欠陥です。

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トリコモナス症から生還したオカメインコさん 「昨日お迎えしたのですが、今朝からご飯を全く食べずに元気がないんです」 来院されたオカメインコさんは、とまり木に止まることもできず、カゴの底で大きく口を開け、ヒューヒューという音を立てて肩で息(努力性呼吸)をしていました。 動画にある通り、口を大きく開けて、全身で空気を吸い込もうとする姿は、非常に危険な状態であることを物語っていました。 検査の結果、喉の奥から検出されたのは「トリコモナス」という寄生虫(原虫)でした。 この寄生虫はそのうと食道で主に寄生しているのですが、オカメインコさんの免疫力が極端に低下し、重症化すると喉や気管など呼吸器にまで侵入し、気道を塞ぎかけて、今回のような呼吸困難を呈することがあります。 一刻の猶予も許されないため、すぐにICUで高濃度酸素ので呼吸を楽にし体力を温存させ、駆虫剤の投与、強制給餌と補液を行いました。 入院当初はスタッフの誰もがお世話をすることでオカメインコさんに負担をかけてしまうのが躊躇されるくらい危険な状態でした。 入院から3日目、酸素室越しに見える彼の瞳に力が戻ってきました。 4日目には、スタッフの手から粟玉を食べようとする仕草を見せ、あんなに苦しそうに開口呼吸をしていたのが嘘のように元気になってくれました。 鳥さんは本能的に体調不良を隠す生き物です。しかし、呼吸の異常だけは隠し通せません。 口をパクパク開けて呼吸している、呼吸に合わせて尾羽が上下に振れている(テイルボビング)、「ヒューヒュー」「プチプチ」と音が聞こえるなど何かしらのサインの可能性があります。 もし、動画のような様子が少しでも見られたら、迷わず当院へご相談ください。 小さな命の「苦しい」というサインに、私たちは全力で向き合います。 今回の症例のように、早期発見と適切なICU管理が命を救う鍵となります。 #まさの森・動物病院

まさの森・動物病院

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「苦しそうに目を閉じて、ゼーゼーと息をしている……」 「ケッケッと咳のような音を出している……」 「真っ暗にすることがスイッチ」となってこの様な症状が出る病気があるのをご存知ですか? 実はその症状、単なる風邪ではなく、「ヨウ素欠乏」による甲状腺の腫れが原因かもしれません。 なぜ喉が腫れてしまうの? 小鳥の甲状腺は、気管のすぐそばにあります。 甲状腺ホルモンを作るために不可欠な「ヨウ素」が不足すると、体は必死にホルモンを補おうとして甲状腺を肥大化させます。すると、大きくなった甲状腺が隣接する気管を物理的に圧迫し、喘息で気管が狭くなって呼吸がしづらくなってしまいます。 なぜ「ヨウ素」が足りなくなるのか 学術的なデータでも、セキセイインコや文鳥など、シード(種子)主体の食事を続けている鳥さんは、慢性的なヨウ素欠乏に陥りやすいことが証明されています。 特にセキセイインコさんは、遺伝的にヨウ素の要求量が高く、代謝異常を起こしやすい性質があるため、特に注意が必要です。 「ヨウ素」ってどうやって摂取するの? ヨウ素はシードから摂取することが難しいため、当院から発売されている総合ビタミン剤や市販の鳥類用のビタミン剤などを使用することで補うことが出来ます。 鳥さんは体調不良を限界まで隠します。以下のサインが見られたら、すでに病気が進行している可能性があります。 呼吸のたびに「チッチッ」「ゼーゼー」などの音がする 尾羽が呼吸に合わせて上下に大きく揺れている(テイルボビング) 咳をする、声がかすれる、あるいは声が出なくなった 目をつぶってじっとしている時間が明らかに長くなった 「こんなに苦しそうでも、治るのかな?」と不安に思うかもしれません。 ですが、適切な診断と早期治療を行えば、最後の動画ように、元気な姿を取り戻すことは十分可能です。 当院では、ヨウ素製剤の投与や、その子の体質に合わせた食事改善指導など、専門的なアプローチを行っています。 鳥たちの病気の進行は、私たちが想像するよりも遥かに早いです。「様子を見よう」としている間に、状態が急変してしまうことも珍しくありません。 もし少しでも「呼吸の音が変かも?」という違和感を覚えたら、迷わずすぐに受診してください。 直接の来院を迷われる場合は、呼吸の様子を動画に撮り、LINEで送っていただく形でも構いません。 「うちの子の食事、これで大丈夫?」という栄養相談も承っております。 小さな家族の苦しそうな呼吸を、一刻も早く取り除いてあげましょう。健やかな毎日を一緒に守るために、私たちが全力でサポートいたします。 #まさの森動物病院

まさの森・動物病院

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リップロールに代わるエクササイズとして、「th唱」を紹介しておきたい。 リップロールは、科学的にも裏付けのある優れたウォームアップだ。 ただし、人によってはこれが難しい。 唇を振るわせること自体に意識が向きすぎて、呼気の調整にならない場合もある。 その状態で続けても、時間のロスになりやすい。 そこで代替として使えるのが「th唱」だ。 やり方は単純で、英語の th の発音のように、舌先を軽く歯で挟み、そのまま th〜 と低めの声で伸ばす。 この発声では、呼気が一定でないと摩擦音が維持できないため、自然と呼気圧が整う。 同時に声帯振動も穏やかに始まるので、ウォームアップとして使いやすい。 さらに、この発声は喉頭周囲の過剰な緊張が出にくい。 呼気を保ったまま発声するため、呼吸路に無理な閉鎖が起きにくく、結果として呼吸の通りも安定しやすい。 技術的にも難しくない。 舌先を上の歯と下の歯の間に軽く出して、呼気を一定に保ちながら声を乗せるだけだ。 呼気圧を少し変えるだけで、発声の条件も簡単に調整できる。 リップロールがうまく出来ない人は、無理にそれにこだわる必要はない。 呼気圧を整え、穏やかに声帯振動を始めることが出来れば、目的は達成できる。 「th唱」は、そのための実用的な方法の一つだ。 やり方は動画で見た方が分かりやすいと思う。 リップロールが苦手な人は、一度試してみてほしい。

Lord Luther-Hiroshi Ichimura

40,869 views • 5 months ago