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今日は、朝から渋谷HUMAXシネマで『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』を観に来られたお客様をお迎えした。 「おはようございます」で始まり、「行ってらっしゃい」とお見送りする。 ただそれだけのやりとりなのに、この時間が、どうしようもなく愛おしく感じられた。 映画はスクリーンの中で完結するものだと思っていたけれど、本当は、その前後に流れている時間ごと作品なんだろうな。 上映前には、少し緊張した面持ちで劇場に足を運んできた方と挨拶を交わし、上映後には、余韻を抱えたままの言葉を受け取る。 グッズにサインを入れ、 写真を撮り、感想を交換し、 「また必ず会おう」と約束をした。 そこには、 この春から寿司屋をオープン男もいたし、 鬱病と戦っている子もいたし、 「人生の11時代が続いています」というアニメーターもいた。 舞台役者もいたな。 皆、自分の物語を懸命に生きている。 彼らの痛みの一つ一つに寄り添い、 少しでも長い間、そして少しでも大きな声で、エールを贈りたいと思ったけれど、 映画の上映期間が終われば、こうして同じ場所で、同じ時間を共有することができなくなってしまう。 劇場からの帰り道。 今朝の劇場にあった何気ないやりとりが、自分の中で急にかけがえのないものとして立ち上がってきて、気がつけば手放したくなくなっていた。 すぐにスケジュールを調整して、 今週の金曜日と土曜日の朝も、そして日曜日の朝も夜も、再び劇場の入り口に立つことにした。 #渋谷HUMAXシネマ お話しできるのは上映前と上映後の、ほんのわずかな時間だけれど、この「迎えて、送り出す」という時間を、 もう少しだけ続けたい。 「人生の11時台が続いています」と言ったアニメーターの男の子。この投稿、見てるかな? 筆を走らせても走らせても走らせても、なお、前進している実感を掴むことができない。 そんな時間の只中にいると思う。 周囲の連中が眩しく見える一方で、 いまさら自らの選択を疑うには、すでに「引き際」を失っていて、帰り道なんてどこにも見当たらない。 僕はその痛みをよく知っている。 僕も幾度となくその場所に立ち続けてきたし、 今もまた、そこに身を置いている。 だけど、大丈夫。 キミが積み重ねてきた一枚一枚の絵は、 向き合い続けてきた時間は、決して消えることはない。 時計の針は必ず重なるし、12時の鐘は鳴る。 あと少しだよ。 お互い、頑張ろうな。 西野亮廣(キングコング) ▼ 今週末は渋谷HUMAXシネマにいます。 スケジュールは以下の通り。 17日(金)9時の回 18日(土)11時50分の回 19日(日)11時50分の回、20時の回 上映前と上映後の時間を使って、グッズを購入してくださったお客様にサインやら写真やら何やらかんやら対応させてもらいます。 ちなみに、子供へのサインには特別に「モフ」のイラストを入れさせていただきます。... show more
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