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強さのその先へ。#ちゃんみな が映し出す“今の日本の美”。伝統と現代、儚さと意志が交差する『#VOGUEJAPAN』カバーストーリーの舞台裏を解禁。#VogueJapanxChanmina カバーストーリーはこちら: Talent Chanmina Video Director Fabian Parkes Director of Photography Rafael Yuji Matsuura Video Editor Music RED FINGERS Stylist Yoko Miyake Hair Yuta Kitamura Makeup Yuko Nozaki Manicure Naoko Takano Set Design Kurono Produced by HK Productions Interview & text Airi Nakano Acting Executive Editor Sonia Kanazawa...

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【愛知ドビー株式会社様 バーミキュラブランドサイト、ブランドムービー、ECサイト】 ブランド誕生の初期から、クライアントと共に「バーミキュラらしさ」を共通言語化、具現化するクリエイティブ戦略のパートナーとしてブランドをご支援しています。2022年にはECサイトリニューアルのご相談をいただきました。当社はこのタイミングを「バーミキュラはどんなブランドであるべきか」を再定義するタイミングと考え、ブランドサイトのリニューアルも提案。リブランディングやECサイトでの顧客体験の再設計などが同時に進行する大規模プロジェクトとしてスタートしました。 本プロジェクトでは「バーミキュラの幅広い魅力を伝え、ブランドのファンをより増やすにはどうしたら良いのか」が大きな問いでした。そこに対し当社が考えたことは、バーミキュラの「手仕事へのこだわり」があるからこそ、一切の妥協を許さない高品質の製品をつくることができ、リペアプログラムやリクラフトプログラムといったサービスを通じてユーザーに一生寄り添うことができる、ということ。この価値をいかに伝えるかに向き合い続けました。 バーミキュラの「今」を伝えるブランドムービーを軸に、サイトの言葉ひとつ、情報を伝える順番まで、隅々までバーミキュラらしさを感じられるように制作。ECサイトはそのバーミキュラらしさを伝えるユーザーとのタッチポイントとして捉え、ブランドムービーやブランドの裏に流れる思想を伝えるのはもちろん、ARやCGコンテンツも使用しながら、オンラインならではのブランド体験を創出できるようデザインしました。 バーミキュラの世界観を再定義したうえで、すべてのタッチポイントで一貫して表現、ユーザーとブランドの深い関係を体現しています。 --- Client - 愛知ドビー株式会社様 VERMICULAR(バーミキュラ) Creative - 電通+STUDIO DETAILS INC. - Brand site Creative Director:服部 友厚 Director:高城 栄一朗、北川 裕紀乃 Art Director / Designer:小猿 啓太 Designer:福邉 美波 Lead Developer:水澤 志歩 Front-end Developer:杉浦 友紀、岩下 明日海、大島 涼佑、森岡 良介、岩井 玄貴 Movie Production - qomunelab co.,ltd. Director:阿部 友紀子 Producer:小堀 允義 Director of Photography:北村 晋也 Camera Assistant 1st:加来 伯石 Camera Assistant 2nd:鈴木 雄大 Still Photographer:砺波 周平(フリーランス) Photographer Assistant:高地 寛(フリーランス) - ONLINE SHOP Creative Director:服部 友厚 Project Manager:今村 雄一郎(今村統研) Director:北川 裕紀乃、高城 栄一朗 Art Director / Designer:中村 文隆 Designer:福邉 美波 Technical Director:角田 雄人 Lead Developer:阿部 晋也、加藤 北斗 Front-end Developer:杉浦 友紀、大島 涼佑、岩下 明日海、水澤 志歩、神保 侑奈(フリーランス) Back-end Developer:エディプレックス株式会社 CG - LIT design CG Director:松永 崇宏 CG Designer:平原 和馬

STUDIO DETAILS Inc. / スタジオディテイルズ

56,879 views • 2 years ago

新曲RELEASE INFO 🔥🔥 Title: Shiranami Artist: DAG FORCE Produce by erick agarijo Music Video by KIYO SONG & MV LINK ▶️ LINK IN BIO Due to character limitations, Special thanks and the English translation will be shared in the comments. Back Story 「Shiranami(白波)」で探求したテーマは、“無常観”です。 これは、日本人特有の「すべてのものは移り変わる」という感覚であり、日本人の美意識の核心にあるものです。無常観は、和歌や俳句といった日本の詩の中で古くから表現されてきました。 この曲のサビでは、紀貫之が1000年前に詠んだ和歌をサンプリングしています。 「桜花ちりぬる風のなごりには水なき空に 波ぞたちける」 この和歌を口に出して詠んだとき、俺にはこれが、まさに“ラップ”のように感じられ、 和歌や俳句と現代の日本語ラップが地続きであるというインスピレーションが浮かびました。 NYにも桜は咲きますが、日本のように感情的・精神的なレンズを通して見る文化はあまりありません。毎年春になるとNYの各地で桜の木を見つけるのですが、日本のように友人たちと桜を囲んで春の訪れを楽しむ姿がないことに、どこか寂しさを感じていました。 アメリカでは、いまだに日本のイメージは限定的です。かつての「芸者」「忍者」「富士山」が、現代では「アニメ」「寿司」「ラーメン」に置き換わっただけ。100年以上前、画家であり文人の岡倉天心はボストン美術館で日本美術が表面的にしか理解されていないことに苦悩したそうです。彼の名著『茶の本』は、日本の美学の精神性を西洋に伝えた先駆的な試みでした。そしてその試みが、今日の世界中の日本ブームの礎になったことに、とてもに感銘を受けました。 俺は、NYのストリートの現場でどんなに評価されようと「ヒップホップの本場で、誰にも求められていないことをしている日本人ラッパー」という感覚が拭えませんでした。どうしたら、日本語でラップをする自分に胸を晴れるのか、その正当性を表現できるのか、日々考えていました。 そして、当時住んでいたアパートの近くに咲く桜の木々を見ていたときに気がつきました、日本文化の根底に流れるあの感情、無常観こそ、今自分が表現すべきテーマだと。その閃きを与えてくれた桜の写真が、アートワークに選んだ1枚です。 俺たち日本人にとって、桜はただの花ではありません。咲く前の期待、満開の喜び、そしてはかなくも美しい散り際。そこには、まさに「無常」の美しさがあります。この無常感を俺は“Japanese Blues”と呼ぶことにしました。 この楽曲は、村上隆の「スーパーフラット」や、ニューヨークのスタジオで松山智一さんから伺ったお話にもインスピレーションを受けています。特に、松山さんが、ヒップホップのサンプリング技法を現代美術に応用している点に強く共感しました。また、村上隆の「スーパーフラット」の概念に照らし合わせると、和歌のような高尚なファインアートと、日本語ラップのような大衆的なサブカルチャーとの間にある“平面性”を見出すことができます。西洋の文脈を日本的な視点で再構築するアーティストたちの姿に触れたことで、自分自身もそれに挑戦してみようという勇気をもらいました。 先人たちの偉大な作品や試みに敬意を払いながら、俺も何か自分の中に流れる普遍的な感性を表現するチャレンジがしたいと思い、この曲を一つの“スタディ(研究)”として制作しました。 音の面では、Nujabesの系譜をたどるJazzy Hip-HopやLo-Fi Hiphopのサウンドイメージを織り込みながら、“日本的な感情”に根ざしたサウンドを表現してもらいました。100年前に岡倉天心が、新たな文脈を切り開いたように、俺も自らの日本語ラップでこの時代に意味のある何かを残したいと思いました。 作品として、この世界観を完成させてくれたのが、映像作家Kiyomasa Kawasakiによるミュージックビデオです。この映像は楽曲が生まれた街NYで、全編8ミリフィルムで撮影されました。かつて『茶の本』がニューヨークで出版されたように、この映像作品もまた、すべてのインスピレーションに対する最後のオマージュとなっています。 そして最後に、この楽曲をひとつにまとめ上げてくれたのが、世界で活躍する日本人ピアニストTakahiro Izumikawaの天才的なプロダクションです。彼がこのトラックに込めた感情は、言葉では言い表せないほど深く、力強いものでした。 「Shiranami」は、アルバム『IMA』の中核を成す楽曲であり、その中心テーマである「無常」を体現しています。 この作品の制作に関わってくれた全ての方に、心から感謝とリスペクトを送ります。

DAG FORCE

10,917 views • 1 year ago

【ジブリにポケモン、ハローキティも】国賓としてイギリス訪問中の天皇皇后両陛下はロンドンのバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に出席。 チャールズ国王は「日英関係はかつてなく強固に発展しています」と述べた。 チャールズ国王陛下のスピーチ: 天皇皇后両陛下 今宵、両陛下をバッキンガム宮殿にお迎えできることを、私と妻は大変嬉しく思っております。わが英国へ「オカエリナサイ」。 両陛下、私たちのパートナーシップには長い歴史があります。400年以上もの間、日英両国は互いに刺激を与え、互いの経験から学び、いろいろな要素を取り入れたり共有したりしながら、産業や、料理や、文化を豊かにしてきました。私たちの趣味ですら共通のルーツがあります。というのも、19世紀後半、ウォルター・ウェストンを始めとする英国人の登山家たちが、日本で目にした風景に魅了され、日本国内にレクリエーション登山を広める手助けをしたからです。山登りを愛する気持ちは今や多くの英国人と日本人が共有しており、とりわけ個人レベルで言えば、陛下と私自身に当てはまりますね! 日英両国のパートナーシップの核心にあるのは、緊密な友情です。これは、国際ルールとグローバルな制度の重要性に対する相互理解に基づくもので、最も暗い年月をも含んだ歴史の教訓の上に築かれてきました。今日、私たちはこれらの原則がかつてないほど問われる世界に直面しています。私たちが共有している自由、民主主義、法の支配という価値観がこれほど重要になったことはありません。 日英両国のパートナーシップはまた、絶えず成長し、花開き、新たな芽や枝を伸ばし続けていくものでもあります。私たちは他の多くの国とは異なる絆を共有しています。どちらも島国である日英両国は、協力と技術革新の力によって社会のための解決策を改良したり、新たに生み出したりする能力を進歩の拠りどころとしてきました。実際、日英両国の国民は、伝統と革新がどのように結び合って強化し合い、目指す未来を実現していくかについて、理解を共有していると思います。 このことで思い出すのは、1970年に初めて日本を訪れ、大阪で日本初の万国博覧会を見学した時のことです。当時21歳だった私は、そこで目にした技術革新の数々から、東西文明それぞれの伝統を融合し、すべての人々のために科学技術を進歩させていくことの力について強い印象を得たのでした。 あれからさらに4度、日本を訪問し、また長年日本の国民の皆様や企業の皆様と関わってきた私は、両国の経済やビジネスの間に築かれた見事なつながりは、このような同じ理念の上に築かれてきたのだと確信するに至りました。過去50年間、日本からは英国経済へ多大な投資をしていただきました。そして、わが英国が日本企業の力強い成長の場となってきたことを誇りに思います。同時にまた、ますます多くの英国企業が日本に進出するようになっています。 日英両国の優秀な科学者たちもまた、共同で研究や技術に取り組み、地球が直面している最も差し迫った課題の数々に対処しています。私たちが直面している気候変動や自然の危機の深刻さと緊急性は、いくら強調してもしすぎることはありません。今日の世代は、力強さと決意と創造力をもってこの問題に立ち向かうことを、将来世代への責務として負っています。両国の文化には、伝統的に自然を深く敬ってきた歴史がありますが、それを踏まえて、民間部門は重要な役割を担っています。したがって、日英両国の企業が現実的かつ資金調達可能なイニシアチブを創造する最前線に立ち、また、日英両国の研究者が地球環境の理解と保護に取り組みつつ、名誉あるブループラネット賞や日本国際賞を数多く受賞していることは、大変喜ばしいことだと思います。 さらに日英両国は共通の安全保障のために、かってないほど緊密に協力しています。両国の軍隊は高度なレベルで演習を行い、専門知識を共有し、世界の平和と安全保障に永続的なコミットメントを表明した2つの大国としてふさわしい振舞いをしています。エネルギー、自然環境から、サプライチェーン、半導体に至るまで、そして、サイバーセキュリティや持続可能な食糧供給から、防衛と産業界の協同に至るまで、日英両国の政府は安定した世界を将来世代に残していくために協力しています。 このような共通の努力のすべてを支えているのは、地理的な隔たりを乗り越えた日英両国民間の永続的な絆です。そして、それは単にお茶を楽しんだり、天気の話をしたりすることだけを意味しているわけではありません! 天皇皇后両陛下、私は40年近く前、日本の国会で演説をさせていただきました。その際、日英両国が文化的な交流を増やし、それによって私たちの創造性を豊かにしていきたいとの強い願いを表明しました。現在、両国間で驚くほど多種多様な文化交流や共同制作がますます盛んに行われているのを目にし、どれほど励まされる思いであるか言葉に表せません。ちょうど本日、日本の神奈川県民ホールでは、サー・アントニオ・パッパーノ率いるロイヤル・オペラ・ハウスのメンバー130人が公演を行いました。一方、スタジオジブリのアニメは世界中の観客を楽しませ続け、今年初めには宮崎駿監の素晴らしい『君たちはどう生きるか』がアカデミー賞を受賞しました。今晩、ロンドンの劇場、ロンドン・コロセウムでは、『千と千尋の神隠し』の舞台が満席の観客を前に上演されます。 これと同じく、日本文化のシンボル的な存在の背景に英国の物語があると知るのも嬉しいことです。おそらくここで、今年50歳になる、ある方について取り上げるのもお許しいただけるかと思います。彼女はロンドンの郊外で双子の妹と一緒に育ち、自らの力で起業家となり何十億ドルもの富を築いたうえ、UNICEFの子供大使にもなりました。この方、ハローキティのお誕生日を、ぜひお祝いしたいと思います! 現在、いまだかつてないほど大勢の若者が、日英両国にある世界一流の教育機関に留学し、生活しながら学んでいます。天皇皇后両陛下を始めとして、皇族の多くの方々が英国の大学を留学先に選ばれてきたことを大変光栄に感じております。天皇陛下はオックスフォード大学に留学した時のご経験を素晴らしい回想録に書き残されており、また、私自身もオペラ鑑賞やフライフィッシングをご一緒にしましたのでよく覚えておりますが、このように海外で過ごすという機会は、生涯にわたる友情と思い出を育みます。ところでフィッシングについて言えば、残念ながら、最近はあまり成果が上がっていないとご報告しなければなりません。あのポケモンの名セリフ、「全部ゲットだぜ!」は、私の孫たちにはぴったりくるかもしれませんが、私自身にはちょっと高望みかもしれませんね。 両陛下、1613年に徳川家康公は、私の先祖であるジェームズ1世にこう書き送りました。「雲と潮により何千里も隔てられてはいても、我々の領土はまるで互いに近接しているかのようです」と。あれから400年以上経った今でも、この思いは私たちの友情の中心に生き続けています。 そのようなわけで、心からの親しみと、明るく前向きな気持ちをもって、私は天皇皇后両陛下と日本国民の皆様に、そして日英関係のこれからの400年のために乾杯を捧げます。カンパイ! 動画は英語です

Mi2

1,029,678 views • 2 years ago

1月11日から能登半島を再度訪問。 福祉避難所についてのリポートは → 本日は今回の災害に関わる支援者などから 輪島で聞いた声をお伝えする。 -- Q 能登半島は初めて? A 5月にここで震度6強の大きい地震があった。 その支援に入ってた。 その時のつながりで連絡もらって 何とかして行きますって、きた感じです。 Q 寝泊まりは? A レンタカーの軽自動車で車中泊。 Q こちらでの活動は? A 熊本の地震の時も避難所運営に関わったりしたので、 そういったお手伝いを。 今回これから応援でくる行政の職員さんは当然 避難所の運営の経験ない人たちが多いからシェアしていくことになると思う。 Q こちらで見た避難所の運営はどういうものでしたか。 A 今は急性期なんで混乱してる。 ご飯もないけど、これから避難所生活は長期化する。 元の生活に戻していく目標なので長期で進めることになる。 今いわゆる関連死につながる可能性がすごい高い。 見られました? 体育館とかの避難所。 これだけ寒いしホコリっぽい。 土足厳禁になったのは数日前という避難所もある。 地べたで寝るとものすごい寒いので、底上げしないと。 ダンボールベットだと、床から40cmくらい底上げできて寒さも違うし、 床に直接寝てた時よりも、埃を吸い込まなくて済む。 おじいちゃん、おばあちゃんとか膝の調子の良くない人は、 地面に座った状態から立ち上がるの辛いじゃないですか。 やっぱりベッドぐらいの高さだと楽になるし、 座りやすいからトイレにも行きやすくなる。 その先は間仕切りも含めてやっていくことで その避難所の衛生環境を保つ、ってことなんですけど、 そういったところを一つずつ関わる職員さんたちに、 このフェーズはこうやっていこう、このフェーズでは、 と伝えていく役割をやっていきます。 Q 総務省が440人ほど地方自治体からの応援を 能登半島に派遣しているという話ですけど、 増強されている感じはありますか? A 応援が一番増えたのは今週、 というか昨日、おとといから派遣チームが一気に増えてきた感覚。 Q 彼らの対応能力は? A 対応能力っていうか、ルーキーは多めだったりする訳ですけど、 今のところまだそういうことは分からない状態ですかね。 もちろんルーキーでない方もいます。 人数を多く出せるのは、力のある都道府県とか、政令市。 人数がいるところじゃないと多く出せないでしょうね。 被災経験があって、ノウハウある人が 大人数送り込まれている訳ではないと思います。 Q 大変なことは? A 一番しんどいのは当然ですが、 被災自治体の職員さん達が被災してること。 避難者として避難してる人が避難所運営せざるを得なくなっちゃってる。 イロハも分からない、避難所の運営っていうものも頭の中に全く無い人たちが避難者として避難して行政職員なんだから助けてあげて、という中で、 自分がやらなきゃ、という状態。 ご飯どうやってもらいに行ったらいいんだろうって電話して、とか。 物資倉庫から避難所にシステマチックに届かない混乱してる状態で とりに行かなきゃいけない、っていうような時期がちょっと前まであった。 今は少しずつ自衛隊が回っていくって流れとかできたり、 応援の職員の人たちが来たりでサポートは始まってますけど。 それでもまだ道の状況が悪くて一日一食とか場合によって届かないっていう日もあったり。今日行った避難所では、昨日の朝ご飯が、薄いサラダ味のせんべい数枚だった避難所もある。 大きめの避難所はそれなりにフォローされやすいけど、 そうでないとこはまだ厳しいとこもある。 市からの配食は、大体一食。一日一食。 あとは民間だったり、住民の持ち寄りだったり。 発災後はお正月の料理とか、家にあったものをみんなに持ってきてもらって、 それをちょっと温めて食べるみたいなのを正月の三が日ぐらいまでやっていたと聞きますね。 Q 1月6日に珠州で民間の炊き出しやってる人から聞いたのは、 自衛隊に炊き出ししてくれないのか、と聞いたら食材がないから無理と言われたと。 A できる資材とノウハウがあるのにもったいないですね。 何とかしてください。 Q 避難所の運営を考えたとき。 是正が必要な問題は? 発災初日、2日目とか初期の段階が大混乱はわかりますが、 今でもご飯がちゃんと出てないのはやっぱりキツいなと思います。 避難所は普通に3食、出すのが基本なので。 せめて、おにぎりとかパンとかでも、 もうちょっというとお弁当みたいなところも出して欲しい。 あったかい食事っていうのが最終的にはゴールかなと思いますけど。 これからどんどん段階的に改善していかなきゃいけないのは、食事とトイレ。 お風呂は入れてない人も多いので、お風呂も改善しなきゃいけないし、 もうちょっと寝床をちゃんと確保してきれいにするとか、 プライベートの空間も作っていく、とかですかね。 今、行政として頑張ってるな、と思うのが、二次避難。 ホテル避難はいい取り組みと思う。 あれは国でしかやれないような取り組みだから。 本当に避難所過密だったし、だいぶ間引かれて、 人が減ってきているんですけど、 それは別の地域の身内のところに行ったり、家に戻ったりとか。 もちろん地元を出られた人もいるようですが。 その二次避難的なことは始まってますが、 今の所、1日数十単位でしか動いてないみたいで、 バスがなかなか手配できなかったりもあると聞いてます。 今日行く予定だった人たちがバスが来れなくて行けなくなった、って話があった。 そうなるとなかなか厳しいですよね。 Q 食事、トイレ、お風呂。 この三つが安定し出すのって、 様々な災害現場や避難所を見てきた立場から見て、 どれぐらい掛かりそうですか? A その3つが安定するのって、やっぱりライフラインが戻ってこないと安定しない。 今電気がついてるところはエアコンも使えたりするけど、 水道が使えなければ、トイレは簡易トイレになる。 外に置いてる簡易トイレまで移動が難しい高齢者とかは袋に用を足すこともあるが、 嫌じゃないですか、そんなの。失敗して汚したりして皆に迷惑かけるとか考えると トイレに行きたくなくなる。 今感染症も出てきていてノロとかコロナもあるしインフルも出てる。 あれだけ密集した環境で今生活せざるを得ないので衛生面での対策ってすごい急がれていて、高齢者の方々も咳してる人が結構いる避難所とかもあったりして。 支援する側も緊張感ある。今ピリピリしてます。 入ってる医療チームもそういうのをなくさないといけないって 頑張ってますけど、なかなか。 Q これまでの災害に比べて避難所の数は多いですか? A 多いです。 家屋の倒壊が圧倒的に多くて、 津波被害は別として、 東日本の震災でもこんなに倒壊した家を私は見たことがない。 熊本地震でも結構倒壊してましたけど、この規模じゃない。 半島の先っぽで元々インフラも社会的なリソースの配分されてなかった地域が被災して、支援しようにも、何かモノを手に入れようにも、大変だな、と思います。 Q いま、不安に思ってることは? A 1番は復興のイメージが全くつかない。 支援する側もイメージできない。 どうなっちゃうんだろうな、って。 これからどうするのか、 のイメージを政治の側から伝えられていない。 インフラが戻るにも時間がかかる。 僕らにはインフラ戻すノウハウはないので、 それを担うのは公共工事的なものでしょうけど、 ちょっと想像がつかない。 今、避難してる人たちがいる。 そこから手を離したら、命に関わると思ってるから必死でやる。 だから、やるんだけど。どこまでやるのか、っていうのが、全く見えない。 まずは、二次避難を加速させる、今ある制度をどんどん使って避難してもらって、 ホテルで、暖かいところでお風呂も入れるしトイレも水洗ですし、 通常の生活に近いことができるので。 家から離れちゃうけど、まずは、それをやってもらいたいなと思う。 一方で、地元から離れたくない方々の生活環境もやっぱり早く整えていく、 っていうのは求められますね。 Q 政府が1つだけ何でもやる、すぐやる、と言われたら何を求めますか A 仮設住宅を爆速で作って欲しい。 一時避難ではなく、 被災された方々を全く別の土地にずっと住んでもらうことは、 この街が終わることなので、この街を終わらせないっていう選択肢を取るんだったら、 2次避難と仮設建設を爆速で。 中には諦めて他に街をつくろう、と言う人もいるかも知れないですけど それを望まない人たちもいると思う。 国が大きな方針を早く出す方が良い。 もう一つはやっぱりもっと騒がないとだめだと思う。 全然支援っていうのか、なんだろう、ムーブメントが起こってなくて。 今、能登半島を支援しようみたいな、東日本や熊本の時のような、 一体感、被災地を応援しようみたいなのが盛り上がってるように感じない。 メディアも含めてですけど。 Q なるほど。私は秋田県の豪雨報道と比較してしまってた。 秋田は一瞬で全国放送では扱われなくなったじゃないですか。 それと比べたら、能登半島はまだ扱いがあるな、 と思ってしまってました。 A ちゃんともっと騒いでいいと思います。 自民党の裏金のニュースみたいな話と混じって だんだん能登半島が薄れてる印象があって心配してます。 -- 避難所の運営についても事実上、被災自治体に丸投げ。 心あるボランティアが入ってきて運営を手伝う、 ということが当たり前のようにこの国では繰り返し行われてきた。 毎年起こる様々な災害への経験値はかなりのものだが、 その経験を国として蓄積する努力や それに対する予算措置に本気を出さずにここまで来たのが日本政府である。 これでどうやって首都圏直下や南海トラフに向き合うのだろうか。 さらなる棄民が待っているとしか想像できない。 だからこそ、災害省を立ち上げ、ノウハウを持つNPOなどを雇用し、 全国の自治体をトレーニングしていく必要があるはず。 私たちとしてもこれまで通り、強く政府に求めていく。 他にも避難所の運営などにも関わるNPOの方にお話を伺った。 -- Q 今の状況は? A 10日経ったけど初期みたいな感じ。 電気も通った地区もあるんで、 5日前に来たときより、 ちょっと雰囲気変わってるけど、やっぱり初期の感じ。 Q 輪島に入った時は? A 今回どうしてもこの状況なんで ロジスティクス難しいじゃないですか。 物流系、過去イチ上手くいってない。 僕が来たときは皆、食糧足りてる、って言ってたんです。 みんな大丈夫って言うんです。 聴き方の問題もあったんでしょうね。 実は三食は食べてなかった。 最初はみんな多分、家に帰って食料持ってきてた。 それがそろそろ尽きて来て。 なんか最初に聞いた時よりご飯がない、っていう人、増えたな、と。 状況が悪化してるぞ、と。 避難所回ってみてもびっくりしました 今日の2日前から、下足管理をやり出した、という所もありました。 僕が最初に訪れた避難所だと、 最初の日から4日間は施設内も土足で過ごしていたようです。 自分の布団というかマットの上だけは靴を脱ぐ。 それ以外は、外を歩いたり、 トイレ行ったままの靴でそのまま避難所内を行ったり来たりしますから。 埃っぽいし、他にも様々持ち込むことになったんでしょう。 津波警報が出て、みんなとりあえずそれで走ってきて、 着の身着のまま的な人たちが帰れなくなった。 だから通常より人も多くなって過密状態に。 体調を崩す原因の1つに、体育館があまりにも寒い上に、 布団やマットを直接床にひいて寝るから、さらに冷える。 地面の埃の問題も含めてダンボールベッドを、 となるけど使えない。 それをおくと、 今の収容数が収まらなくなるからって事情があったり。 避難所利用者が減らないと置けない、と。 数が大きく減らないのは、出る人もいるけど、 なんとか自宅で耐えてたけど、とか車中泊が無理になって 入ってくる人もいるみたいで。 本当なら、 避難所の人数が半分になってちゃんとケアできる状態、って感じかな。 今、感染症がすごい流行っちゃってるので。 避難所の中で防ぎようがない。 ゾーニングできないです。 支援に入ってる医療従事者から隔離の方針は諦めた、って聞きました。 輪島市長が2次避難にかなり力を入れているようですから。 とにかく急がないと、という気持ち。 Q 2次避難が進みにくい理由はありますか? A ハッキリとは分からないけど、気質もあるかも知れません。 離れたくない、という気持ちや、今ここを離れる自分は 裏切り者になるのでは、とか色々あるよう気がします。 意外とハードル高いですね。 Q 門前町の自主避難所にいった時、 40代前半の男性が聞いてください、と声を掛けてきた。 自分の入ってるグループラインで同じ趣旨の相談が複数あるらしく、 2次避難に行こうとする者に裏切り者のレッテルを張って 何とか残らせようという動きがある、と。 こういった引き止めなどのやり取りに、 被災した住民や地元自治体職員のエネルギーが奪われることを避けるためにも、 説得要員を国が送り込むなど一歩踏み込むように政府に強く求めますね。 A 国がどこまで理解してるか。 例えば、 申し訳ないけど県レベルのお金じゃどうこう絶対できないですから。 国がやっぱり本気で予算出すっていうかね、 最後までやりますって言ってくれないと。 自治体として再建できるのか、 ぐらいのレベルの災害を受けたとこもあるじゃないですか。 国がどこまで本気なのかが問われてるんですけどね。 -- 今回の災害は被災者はもちろんのこと、 支援者の疲弊がこれまでの比較にならないとよく聞く。 さらに別のNPOの方から疲弊の原因についてお話を伺った。 -- Q 支援者の疲弊が凄まじいと聞きます。 原因は何でしょうか? A あくまで私の感覚だけど、 被害大きすぎて見えないって部分。 ゴールというか、どこに落ち着けば、どこを目指して行けば終わるのか、 っていうのが想像がつかない。 どこまで走ればいいんだって。どこまで伴走したらいいんだろうって。 たぶん結構、みんな思ってると思う。 Q しかも行政側と違って、交代要員がいないですもんね、皆さんは。 ひと息つくこともできない。 A 被災した住民の方がもっと大変だから。 何だろう。 もともと人口とか経済とかも右肩上がりではなかった町が 大きな揺れに襲われた。 インフラも破壊されてイチからになるでしょ。 あの美しい街並み、旧市街っていうんですか、 壊滅的になった街を、元に戻すと言っても雰囲気変わるだろうし、 どうやって戻すんだろうっていうのは、僕らも想像つかない。 もし、元に戻しても、また大きな揺れに襲われる可能性もある。 10年以上前にも大きな地震があったし、去年の5月にもあった。 その時々に支援したりで繋がった能登半島の仲間が今回の震災で亡くなったり。 すごくキツいです。 前回、被災して全財産注ぎ込んで家を修復した人は、 もう一度家を建ててこの街でやり直すだろうか。 そういう人は、どれくらいいるだろうか。 そういった人々のために国が支援するなら、 これまでとは比べ物にならないくらいの お金をかける必要があるんだけど、 その覚悟は政治にはあるのか。 政治は大きな方針も示さない。 能登半島の復興をどうするのか、 イメージが彼らの中にはないのかも知れない。 NPOの仲間たちはそれぞれ、喪失感や色んな感情の中で、 先が全く見えないまま活動してるんだけど、 どこまで走るのか、どこで落ち着くのか全くゴールが見えないままやっていくと、 やっぱり気持ちは落ち込んでいきます。 俺らは基本、元に戻すぞ、って復興で人が集まって、 被災された人が笑顔になるってことがモチベーションで動いてるから。 ありがとう、って言われたら、やってて良かったって自分も救われるし。 でも、 やっぱり国がちゃんとした大方針を示さずに、 ここまで来てるのはマズイ。 発災から何日も経ってるのに。 能登半島をどうするのか、って話を政治が示しもせず、 現場に励ましにも住民に安心する言葉も伝えに来ない。 この間、住民の方が、 街を見るたびにもう復興じゃないんじゃないかって思う、と。 何言ってるの、って励ます言葉の先が見つからない。 どうなるかは自分も知らないから。 ブルーシートを屋根に張る、作業ってあるじゃないですか。 一部損壊ってお家の人の屋根に貼るんですけど。 カワラ屋さんが来るまでの繋ぎとして。 もちろん今回も住民の方が望めば張るんですけど、 先が見えないと、張っていいのか、って考えちゃうって仲間がいうんです。 今から雪降って、という状況が続くと、 多分カビだらけになるんですよ家の中。 住める状況じゃなくなる。 判定では一部損壊、ってなっても、 その住民さんにとっては、 全壊だったら良かったのに、ってなってしまう可能性もある。 住民間で分断にもつながりかねない話。 だから本気で能登半島を復興させるなら、 このエリアは全体を全壊の扱いにする、 とか何か新しいやり方をやって欲しいなと思う。 ブルーシートの話にしても支援者の考えは1つじゃないから。 みんなそれぞれ寄り添い方が違う。 あとのことは考えずに住民さんが望んでるなら喜んで張るよ、って人もいる。 みんな本当は向かってる先は一緒なはずだけど、 どこを目指していくのかが明確に示してくれないと、 支援者の間でもバチバチ始まっちゃうし、分断されちゃいかねない。 仲間同士で目の前の命を助けるってこと以外、 方向性は決めないでスタートしてるんだよね。 ビジョンが欲しい。 しっかりちゃんと金出しますじゃないけど、 最後までちゃんと暮らしを支えますじゃないけど。 それは多分首長じゃできないと思うんですよ。 お金の問題は県もできないと思うんです、そこは。 仮設2年で終わりですって、言われてもやっぱ無理があって。 復興住宅みたいな形でみんながこうちゃんと 集まって生活できるような場所が欲しいですよね ちっちゃな家庭菜園のなんかがあるとか。 たぶん過去にも似たような取り組みもあったと思う。 先をイメージできるような、 希望を見せないと暗闇の中でエネルギー生まれないよ。 希望があればまだ前向いていけるけど。 -- 近々、初めて現場に入られる 総理 岸田文雄 および県知事 はせ浩(馳浩)前石川県知事 には届いていない声もあると考える。 ぜひ目を通してヴィジョンを示していただきたい。 発災後2度、4日間ほどしか現場には入れていないが、 様々な声を聞き、見てきた立場として 私たちのヴィジョンを示せるよう準備を行いたい。

山本太郎

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第219回臨時国会における 渡辺猛之参議院議員代表質問 _____________ 令和7年11月6日(木) 自由民主党の渡辺 猛之です。 会派を代表し、高市総理大臣の所信表明演説に対して、質問いたします。 我が党の高市総裁が、女性として、日本初の内閣総理大臣に選出されました。 絶対にあきらめないという決意で前を向き続ける。 高市総理の就任が、性別や世代、学歴などで限界を決めつけられて、新たな挑戦の機会を失うといった「社会に潜む無意識の思い込み」を払しょくし、我が国と国民が持つ「底力」が発揮される。そんな未来につながっていくことを期待しています。 まずは、強い日本をつくる土台となる経済成長についてお伺いいたします。 昨年の国内総生産の名目速報値は初めて600兆円を超えました。 500兆円を超えてから30年超の年月を要しましたが、今や、日本経済は、デフレ下にあるとはいえないほどの状況となっています。 そこで、この上向きの経済軌道が、物価高や国外の要因等でデフレに戻ることがないようにするには、消費と投資という二つのエンジンを力強く回していく必要があります。 そのために、経済成長を牽引する物価高に負けない実質賃金の引上げと、生産性の向上につながる国内投資が欠かせません。 一方で、我が国の普通国債残高は、令和7年度末には1,129兆円に上ると見込まれており、金利上昇局面では利払い費が大幅に増える可能性があることに留意すべきとの見解もあります。 高市総理は、大胆な危機管理投資と成長投資で、暮らしの安全・安心の確保を図るとともに、雇用と所得を増やすことで消費マインドを改善し、税収を自然増に向かわせるという経済サイクルを主張されています。 一部で、財政赤字の増加を憂慮する見方がある中、金融市場が神経質な展開となることを避けつつ、どのように「責任ある積極財政」を推し進めていかれるお考えでしょうか。 総理にお伺いします。 物価高を超える賃上げを実現し、国民の皆様の消費意欲を盛り立てていくためには、我が国の雇用全体のうち七割を占め、特に地方では八割を超えている中小企業・小規模事業者の生産力向上が不可欠です。 しかし、現場の中小企業・小規模事業者の方々からお話を伺うと、人手不足が著しいことから、企業業績が伸びなくとも賃上げをしないと人が集まらず、本当に厳しいとの声を伺います。 また、従業員から「働きたいのでもっと仕事をさせてくれ」と言われても、厳しくなった労働時間規制があるために、働いてもらうわけにはいかず、結局、新規注文を断るという話も聞きました。 こうした状況の中、これまで講じられてきた賃上げ促進税制は、そもそも赤字の事業所では恩恵がないので、柔軟な制度にしてほしい、また、労働時間についても、従業員の健康が守られることを大前提として、その方々の同意があれば、規制をより柔軟にしてほしい、といった要望が数多く聞こえます。 高市総理は、初閣議で、新たな経済対策の策定を指示しましたが、中小企業・小規模事業者の生産性向上と賃上げ促進のために、これまで以上に、事業者に寄り添った支援策の拡充を対策に盛り込み、事業者の底力を後押しすべきと考えます。 また、働き方改革についても、従業員の健康と意思の双方を考慮した、より柔軟な制度の再構築により、企業も雇用者も恩恵を受けるかたちにしてはどうかと考えます。 総理のご所見をお伺いいたします。 この夏の参議院選挙中も、「物価高で生活が苦しい」「給料が上がっても手取りが増えていかない」という国民の皆様の声をたくさん聞きました。 その中でも、食料品、特に日本人の主食である米の価格の上昇は家計を直撃します。 店頭での販売価格は、随意契約による政府備蓄米の販売が5月後半に始まり7月には一旦3500円台となりましたが、9月に入ると再度4200円台となりました。 一方、スーパーから消えていた米は、戻っており、米を買うのに長時間並ぶという状況は改善されています。 先ほども述べたように、米は我が国の生活、文化、思想にも深くかかわっている日本の主食です。 しかし、生産者の高齢化は進み、生産に関わる人口は減少傾向です。作付面積も減っています。 その上、農業生産に欠かせない資材や燃油価格の上昇は、農家の経営に大きな影響を与えています。 日々の生活に欠かせない食料品ですから、消費者の立場に立てば、米の値段の大きな上昇は、生活不安の増大につながります。 反面、需要と供給のバランスが崩れ、米価が急速に下落するようなことがあれば、米の生産にあたる現場の体力は損なわれ、中長期的には、米の安定供給を持続することは困難となります。 そこで、消費者と生産者双方の不安を払しょくさせる適切な情報発信に注力するとともに、根本的には、消費者に安定的に米を届けることができる需要に応じた生産体制を守り抜くことが絶対に不可欠であり、そのための制度設計を急がねばなりません。 その際、海外で、日本の米が高く評価され、外食を中心に、需要が大きく伸び、輸出は、昨年、対前年比で三割近く増加しているという現状も考慮する必要があるでしょう。 そこで、高市内閣においては、農家の皆様が安心して米作りに取り組める生産体制の堅持や、食料安全保障の強化、そして物価高に直面している国民の方々の生活安定等のために、どのような考え方で米政策を進めていくべきとの検討指示を出されたのでしょうか。 総理のご所見をお伺いします。 地球温暖化や自然災害の防止、水源の涵養や大気浄化、熊をはじめとする野生動植物生息の場、そして木材生産など、森林が果たす役割は、多様かつ極めて重要なものとなっています。 しかし、林業は小規模・零細な事業者の割合が高く、さらに、森林所有者の世代交代や山林所在地からの転出等により、所有者の特定が困難な森林は増えています。 森林資源の適正な管理には、担い手育成やデジタル化等を通じた森林管理の強化が不可欠です。 さらに、持続的な森林管理の維持のためには、より付加価値の高い製材への加工、さらには人口減による住宅需要の減少傾向が見られる中での中高層建築物への木材の活用など、国産材の需要拡大策が求められますが、どのようにお考えでしょうか。ブランド材・吉野杉の産地である奈良県出身の高市総理に、我が国の財産である森林を未来につないでいくというご決意とともにお伺いします。 長らく続く人口の東京一極集中と地方からの流出により、多彩な文化や風習を有し、食料やエネルギー生産等を担ってきた地方の衰退が止まりません。 このため、石破内閣では、地方創生2.0を決定し、地方を「強く」、「豊か」で、そして「新しい・楽しい」ものにしていく取組を打ち出し、特に、地方からの人口流出が著しい若者と女性に着目した地域づくりを掲げました。 今回、高市内閣では、「地域未来戦略」を掲げ、地域を超えたビジネス展開を図る中堅企業を支援し、大胆な投資促進策とインフラ整備を一体的に講じ、地域に大規模な投資を呼び込むことで、産業クラスターを戦略的に形成していくと打ち出しています。 そこで、「地域未来戦略」では、地方創生2.0に掲げた「若者や女性にも選ばれる地域づくり」をどのように取り込みながら、政策を推進していくお考えでしょうか。 総理にお伺いします。 健全な代表制民主主義であるためには、国民の利害や意見を公正かつ効果的に政治に反映する選挙制度が求められますが、本年行われた参議院議員通常選挙を巡り、投票価値の平等に関する訴訟が提起され、現在、高裁で審議が続いています。 参議院では、平成27年に、鳥取・島根両県、徳島・高知両県でいわゆる「合区」が導入され、較差は3倍前後にまで縮小されました。 その一方、合区となった県では、投票率の低下、無効票の増加傾向が顕著なことなどから、全国知事会をはじめとする地方六団体は毎年、合区解消決議を行い、通常選挙ごとに全ての都道府県から少なくとも一名の参議院議員の選出を要望しています。 徳島県弁護士会も、都道府県制度が国民に浸透している現状を無視した合区制度の解消を求める意見書を、総理官邸や各党に提出しています。 今後、参議院においても、これまで行われてきた参議院議員選挙制度を巡る議論を引き継いだ検討が始まることを期待します。 さらに、選挙制度の改正や議員定数について検討する際には、参議院は定数が衆議院の半数強に過ぎず、さらに憲法により半数改選が規定されていることを十分に踏まえる必要があります。 また、合区解消の抜本的な解決には、現憲法における地方自治の規定の充実に向けた議論が必要という主張もあります。 そこで、合区解消と、各都道府県からの参議院議員選出を求める地域からの強い声、また憲法における地方自治の規定を充実させるべきという意見を、高市総理はどのように受け止めた上で、議論が進むことを期待されるのでしょうか。お伺いいたします。 先端技術製品に広く使われ、電気自動車や戦闘機等の兵器の製造に不可欠なレアアースの生産量は中国が世界の約7割を占めています。 その中国は、本年4月にトランプ政権の関税措置への対抗として、レアアースの輸出規制を強化する決定を行い、米国も、この中国の措置に対して、すぐに100%の追加関税をかける旨、公表しました。 米中間での貿易摩擦激化というべき事態は、先月30日に開催された米中首脳会談で、中国側がレアアースの輸出規制強化を延期したことで、ギリギリ回避されましたが、抜本的な解決というわけではありません。 我が国は、2010年の尖閣諸島沖の日本領海内での中国漁船による海保巡回船への衝突事件で、中国によるレアアースの輸出制限を経験したことから、その供給網の多角化や、レアアースに頼らない技術開発を進めてきましたが、これらの取組に更に力を入れていかなければなりません。 今回の日米首脳会談では、日米両政府が、電気自動車・EVなどに欠かせないレアアースなどの「重要鉱物」の確保について覚書を取り交わしましたが、経済安全保障の強化と関連産業の強化を掲げる高市総理としては、レアアースも含めて、どのように中国に頼らない経済安全保障政策を進めていかれるお考えでしょうか。 ご所見をお伺いします。 ドローン等の無人アセットを使用した新しい戦い方、宇宙空間やサイバー領域の最前線化、我が国を取り巻く中国、ロシア、北朝鮮における軍事力増強の動きと戦略的な連携の強化など、我が国の防衛力を整備する上で考えるべき状況は、著しく変化しています。 我が国は、令和4年12月に策定された、いわゆる「戦略三文書」に基づき、5年間の防衛費として43兆円の国費を投入し、防衛力の抜本的強化を実現していくこととしていますが、現下の厳しい安保環境に即して見直すべきは見直していかなければなりません。 本年9月には、防衛大臣の下で設置された「防衛力の抜本的強化に関する有識者会議」が報告書をまとめました。 敵基地攻撃能力を持つ長射程のミサイルを、隠密裏に行動できる潜水艦に搭載することが抑止力の大幅な強化につながると記載したことや、救難、輸送、警戒、監視、掃海の5類型に限られている武器輸出の対象について、価値観を共有する友好国には制限を設けない考え方も一案としています。 高市総理は、所信表明演説において、様々な安全保障環境の変化等から、主体的に防衛力の抜本的強化を進める必要があるとして、「対GDP比2%水準」の前倒し措置の実施と、来年中の「三文書」の改定に向けた検討について強い意志を示されました。 先月28日に行われた日米首脳会談や、その後の日米防衛相会談では、我が方から、自前の防衛力を強化する意志を伝えたことで、日米同盟の更なる強化につながったところです。 そこで、改めて、高市総理に、主体的な防衛力の抜本的強化と「三文書」の改定の意図について、国民の皆様にわかりやすくお話しいただいた上で、その決意をお伺いしたいと思います。 ASEAN、トランプ大統領の訪日、そしてAPECと一連の首脳外交日程を精力的にこなされた高市総理の姿勢にまずは敬意を表したいと思います。 先週、訪れた韓国では、李在明大統領、その翌日には中国の習近平国家主席との初会談が行われました。 日韓首脳会談では、立場の異なる諸課題に関して、双方のリーダーシップで管理し、「重要な隣国」である韓国と未来志向で安定的に発展させる方針や首相同士のシャトル外交、北朝鮮の核・ミサイル開発等を念頭に置いたと考えられる日米韓3か国の連携強化について一致を見た意義は大きいと考えます。 また、日中首脳会談で、高市総理は、戦略的互恵関係の推進と建設的・安定的な関係の構築を確認した上で、沖縄県・尖閣諸島などでの威圧的な活動や、レアアース等の経済的威圧、拘束中の邦人の早期解放と、在留邦人の安全確保、さらに日本産水産物・牛肉の輸入再開に前向きな対応を求めました。 香港や新疆ウイグル自治区の人権への懸念、台湾については、地域の安定安全には両岸関係が良好であることが重要である旨伝えています。極めて中身の濃い会談でありました。 総理自身がおっしゃっていたように、「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」を取り戻す力強い歩みを、誰もが感じることができた外交ウイークであったと思います。 そして、これからも懸案や意見の相違がある隣国であるからこそ、韓国、中国に対して言うべきことは言うが、協力を深めるべきところはしっかりと協力していくことで、我が国の国益を守るという高市外交を、貫き通してほしいと考えますが、今回の日韓、日中首脳会談の成果について、総理のご所見をお伺いします。 安全保障環境がかつてないほど厳しさを増す中、デジタル空間でも、我が国の安全保障を脅かしかねないサイバー犯罪・攻撃のリスクが高まり、また、外国勢力による情報工作・スパイ活動も活発化しています。 海外では、重要情報の保護やインテリジェンス活動の強化に向けた取組が進められており、日本を除くG7諸国など先進民主主義国では刑法や国家安全保障法の規定の中に、スパイ防止法が制定されています。 しかし、我が国では、このような法整備はなされていません。 このため、日本では、外国勢力によるスパイ活動に対抗しきれず、重要な情報が流出しやすいという危機的な状況にあります。 外国勢力から、我が国と国民の安全と利益を守るために、G7各国と同じレベルのスパイ防止法の制定を急ぐべきと考えますが、本年5月には我が党の治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会長として、「治安力」強化に関する提言を取りまとめられた高市総理の決意をお伺いします。 併せて、情報収集・分析能力の強化やインテリジェンス関係省庁の司令塔となる「国家情報局」の設置、情報部門の予算の拡充等に、政府としてどのように取り組んでいくのか、という方針についてもお聞かせください。 コロナ禍後の外国人観光客急増によるオーバーツーリズム問題、外国人の不動産取得問題などにより、現状への国民の鬱積した閉塞感が顕在化しています。 少子高齢化や人口減少が進む日本において、経済成長を確実なものとするために外国人の活力を取り込むことはとても重要です。 他方で、一部の外国人による犯罪や迷惑行為、いわゆる外免切替などの各種制度の不適切利用で、国民の皆様が不安や不公平感を抱いているという事実にもしっかりと向き合わなければなりません。 本年7月、政府に「外国人との秩序ある共生社会推進室」が設置され、検討事項として、出入国在留管理の一層の適正化、外免切替手続・社会保障制度等の適正化、国土の適切な利用及び管理、観光・短期滞在者への対応の強化が示されました。 すでに外免切替制度は、適正化が図られたものの、訪日外国人による医療費不払いへの対応の実効性は不十分と指摘する声が依然としてあります。 外国人への土地取得規制は、WTOでの無差別条項の適用により難しいとの説明を伺うことがありますが、日本人がその国の土地を取得することができないところもあります。 資産価値に着目した所有目的で日本の不動産を購入する海外からの需要増が、国内の超短期転売を狙った投資需要と相まって、分譲マンション等の価格の高騰の背景にあるとの分析もあります。 今回の組閣において、新たに外国人対策のための担当大臣を置いたことは、外国人対策に対する高市総理の強い意志と受けとめました。 排外主義の広がりを防ぎ、外国人との秩序ある共生社会を実現していくためにも、外国人による制度の悪用や濫用、それに対する国民の不安や不公平感をしっかりと受け止めて、対応していくことが大切だと考えます。 この点について高市総理のご所見をお伺いします。 トランプ大統領による相互関税や自動車関税の適用に対して、石破政権は粘り強く交渉し、関税率は、当初示された数字よりも大きく切り下げられました。 最前線で交渉にあたられた当時の赤澤経済再生担当大臣、現経産大臣はじめ関係者の皆様方に心から敬意を申し上げます。 日米合意の成果については、2024年度の輸出額から算出した国際貿易投資研究所の調査によりますと、2.1兆円の対米関税支払額が減少され、GDPの0.3%に相当するとされています。 先月開催された日銀の会議では、「企業の不安は一時より後退しており、関税の影響は大きくないと受け止めているところも少なくない」などの報告があったと報道されていますが、現時点では、関税引き上げに伴う駆け込み需要によるプラス効果があったからだ、とみることもできます。 他方、地元企業からお話を伺うと、「交渉妥結で不透明感は薄まったものの、依然として将来への不安は残る」という声も多いと感じます。 これから年末に向かうことから、関税を巡る動きに、突然の変化があったとしても、しっかりと対応できる備えとして、経済対策と補正予算案に十分な措置を盛り込むべきと考えますが、高市総理のご所見をお聞かせください。 国民の知る権利に奉仕するものである報道の自由は、議会制民主主義が健全に機能するために不可欠であることは言うまでもありません。 しかし、大変残念なことに、昨今マスメディアやSNS上で、意図的に偏った情報が発信されることが散見されます。 高市総理が自民党総裁に就任した折にも、「支持率を下げる写真しか出さない」という趣旨に聞こえる報道関係者の声が生配信され、それがSNSで拡散されました。 メディアやSNSの発信者が意図的に、切り抜きや偏った一方的な意見、時には事実が確認できないような情報を発信し、それが瞬く間に拡散されたり、外国勢力によるSNSの悪用で、国家の安全保障が脅かされるリスクも顕在化しています。 このような時代だからこそ、総理ご自身が発信された情報が国民の皆様に正しく伝わるということが非常に重要だと考えます。そこで、高市総理としては、どのように情報発信のやり方を工夫していかれるのか、総理のご所見をお伺いします。 頻発し、激甚化する自然災害から国民の皆様の命と生活、なりわいを守り抜く、そして災害に見舞われた方々に迅速に救いの手を差し伸べることは国の最も重要な役割の一つです。 その司令塔となる防災庁については、令和8年度中の設置に向けて、準備を進めていくこととなっていますが、内閣直下での新設や専任大臣の配置、他省庁に防災対策の実施を促すことのできる「勧告権」の付与などが検討されているほか、多くの自治体からは拠点の設置に関する要望が寄せられています。 今回の高市内閣で、復興大臣に加え、防災庁設置準備担当として就任された牧野大臣は、国土交通副大臣就任時に、災害現場に寄り添った対応を重んじ、被災地で直接、関係機関の間の情報連絡や作業調整等に当たっておられたと伺っております。 また、東日本大震災の時は、当時野党であった自民党本部に立ち上げられた災害対策本部において、被災地になかなか救援物資が届かないという現地の苦悩を受けて設置された「物資支援本部」の次長として、関係する各方面に働きかけ、救援物資の調達や、現地搬入のためのトラックの手配と調整に昼夜を問わず取り組んでおられた姿を私も間近で拝見しておりました。 そんな牧野大臣がこの度東日本大震災からの復興を担うトップに就任されたことを大変心強く思っております。 災害が起きた時にどういう対応が一番ふさわしいのか、現地の状況に応じて、速やかに判断し、各方面と調整を図り、実行に移すという経験は、まさに防災庁立ち上げにおいて、最大限、活かされるべきであると考えます。 そこで、牧野大臣は、これまで培ってきた災害現場第一、被災地最優先の考えの下、災害状況に応じて、臨機応変に機能できる防災庁の設置に向けて、どのように取り組んでいくお考えでしょうか。 また、地方拠点の設置については、防災庁の地方設置も含めて、どのような考えで、検討していかれますか。 併せて、福島の本格的な復興・再生、東北の復興を果たしていく牧野大臣の強いご決意をお聞かせいただきたいと思います。 さて、少子高齢化や人口減少、相次ぐ自然災害への対応など、我が国はもはや今までの延長線上での対応や小手先の改革では早晩立ち行かなくなるのでは、と危惧しております。 それが先の見えない不安とともに我が国全体を取り巻く閉塞感につながっているのではないでしょうか。 高市総理は、自民党総裁選出馬にあたり、幕末の志士・坂本龍馬が姉の乙女に送った手紙の中から「日本をいま一度せんたくいたし申候」の部分を引用し、決意を述べられました。 まさに今、日本には洗濯が必要という想いは私も全く同じであります。高市総理には、この国のトップリーダーとして、躊躇することなく日本の洗濯をし、新しい希望あふれる国を創っていただくことを期待し、われわれ参議院自民党も全力でお支えすることをお約束して、私の質問を終わります。 ご静聴ありがとうございました。 #渡辺猛之 渡辺猛之(わたなべたけゆき)【参議院議員・岐阜選挙区】

自民党広報

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鈴木俊一幹事長 役員会後 記者会見(2026.5.25)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【冒頭発言】 本日の役員会の概要について報告いたします。 高市総裁からは、19日(火)から20日(水)、韓国安東を訪問し、李大統領との首脳会談等を実施。 大統領との個人的信頼関係を更に深め、現下の戦略環境下における日韓関係の重要性を共有し、「シャトル外交」を定着させることができたのではないかと考えている。 「日本成長戦略」、「骨太の方針」、「地域未来戦略」など、各種政府方針の取りまとめに向けて、政府・与党の会議体において議論が本格化している。 まとまった形で日本が進むべき道を示せる良い 戦略となるよう、党の皆様からもお知恵を頂ければ幸いであり、活発なご議論をお願いする。 本日この後、電気・ガス料金支援や補正予算の編成等について、メディアを通じて、国民の皆様に説明する予定、との発言がありました。 私(鈴木幹事長)からは、先週20日、今国会初めてとなる党首討論が行われた。 また各委員会でも法案審議が進められており、国対の現場や参議院の皆様の連日のご努力に改めて感謝申し上げる。日程も限られる中、提出法案の成立に向けて引き続きご苦労をおかけするが、政権与党として、政策の着実な推進に全力で取り組んでまいりたいと考えている。 また中東情勢についても、様々な動きが出ており、事態の推移や経済への影響等をよく注視しながら、適切に対応していくことが重要だと思っている。 わが国では現在、南海トラフや首都直下地震といった大規模災害の発生が懸念されている。 こうした災害が発生した際にも、党の機能を維持・継続し、政権与党としての責任を果たせるよう、今般、政調の災害対策特別委員会の下で、「緊急時における活動継続計画」を作成いただいた。 この計画は、「東京都での震度6弱以上の観測」、また地震以外の「警戒レベル4・5の発令」を 発動の条件としている。災害時に重要となる指揮命令系統については、①幹事長、②総務会長、③政調会長、④幹事長代行の順とした。 また、発災後の対応のタイムラインや各議員の動き、党本部が使えない場合を想定した代替拠点についても明確化した。 さらに、現場の救助活動を妨げる行為や不確実な情報発信を慎むなど、災害発生時の所属議員の行動規範についても定めている。本日の役員会で了解を得たので、近く、党所属国会議員にも共有したいと考えている。 梶山国対委員長、磯﨑参議院国対委員長からは、今後の委員会及び本会議日程等について報告がありました。 松山参議院会長、石井参議院幹事長からは、参議院に送付されてきた法案は全て成立させるべく全力を尽くすとの決意とともに、今週木曜、参議院の本会議場で行われるフィリピンのマルコス大統領の国会演説について発言がありました。 西村選対委員長からは、今週末31日(日)に投票日を迎える新潟県知事選挙について、わが党が支援する花角英世(はなずみ・ひでよ)候補の必勝に向けて、応援依頼がありました。 小林政調会長からは、中東情勢への対応については、総理から指示のあった電気・ガス料金の具体案について、与党間で調整した。 補正予算と合わせて、経済活動や国民生活に支障が生じないよう、必要に応じて万全の対応ができるよう、政府と連携して取り組んでいくとの発言とともに、今週29日(金)に開催する「全国政調会長会議」について報告がありました。 有村総務会長からは、総務会は、明日11時から開催し、議員立法の審議などを予定しているとの報告がありました。 役員会の概要は以上です。 【質疑応答】 Q: テレビ東京です。 補正予算案について伺います。インフレ懸念や長期金利の急騰が続く中、今回の補正予算は、歳出の多くを予備費の積み増しに限定する方針と報じられていますが、一方で、経済対策の必要性を訴える声も野党からあると思います。今回、経済対策を策定しない方針なのでしょうか。どのように編成すべきとお考えか、伺います。 また、国民民主党の玉木代表がこの週末に、中低所得の勤労世帯への手当ての必要性を主張しました。参院は少数与党の状態ですが、この要求をどこまで予算案に反映させるのか、速やかな成立に向けて他党との調整をどのように進めるお考えか、お聞かせください。 A: 補正予算の規模も含め、内容について、今まさに総理が記者会見で発表をされているところでございますので、それを待たなければならないんだと、こういうふうに思います。 しかし、この間の党首討論やその後の発言にもございます通りに、やはり中東情勢というのは極めて不確実性が伴いますので、そうしたリスクを最小化する、そのための財政的な手当もしっかり考えていかなければいけない。 あくまで日本の経済、国民生活を守るという観点から、これを実施しようとするものという発言が既にありました。規模、中身については、総理の発言を待っていただきたいと、こういうふうに思います。 国民民主党の玉木代表から党首討論で具体的に提案がありました。総理としても、それを受け止めるというお話がございました。 先週のお話でありましたので、具体的にそれをどういうふうに対応するかというのはまだ決まっておりませんし、党内で何か協議する段階には至っておりませんが、そういう発言があったということ、それは我々としても受け止めているところであります。 Q: 共同通信です。 ガソリン補助金に関して伺います。幹事長は先日の福岡県連大会で、ガソリンをリッタ-170円程度にする価格抑制策について「大変に財政的な負担がかかるものであり、今後のこともしっかり考えなければいけない」と見直しの可能性に言及されました。党幹部からも同様の発言が相次いでいますが、幹事長として出口戦略についてどのようにお考えでしょうか。 A: この燃料油価格激変緩和補助金、これは当初からガソリンの価格を下げるということで、ずっと今日まで継続をしてきたものでございます。 ここにきて中東の問題が起こりましたので、原油の量の確保ということが重要ですが、それと同時に、価格がやはり、原油価格が高騰している。 それはすぐにガソリン価格に影響しますから、今お話があった通り、全国平均でリッター170円程度の補助をしてきております。 ただご承知の通りに、財政的な支出というものは大変大きくなるわけでございますので、この中東情勢次第だと思いますが、つまりその、今ここで停戦が実現をして、ホルムズ海峡が自由に航行できるようになるとすれば、これはもうそれで当面は元に戻るということだと思いますが、その辺の不安要素がございますから、そういう先々を考えた場合に、いつまでも財政的に今の水準で行い続けるというのはなかなか困難なところもあるのではないか、そういうふうに思った次第です。 一方において、やはりそういうガソリンの価格高騰というのが続く限り、それをまず継続させていくのも重要でありますので、継続させるということを前提に考えた場合においては、水準について、やはり見直しをしていく必要性が出てくるのではないかと、そういうふうに認識をしています。 Q: 日本テレビです。 日本テレビと読売新聞の世論調査で、石油製品ナフサについて政府が国内での供給に問題はないと説明していることについて「納得できない」と答えた人が6割を超える結果となりました。これについて幹事長のお考えをお聞かせください。 A: ナフサでありますけれども、プラスチックや合成繊維の製造に不可欠なものであって、国民生活におけるとても重要な物資だと、そういうふうに思っております。 ナフサについては現状、直ちに国内供給が滞るということは生じない、そういうふうに認識をしておりますが、その安定供給につきましては、政府において輸入元の多角化や国内の製造・備蓄体制の維持、サプライチェーンの強靭化など、総力を挙げて取り組んでいるところと思っております。 世論調査の結果についてお話がありましたが、やはり国民の皆様の中にも、中東問題の先行きが不透明でありますので、これについての不安を抱えておられるというのは事実だと思います。 そういう不安感から、そうしたナフサに対する問題意識が数字として表れたのではないかと思います。 こうした国民の皆さんの思いというのは、これは我々真摯に受け止めて、とにかくその不安に対しては、国民の皆さんに安心を実感していただけますように、政府に対して、現在の備蓄状況や今後の見通しなどについて、より一層丁寧に、徹底した情報発信を求めていきたいと、そういうふうに思っています。 Q: 読売新聞です。 安定的な皇位継承策について伺います。弊社の週末の世論調査で、旧宮家の男系男子を養子として迎える案について、全体では賛成が49%、反対が37%と賛成が上回ったものの、賛否は分かれました。女性皇族が結婚後も皇室に残ることについては7割以上が賛成しましたが、夫と子を皇族とすることについても賛成が半数を超えています。調査結果への受け止めをうかがいます。また、自民党が推す案と世論との温度差も感じられる部分がありますが、国民の理解醸成にどう取り組むべきと考えますか。 A: 安定的な皇位の継承については、大変重要な問題であります。 言い間違いがあると困りますので、少しメモを見ながら話させていただきたいと思いますが、「安定的な皇位継承の確保」は、わが国の国家としてのあり方や、社会の安定にかかわる重要な事柄であって、決して揺るがせにすることがあってはならないというのが、わが党の基本的な考え方です。 「安定的な皇位継承のあり方」については、各党・各会派それぞれに様々な考え方があるように、主権者であります国民の皆様の間にも当然、様々なご意見があると、そのように認識をしております。 現在、衆参議長のもとで「衆参正副議長案」の策定作業が行われておりまして、個々の世論調査結果への論評は差し控えさせていただきたいと思いますが、わが党は既に、「内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持する」案も踏まえながら、「皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする」案、これを第一優先として提案しているところです。 次回の全体会議で示される「取りまとめ案」を踏まえまして、今国会中の皇室典範改正案等の成立に向けまして、引き続き全力で取り組んでいくというのが、わが党の考えであります。 Q: テレビ朝日です。 3月に行われた自民と維新の党首会談で定数削減、首都機能移転、国旗損壊について与党案を早期に取りまとめて、今国会に法案を提出し、成立を目指す方針を確認されたと思います。会期末まであと2ヶ月を切る中で、改めて自民党としてこういったテーマに今後どのように対応していく方針か、想定されるスケジュール感もあればお聞かせください。また、今日の昼には維新の幹部の皆さんとの会合もあったと思いますが、こういった話題がもしあれば教えてください。 A: 3月に行われました党首会談での考え、それはもう何ら変更はないものでありまして、従いまして、この国旗損壊罪、統治機構改革、定数削減、いずれにいたしましても、自由民主党といたしましても、早期に与党案を取りまとめて、今国会に法案を提出して、成立を目指すということであります。 今日の昼の会合では、取り立ててそれぞれの政策課題というよりも、この国会の全体の、国会の審議の、なんて言ったらいいんでしょうか、それをどうやってちゃんとこなしていくかという、国会レベルのお話が、主に梶山国対委員長からお話があったかと思います。 いずれにしても、私どもとしては、維新との連立、政策合意もあるわけでありますから、また、この間の総選挙にも公約として掲げたものでありますので、その今国会の成立を期してまいりたいと、そのように思っています。 Q: 朝日新聞です。 関連して伺います。本日の維新との会合の中で、維新側は連立拡大について「国民民主党と対話することは望ましい」との考えを自民党側に伝えたと説明しています。本日、連立拡大について維新側とどのようなやりとりをされたのでしょうか。また維新側は「政権基盤の安定は非常に大事なことだ」との認識を示していますが、改めて幹事長の国民民主党の連立入りへの考えについて伺います。 A: これはもう再三再四お話しております通り、参議院での少数与党ということも考えれば、やはり政権基盤を安定させること、そのためには個別の政策ごとの協力ということもあるのかもしれませんけれども、そうした政権基盤を確たるものとして安定させるためには、連立の拡大ということが望ましい、そのことはずっと言ってまいりましたし、今もその考えでございます。 相手のあることですから、何かこちらの思惑通りに、思惑をお話ししても、その通りになるかどうか分かりませんけれども、基本的にそういう考えを持っているということであります。 今日の昼の会合でもそうした、この点についての話題はあったわけですけれども、まだ話が具体的に進展しているわけではありませんので、何か具体的な話をしたということではありません。 基本的な考えを申し述べ、維新の方からもそういう基本的な考えが述べられたということです。

自民党広報

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【お知らせ】 5月19日、高市総理と韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、日韓共同記者発表を行いました。 ※両首脳の発言要旨(速報版、仮訳) (李大統領発言)※日本語仮訳 高市総理と日本代表団の韓国訪問を大韓民国国民とともに心から歓迎いたします。 1月に私が高市総理のふるさと奈良を訪問してから4か月振りに今度は総理が私のふるさとであるここ安東を訪ねてくださいました。 韓日両国の首脳が互いのふるさとを訪問したのは今回が初めてであり、また世界でも例を見ないことだそうです。 こうして意義深く歴史的な交流がわずか4か月の間に成し遂げられたという点は韓日両国が共有する友情と連帯がそれほどに厚く、強いものであるということを表すものです。 このように意義深く歴史的な交流が、わずか4か月という短期間で実現したことは、日韓両国が共有する友情と絆が、それだけ温かく、また強固であることを示しています。 これまでソウルと東京に限られていたシャトル外交の舞台が、釜山、慶州、奈良、安東など、多くの地方都市へと拡大したことも、非常に意義深いことだと考えます。 日韓間の年間人的交流は1,300万人に達し、両国の若者たちは地方都市の隠れた魅力を求めて活発に相互訪問を行っています。 今や日韓関係は首都を越えて地域の隅々へと広がり、新たな地平を迎えています。 本日の会談で、私と高市総理は、これまでのシャトル外交を通じて築いてきた信頼を基盤に、急変する国際情勢に共同で対応するための戦略的パートナーとして、様々な懸案について虚心坦懐に議論しました。 特に、最近の中東情勢に起因するサプライチェーンやエネルギー市場の不安定性について、両国間の緊密な協力の必要性がさらに高まっているという点で認識を共有しました。 さらに、中東地域の平和と安定が早期に回復されなければならないという点でも、認識を共にしました。 こうした共通認識に基づき、両国は去る3月に締結された日韓サプライチェーン・パートナーシップの成果を評価し、両国間のサプライチェーン協力をさらに拡大していくことにました。 高市首相からは、日韓両国が緊密に連携し、サプライチェーンの危機に直面しているその他のアジア諸国との資源サプライチェーン協力も深化させていくよう提案いただきました。 私からはこれに賛同し、また積極的に協力していく意向を表明しました。 併せて、両国は主要なエネルギー源であるLNGおよび原油分野での協力も一層強化していくことにしました。 去る3月に締結されたLNG協力協約書(ママ、「LNG運用の最適化に関する覚書」のこと)に基づき、両国間のLNG協力を拡大する一方、原油の需給および備蓄に関する情報共有とコミュニケーションのチャンネルも深化させていくことにしました。 国際情勢が急変する中、域内の平和と安定のための韓日、そして韓米日協力の重要性も再確認しました。 こうした文脈において、最近、韓日安保政策協議会(ママ、日韓安保対話)が初めて次官級に格上げされて開催されたことを、非常に意味のある進展であると評価しました。 また、私は、北東アジア地域が経済、安保など様々な側面で互いに密接に連携しているだけに、域内に真の平和と安定のためには、韓中日3か国が互いに尊重し、協力し、共通の利益を模索することが重要であると強調しました。 両国は朝鮮半島の情勢についても、深く意見を交わしました。 私は、南北が平和的に共存し、共に成長する、戦う必要のない平和な朝鮮半島を構築するという韓国政府の立場を説明しました。 続いて、両国は、去る1月の首脳会談で議論された多様な分野における実質的な協力案が、各レベルでの活発な意思疎通を通じて進展している点を評価し、未来志向の協力をさらに拡大していくことにしました。 私は、両国が人工知能分野におけるそれぞれの強みを基盤に、互恵的で戦略的な協力基盤を強化すれば、両国の企業と国民がグローバルAI基本社会を先導する主役になるであろうという点を述べました。 また、宇宙探査、バイオなど、両国間の先端技術分野における協力についても、深く議論しました。 両国は、国民の生命と安全を守るための協力も強化していくことにしました。 特に、両国の警察庁間で締結された国境を越えたフィッシング詐欺共同対応のための協力覚書(組織的詐欺への対応に関する日韓協力覚書)は、捜査の迅速性と効率性を画期的に高め、両国の国民を犯罪の脅威から安全に守るための強固な基盤となるでしょう。 さらに、人工知能(AI)時代において国民の安全を守り、権利を保護するための個人情報保護協力についても、議論していくことにしました。 日本の長生炭鉱で発掘された遺体のDNA鑑定もまもなく始まります。 これまで外交当局間の緊密な実務協議を通じて、DNA鑑定の具体的な手順と方法について合意しました。 韓日両国が過去の問題において人道的な事項から協力していく、小さくとも非常に意義深い第一歩となるでしょう。 韓日両国が協力できる分野は、今後も無限で尽きることはありません。 両国が共に繁栄し、国民がその恩恵を肌で感じる、国民体感型協力策を絶えず創出していくことを期待します。 本日、会談を含め、私と高市総理は、過去7か月間で実に4回も共に過ごしました。 これは、両国の首脳が形式にとらわれず、いつでも必要な時に会って意思疎通を行うシャトル外交が完全に定着したことを意味します。 日韓関係の新たな60周年を迎え、今後も両国の国民が体感できる未来志向の協力をさらに拡大していくことを期待します。 尊敬する高市首相の訪韓を改めて深く歓迎するとともに、近い将来、日本の別の美しい地域で首相と再会し、率直な対話を続けられることを期待しています。 ありがとうございました。 (高市総理) 皆様こんにちは。まずは、私と日本代表団を温かく迎えてくださった李在明大統領と、そして韓国の皆様に、心より感謝を申し上げます。とりわけ、大統領のふるさとであるここ安東(アンドン)で、大統領と再会できたことを大変うれしく思っております。前回の奈良、そして、今回の安東と、お互いのふるさとにおいて「シャトル外交」を、間を置かずに実施できたことで、大統領と私の友情と信頼関係が一層強まった、深まったと感じております。豊かな伝統と文化が息づき、美しい自然に恵まれた安東を訪れることができ、大変うれしく思いますとともに、大統領のお心遣いに、改めて感謝を申し上げます。 今、国際社会が激動し、世界全体が不安定化している中で、こうして日韓の首脳が「シャトル外交」により緊密に意思疎通を行っていることは、大きな意義を有すると考えます。こうした認識のもと、大統領と私は、日韓関係のみならず、中東情勢も踏まえたインド太平洋地域情勢について、率直な意見交換を行いました。その中で、ホルムズ海峡の自由で安全な航行の確保を含む、事態の沈静化のため、それぞれが引き続き努力していくことで一致しました。現下の国際情勢を踏まえますと、インド太平洋地域の平和と安定を促進するため、日米同盟・米韓同盟、そして、その戦略的連携による抑止力・対処力の維持・強化を含め、日韓が主体的に取り組んでいくことが重要であり、大統領と私はこうした認識を共有いたしました。 現下の国際情勢を踏まえ、重要鉱物を含む日韓間のサプライチェーン協力は重要です。3月に両国間で作成された覚書を歓迎し、積極的に協力を推進していくことを確認しました。 また、自由で開かれたインド太平洋、FOIPの実現、そして日韓それぞれのためにも、各国の自律性・強靱性を高め、地域のサプライチェーンを支えるために日韓が連携して役割を果たしていくことが重要です。 こうした観点から、大統領と私は、先月発表した「パワー・アジア」の下、「インド太平洋地域の備蓄強化を含むエネルギー供給強靱化」及び「原油・石油製品及びLNGの相互融通・スワップ取引を含む日韓両国のエネルギー安全保障強化」の二つを柱とする日韓協力を立ち上げ、具体的な行動を共同で検討していくことで一致したことを歓迎いたします。 そのほか、新たな課題であり、また機会でもあるAIや、重要性が増している経済安全保障全般について、日韓が共に強く、豊かになるため、互恵的な協力を推進していくことを目指し、関係当局間で議論を続けていくことを確認しました。 国境を越えた組織的詐欺は日韓共通の課題です。今般、「組織的詐欺への対応に関する日韓協力覚書」が署名されたことを歓迎いたします。 安全保障分野では、本年1月の日韓首脳会談を踏まえ、先日、日韓安全保障対話が、初めて次官級で開催されたことを歓迎いたします。両国間の協力を着実に進展させていきたいと思います。現下の厳しい国際環境を踏まえ、大統領と私は、日韓、日韓米の安全保障協力を含む戦略的な連携の重要性について一致し、これまでも具体的な協力が進んでいることを歓迎します。大統領と私は、安全保障、経済安全保障を含む3か国間の具体的な協力を持続、強化していくために、一層緊密に情報を共有し、協力していくという意思を確認しました。 北朝鮮については、核・ミサイル問題を含む北朝鮮への対応について議論を行い、日韓、日韓米で緊密に連携して対応していくことを改めて確認しました。また、拉致問題につきましては、即時解決に向け、大統領から頂いてきている御支持に改めて感謝を申し上げます。 本日の首脳会談を踏まえ、地域と国際社会の平和と安定のため、そして、日韓関係を更なる高みに引き上げるために、協力の裾野を拡げていくために、引き続き、あらゆるレベルで緊密に意思疎通を行っていきたいと思います。 幸い時差もありませんので、何かちょっと困ったことがあったり、諸外国との関係で悩むことがあったら、しょっちゅう電話をしあおうねと約束をいたしました。次回は日本にお越しいただくことになります。温泉にしようかな、どこにしようかな、とっても楽しみに、美しい場所にお連れしたいなと考えさせていただきます。私からは以上でございます。どうもありがとうございました

首相官邸

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れいわ新選組、山本太郎です。 私は多発性骨髄腫の前段階であることが判明し、 参議院議員を辞職。 最前線から一時撤退し、命を守る行動に入ります。 私が戻るまでの間、 共同代表と幹事長を中心に、 れいわ新選組を引っ張って参ります。 唐突ですが、みなさん。 2011年3月11日、何をしていましたか。 私は当時、芸能人・俳優でした。 東京で自分が出演した作品の取材中に、 立っていられない程の揺れに襲われました。 3月11日、大地震と津波で多くの命が失われ、 3月12日、原発が爆発。 ここから私の人生は変わった。 原発事故後、生まれて初めて突きつけられた 「国は信用できるものじゃない」という思い。 そんな国への批判と 原発への怒り、憤りをSNSに投稿したら、 所属事務所に抗議が殺到。 迷惑はかけられないと事務所を辞めました。 芸能界で政治的発言はタブーです。 「原発はやめるべき」そう繰り返した私は、 20年間続けてきた芸能界の仕事を干される形に。 「今後一切、政治的発言をしません」と宣言すれば、 仕事は続けられたでしょう。 でも、16歳から真面目に働き、 納税してきた有権者の1人として、 自分の意見を言ったら仕事がなくなる。 それ自体がおかしい、不健全だと、 その思いを貫きました。 そんな私に対して、 全国各地で貧困、労働、沖縄問題などなど、 様々な社会問題に取り組む皆さんが、 声をかけてくれた。 日本全国を1年半ほど回りました。 自分の話だけではなく、 私を呼んでくださった方々、 全国の社会問題の当事者、支援者、 サポートする弁護士さんなどが、 どのように取り組み、戦いをしているか。 話を聞かせてもらうことで、 日本国内に存在する様々な不条理、 それによって苦しむ人々の状況を、 原発問題以外、何も知らなかった山本太郎に、 レクチャーしていただく場にもなったんです。 私は知らなかった。 仕事に殺される「過労死」という日本語が 世界で通じる言葉になっていたことを。 私は知らなかった。 バブル崩壊後、就職氷河期によって 苦境に立たされた同世代の苦しみが、 中年になっても続くことを。 高齢者の5人に1人が貧困で、 老老介護や子どもがキャリアを捨てて 親の介護をするケースから、 介護殺人などの悲劇が起きていることを。 セーフティーネットが しっかり機能していないこの国で、 まさかの刑務所が 最後のセーフティーネットになっている現実を。 地震など災害に遭っても、 国は被災者の生活再建に本気を出さず、 自己責任としてきたことを。 私は知らなかった。 日本という国は、 いまだアメリカの占領状態が続く植民地で、 自分たちの意思で国を動かせないということを。 原発事故がなかったとしても、 すでに日本という国が壊れていることを 知らなかった。 それに気づかせてくれたのが、 全国の皆さんでした。 いったい誰が国を壊して来たのか。 国や政治家や巨大資本だけでなく、 これまで政治に興味も持たず、 ただ自分のためだけに生きてきた 自分自身なんじゃないか。 そう気づいた時、居ても立っても いられなくなったんですよ。 だから決意したんです。 国を変える1人となって、 罪滅ぼしするって。 右も左もわからない1年生議員が誕生し、 多くの人々に支えていただいた。 育てていただいた。 国会の最前列で見る景色は、 与党も野党もなく、たるみ切ったもの。 カネになる話は一気に進むけど、 一般庶民の命や健康に関することには 指一本動かそうとしない自民党と、 それを生ぬるく反対することで 立ち位置を守る野党という、 まさに茶番の毎日。 米軍の2軍として自衛隊を差し出す集団的自衛権や、 グローバル企業に日本の農業を食い物にさせるTPP。 カジノの解禁や奴隷労働の拡大、移民推進法。 国民のプライバシーまで国が監視する共謀罪。 このような売国政策については、 たとえたった1人であっても、 牛歩して抗うというスタイルでやってきました。 政治の場が 国の更なる破壊を進めている事に、 国民のたった1人であっても 気づいてくれるんだったらと、 最後の最後まで抵抗する道を選んできた。 私の参議院の任期6年間が終わる前、 自分の中で決断を迫った。 政治から足を洗うのか、 それとも諦めないかの2択。 諦めないなら自分で旗揚げするしかない。 国会に緊張感を作り出し、消費税を廃止。 積極財政で日本経済を復活させる。 そう訴える初めての政党として、 「生きてるだけで価値がある社会」を実現するため、 れいわ新選組を2019年、1人で立ち上げた。 最初の選挙で、難病ALS患者の舩後靖彦さん、 重度障害者の木村英子さんが国会議員に。 障害者を国会議員にするなんて偽善者だ、 直接そう言われたこともあります。 でも、本当にそうでしょうか。 みなさんの中で、 明日が約束されている人いますか。 一寸先は闇です。 あなたに何かあった時、 いや、何かある前に 手を差し伸べる国や行政があったとしたら、 どれだけ心強いか。 「何があっても心配するな。」という国を作りたい。 そんな思いで、 この6年間で13人の国会議員と、 60名を超える地方自治体議員が誕生。 そして今回の選挙で、 各政党が訴えていることを聞くと、 耳を疑うばかりです。 与党ばかりか野党までも原発再稼働OK。 集団的自衛権もOK。 これまで反対の立場だったのに手のひら返し。 沖縄・辺野古の新基地は必要だと 口を滑らせた者もいる。 身を切る改革と言いながら、 364人が国保逃れの疑いという政党。 他にも、290人が統一教会から 選挙応援を受ける政党は、 今回の選挙で裏金議員43人を立候補させた。 国民生活の底が抜けているという 肝心なことに目を向けさせないための外国人叩き。 そういった安易すぎる方法で 仕事をしているフリをしている議員も多数。 情けない限り。 私が消費税減税・廃止を訴えた6年前、 他の政党は鼻で笑っていました。 この選挙では、ほとんどの政党が 消費税減税を公約にしている。 前回の選挙でも減税を約束した政党が、 選挙が終わった後、 国会でほとんど議論もしていない。 この腐り切った政治、 この国の現状をなんとかしたい。 当たり前に安心して暮らせる国にしたい。 ずっとそう思って、 死ぬ気でやってきました。 ある意味、1人の人間ができる限界を超えて やっている自覚があったんです。 最終的に私の身体は悲鳴を上げた。 でも幸い、私には仲間がいます。 応援してくれる全国の仲間が、 そしてこれを観てくれているあなたがいる。 あなたに私のバトンを 受け取ってほしいんです。 私が再び戻ってくるまで。 れいわ新選組をもっともっと 大きくしてほしいんです。 次はあなたの番です。 比例はひらがな3文字「れいわ」。 全国どこからでも比例はれいわ。 あなたの周りに拡げてください。 【衆院選2026】 れいわ新選組 政見放送(比例代表) 文字起こし全文はこちらから>> -- \投票日は2月8日(日)🗳/ #衆院選2026 🙌 ⬛小選挙区の投票用紙は、 【候補者名】をお書きください。 あなたの街にも、れいわの仲間がいます! >> ⬛比例代表の投票用紙(ピンク色)には、 全国どこでも【れいわ】とお書きください。 全国すべての投票所で、 れいわとお書きいただけます。 --- / 衆院選2026マニフェスト📖⚡️ 「日本を守る、とは あなたを守ることから始まる」 \ >> --- \ポスター(比例はれいわ)🐾/ 選挙が終わるまでの間だけでも、 あなたのお宅の壁をお借りしたいんです! ご協力よろしくお願いいたします🙏 >> --- ボランティアセンターでお手伝い☀️ 東京都・新宿駅 徒歩1分のところに ボランティアセンターを開設しています。 未経験者大歓迎! あなたのお力を貸してください。 >> --- 【ご寄附のお願い🐈】 大企業や組織に頼らない、 草の根政党「れいわ新選組」を、 ご寄附でお支えください 。 どうかよろしくお願いいたします🙏 >> #比例はれいわ #れいわ新選組 #山本太郎 #衆院選 #衆議院議員選挙

いのちの党

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第219回臨時国会における 松山政司参議院議員代表質問  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 令和7年11月5日(水) 自由民主党の松山 政司です。 会派を代表して、高市総理大臣の所信表明演説に対して、質問いたします。 本日の代表質問は、参議院の我が党の議員会長に就任してから初めてのものとなりますが、議会人として、今、世界中で、先の見えない状況に対応できない政治への不満を背景にした、排他主義や分断を深めかねない扇動的な言論の蔓延により、議会制民主主義の機能が麻痺してしまう状況が見られることに強い懸念を感じています。 我が国でも、安全保障環境の激変、これまで進めてきた自由貿易体制とは異なる動き、国民生活を脅かす物価高という国難ともいうべき状況の中、政治空白の回避と政治の安定が急務となっています。 そこで、熟議の府である参議院は、いかなる姿勢で政治を前に進めていくべきでしょうか。 私は、「対立」や「分断」ではなく、「融和」と「結束」を意識し、政治の安定を図ることではないか、と考えています。 政治である以上、議論の末に結論を出さなければなりません。 またスピード感をもって政策を実行することが求められる場面もあります。 しかし、衆議院と異なり、参議院は政権をかけた解散・総選挙で白黒をつけることはできません。 ですから、あくまでも「融和」と「結束」、これを意識して、政治を安定させ、政策を前に進め、日本の未来を築き上げていくことが、参議院のあるべき姿ではないか、 と思っております。 本年七月に行われた参議院議員通常選挙では、我が党は、国民の皆様から厳粛なる審判を受け、参議院においても与党で過半数を割り込む厳しい結果となりました。 すぐに我が党は、党内に「選挙総括委員会」を設置し、私自身も、参議院議員会長として加わり、改選議員の立場からも背景の検証を行いました。 そこでは、若年層・現役世代と一部保守層の支持離れ、「政治とカネ」による信頼喪失、デジタル対応の遅れなど、今後、我が党が取り組むべき課題が明らかになりました。 それらの中でも、私が感じた最も大きな課題は、中小・小規模事業者や国民生活の厳しい現状に十分に寄り添えず、国民の皆様に公約で訴えた物価高対策などがご理解をいただけなかったということであります。 この反省に立って、国民の皆様の厳しい現状にしっかりと寄り添った政策を速やかに決定し、迅速に実行すること、そのためには、多党化の中、憲法、外交・安全保障、エネルギーといった基本政策の合意に基づく協力・連立により、政治に安定を取り戻すことが絶対に必要です。 我が党の立党以来70年の間でも、参議院における自民党は半分近くの間で単独過半数を持っておりませんでした。私が当選した2001年からを振り返ってみても、我が党が参議院で、単独過半数であった時期は3年ほどの一時期でした。 そのような中、我が党と公明党は、連立政権として、こども子育て政策、あるいは安全保障政策などで数多くの成果を上げてまいりましたが、今回は、その枠組みが外れてしまうこととなりました。 しかし、この26年間に、深まった信頼関係、特に人間関係は極めて貴重なものであり、大切にさせていただきたいと思っております。 そして、この度、政治を安定させ、我が国が直面している危機を乗り越えるために、高市総裁が先頭に立って、連立協議を呼びかけられ、我が党と「日本維新の会」との間で基本政策の合意を得て、新たな政権の枠組みが定まったところです。 国家観を共有する両党が、経済、景気、物価高対策等の一刻も早い実現はもちろん、憲法改正を始め、様々な重要な課題を、ともに前に進めていくことが可能となったことは、我が国の政治にとって大きな歴史的な一歩になると受け止めています。 そこで、「決断」と「前進」を掲げる高市内閣では、新たな連立の枠組みはできたものの、依然として少数与党政権であることを踏まえて、どのように政治の安定と強化を図ると同時に、国民の皆様に寄り添いながら、政策を迅速かつ強力に実行していくご所見なのか、高市総理にお伺いいたします。 まずは、止まらない物価高に苦しむ国民生活への対応を最優先に、手取りを増やし、家計の負担を減らすための経済対策を講じなければなりません。 高市総理が初閣議で政府に命じた「新たな経済対策」の策定に、与党として全力で取りまとめに当たってまいります。 同時に、高市内閣がどのような中長期的なビジョンを持って、政策に当たっていくのかということを、国民の皆様に示すことも重要です。 我が国は、団塊の世代が後期高齢者となり、国民の5人に1人が75歳以上の超高齢化社会を迎えることで雇用、医療、福祉などの様々な領域に深刻な影響が出ると言われていた、いわゆる「2025年問題」に直面しています。 さらに、この先、団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者となり、高齢者人口がピークを迎え、いわゆる15歳から64歳までの生産年齢人口が急速に減少することが予想されます。 これまでと異なり高齢者や専業主婦の方々の労働参加を増やすことでカバーするということも難しくなります。 中間層の衰退、可処分所得の格差拡大、財政の悪化、更なる少子化・人口減少といった懸念がある中、高市総理が掲げる「日本再起」の旗の下、ここから15年間、2040年までに、我が国の人口・社会構造、経済、財政、さらには、社会保障、安全保障など、予想される様々な課題に対して、国民の皆様に寄り添い、安心感をもたらす、ビジョンと処方箋を明確に、しかもわかりやすく示すことが大切だと考えますが、高市総理のお考えをお聞かせください。 また、2040年に向けても、中長期的な財政支出と、財政の持続可能性の双方に注意深く目を配りながら、まずは「強い経済」をつくっていくという前向きな政策、いわば「責任ある積極財政」の考えが貫かれると理解してよいのでしょうか。この点についてもお伺いします。 次に、物価高を受けた新たな経済対策について質問いたします。 物価高、特に飲食料品の値上げが止まりません。 民間調査機関の発表によると、10月も、本年4月以来、値上げとなる食品や飲料品が三千品目を超えることとなりました。 消費者物価総合指数も対前年同月比で、2.0パーセントを上回る月が42か月続いています。 これまで、政府与党は、物価高に対して、低所得世帯向け給付金や、ガソリン価格等の抑制、電気・ガス料金の支援、重点支援地方交付金などの措置を講じてきました。 これらに加えて、党の内外から、定額給付金、あるいは最低賃金引上げなどによる手取り増、食料品にかかる消費税の減税、基礎控除の引上げ、給付付き税額控除、社会保険料の軽減などの負担軽減策、さらに、ガソリンや軽油引取税の暫定税率の廃止など、様々な施策が提案されておりました。 これらに対して、「決断」と「前進」を掲げる高市内閣は、すでに所信の中で、ガソリン税や軽油引取税の暫定税率の早期廃止、電気・ガス料金の支援、重点支援地方交付金の拡充のほか、基礎控除の物価連動型の引き上げ措置や、給付付き税額控除の制度設計についての議論等の着手に明言しており、力強い限りです。 その上で、目の前の物価高に対する「新たな経済対策」において、どのような物価高対策が、いつまでに、どのように実施されて、それらの対策の恩恵により、いつから、どの位、国民の皆様の手取りが増え、生活が楽になるのか、こういったことを、わかりやすく示し、暮らしに安心感を与えるべきだと考えますが、高市総理のご所見をお伺いします。 また、施策を講ずる上で、その財源を確保することは当然でありますが、特に、地方税収への影響を懸念する地方公共団体には、早急に具体的な補填策の方針を示すべきと考えます。 この点についても、総理にお伺いします。 高齢化、少子化の進展により、年金、医療、介護といった社会保障の支え手は減り続けています。 一方、社会保障給付費は、2000年度に78兆円でしたが、2025年度は141兆円となります。 民間調査研究所のレポートによれば、会社等に勤めている世帯が勤め先から得た収入、いわゆる勤め先収入は、2000年から2024年で、約633万円から697万円と64万円ほど増えた一方、直接税は5万円程度、間接税は14万円程度、さらに社会保険料は25万円程度増加していると計算されています。 つまり賃金が増えても、負担も増え、賃上げの実感が乏しいということになります。 高額療養費をはじめとして、社会保障を必要とする状況となった方々に、必要な給付が確実になされるよう、同時に、現役世代の負担が増えて、家計が圧迫されることで社会保障給付財源の確保の前提となる経済成長が失速しないように、英知を集めた国民的議論とともに、国民の皆様への丁寧な説明につとめていくことが不可欠だと考えます。 そこで、社会保障を支えるためには、その土台となる経済成長の確保がなによりも大切だと考えますが、こども子育て政策を含めて、これからの社会保障給付の在り方と、その財源確保に向けた考え方を、総理にお伺いします。 高市総理は就任早々、ASEAN関連首脳会議、米国トランプ大統領の来日、さらにAPEC首脳会議と、 立て続けに3つの極めて重要な外交案件において大きな成果をあげられました。 特に、米国大統領の来日では、安倍元総理により修復された米国との信頼関係を、より深めることとなった高市総理の外交手腕は、各方面より高く評価されております。 我が党の強みの一つは、党として世界各国の要人と積み上げてきた多くの個人的な信頼関係にもあると、改めて強く実感いたしました。 私も、9月末、議員会長として台湾を訪れ、頼清徳総統と会談をさせていただきましたが、総統は、台湾周辺で安定を損なう行為が頻発していることを懸念するとともに、権威主義の拡張に直面する中で、民主主義勢力による一層の結束の必要性を強く訴えられました。 保護主義の台頭と自由貿易体制の揺らぎ、依然として止まらないウクライナ侵略、そして冷戦時代を想起させる中国、ロシア、北朝鮮の結び付きの強化や、権威主義の拡張など、我が国周辺を取り巻く外交・安全保障環境の厳しさが増していることを改めて強く実感しました。 我が国も、自由、民主主義、法の支配などの基本的価値を共有する国や地域との連携を深めていかなければなりません。 同時に、強い経済力の実現を通して、我が国が主体的な防衛力の抜本的な強化を図っていくことが不可欠です。 今回の日米首脳会談では、高市総理による周到かつ綿密な準備により、日米同盟は黄金時代と言うべき新たなページを開いたと言えます。そして、中国、ロシア、北朝鮮の接近などで、安全保障環境がかつてないほど厳しさを増しているこの地域で、米国が存在感を示し続けるという、大きな意義もあったと考えます。この点についての総理のご所見をお伺いします。 もう一点、日米首脳会談に加え、ASEAN関連首脳会議及びAPEC首脳会議を含めた一連の首脳会議を通じて、各国・地域との間において、安倍元総理が提唱し、我が国が推進している「自由で開かれたインド太平洋」の実現への理解が深まったと認識していますが、今後、この構想・FOIPをどのように進化させるとともに、関係国との具体的な連携強化に結び付けていくお考えでしょうか。これらについて総理にお伺いします。 我が国は、これまでトランプ関税に関して、精力的に交渉を重ね、相互関税、自動車関税について、英国やEUと並んで、特例措置を確保することができました。 また、日米戦略的投資イニシアティブにより、経済・国家安全保障上の利益の促進のために、半導体、医薬品、金属、重要鉱物、造船、エネルギー、さらには人工知能、量子コンピューター、これらを含む分野で投資を推進することとなっています。 トランプ政権の緻密かつ強硬な交渉姿勢の中、経済安全保障という考え方を関税交渉に差し込み、守るべきものは守り、進めるべきものは進めるというスタンスで、 日本経済への影響を最小限にとどめながら、将来につながる足場を残したと評価いたします。 今回の日米首脳会談では、先の日米の関税交渉をめぐる合意などを踏まえ、「偉大なディール」の実施に向けた強い決意を相互に確認しました。 同時に、重要鉱物やレアアース、AIをはじめとした重要技術や造船などの幅広い分野で経済安全保障の日米協力をさらに構築していくことも確認されています。 そこで、高市総理は、今回の首脳会談の成果の上に、未来への不安を希望に変え、経済成長を切り開いていくための積極的な投資をどのように生み出していくご所見でしょうか。 関心を示している日本企業への後押し等も含めてお考えをお聞かせください。 北朝鮮による拉致被害者家族会の方々が、先々週高市総理と面会され、その翌週には、来日したトランプ米国大統領に、被害者の帰国の実現に向けた協力を強く訴えられました。 拉致問題の解決には、時間的制約があることを思えば、政府の最重要課題として、これまで以上に力を入れて、活動に取り組み、解決に向けた突破口を開かなければなりません。 これまでも、金正恩総書記に直接、拉致問題の解決への進展を迫っていただいたトランプ大統領は、今回「シンゾー・アベと共に始まったこの件については、我々ができる事はなんでもする」と、こう力強く述べていただきましたが、今後も米国の力を得るには、高市総理の高い熱量と強い覚悟、そして米国大統領との間の深い信頼関係が絶対に必要です。 今回の日米首脳会談で得た成果のもと、金正恩総書記との首脳会談の実現等を含め、拉致被害者の方々全員の帰国に向けた取組をどのように進めていくご所見をお持ちでしょうか。 必ず拉致被害者を日本に取り戻すという総理ご自身の決意とともに、お伺いします。 エネルギー自給率が低い我が国では、エネルギー価格の高騰により、貿易収支が悪化すると同時に、為替レートは安くなる方向に働き、さらに、輸入エネルギーの価格は上昇方向に動きます。 昨年一年間では、原油やLNGなどの鉱物性燃料の日本の貿易収支は約24兆円の輸入超過です。 これは自動車等の輸送用機器の輸出額にほぼ匹敵しています。 我が国の物価高の根本的な解消、貿易収支の改善、さらには経済安全保障の強化のためには、自給率が15.3%に過ぎない日本のエネルギー構造を変革していくことが重要です。 我が国の技術と生産力を活かした新たな再生エネルギーの活用、高市総理がこれまでも力を入れてきたフュージョンエネルギーの早期実現、さらに米国アラスカでの天然ガス開発への参画等による資源の入手先の多角化などについて、どのような戦略ビジョンをもって、我が国のエネルギー構造を変革させていくお考えをお持ちでしょうか。総理にお伺いいたします。 ここから地方創生に関連してお伺いします。 グローバル経済が加速する中、我が国最大の経済力を有し、日本経済を牽引している東京の成長は大切です。 同時に、発生確率が高まる首都直下型地震などによる首都中枢機能の停止や、首都圏への過度な人口集中がもたらす地方の衰退、地方が担っている食料生産力の維持への不安などの問題に対処することも極めて重要です。 これまでも東京圏への一極集中の是正と地方創生に向けて、様々な政策が講じられてきましたが、大きな流れの変化はありません。 米国、ドイツ、オーストラリア、韓国など、海外でよく見られる首都機能分散のような、日本の国土構造を変えるほどの思い切った対策が必要であり、 その一つが、今回の「日本維新の会」との連立政権合意に盛り込まれた副首都構想の実現であると受け止めています。 副首都の定義や要件がどのようなものになるのか、それによっても対象となる候補地は異なりますが、すでに福岡県においても、 知事が首都中枢機能のバックアップ拠点の候補地になりうると発言するなど、日本各地で関心が高まっています。 そこで、高市総理は、地方創生や大規模自然災害時のバックアップ機能という観点から、どのように副首都構想を実現していくお考えでしょうか。ご所見をお伺いします。 地方創生に関連して、もう一点お伺いしますが、大都市圏への人口流出が続く地方においてこそ、より高い賃上げを実現すべきです。 特に、地方の医療、福祉、介護の現場では、公定価格ゆえに、賃上げには限界があり、今の水準では、大都市や他業種に人材が流出してしまうことから、とりわけ給与等の見直しが不可欠です。 一方、中小企業、小規模事業者の方々からは、今、進めている賃上げは企業業績の改善が見られない中でも賃上げをせざるを得ない、いわゆる「防衛的賃上げ」であり、これ以上の賃上げは厳しく、会社が倒産しかねないという悲鳴が聞こえてきます。 地方の中小・小規模事業者や医療、福祉、介護の現場こそ、賃上げにつながる生産性向上に向けた支援策、そして公定価格の引上げや、重点支援地方交付金の地方への手厚い配分などが不可欠と考えます。総理のご決意とご見解をお伺いします。 本年1月に発生した埼玉県での下水道管破損による道路陥没事故により、改めて社会資本の老朽化の深刻さがクローズアップされました。 全国の下水道管路の総延長は約50万キロ、なんと地球12.5周分ですが、このうち、耐用年数50年を経過した管路の延長は約4万キロと地球1周分、しかも令和15年度末には約10万キロと2倍以上に急速に増加します。 下水道に限らず、高度経済成長期に整備された社会資本の多くは、今後ますます老朽化による問題が深刻化します。 しかも、南海トラフ地震などの大地震、過去に経験のない豪雨、こういった災害がいつ襲ってくるのか、わかりません。 老朽化を原因とする事故や、激甚化する自然災害から人命や生活、経済活動を守るために、国土強靱化、老朽化対策を強力に進めなければなりません。 そのためには、国から地方自治体への財政支援の拡充や、国の機関による技術的支援の充実、老朽化対策に充てるための新たな財源の確保など、工夫を講ずる必要があると考えます。総理のご所見をお伺いします。 また厳しさを増す安全保障環境に鑑みれば、主体的に防衛力強化に取り組むことは必然でありますし、そのための防衛費の増額は極めて重要です。 その際、我が国の防衛体制の充実・強化と、地域経済の振興を共存共栄させるために、現在の安保戦略に基づき創設された「総合的な防衛体制の強化に資する公共インフラ整備」、 この拡充・強化と、更なる予算の確保を図ってはどうかと考えますが、総理のご所見をお聞かせください。 本年のノーベル生理学・医学賞が大阪大学の坂口志文特任教授に、化学賞が京都大学の北川進理事に贈られることとなりました。 私が科学技術担当大臣を務めた当時においても、基礎研究力の強化には力を入れていただけに、自然科学分野でのノーベル賞受賞者が続いていることに、大変うれしさを覚えます。 しかし、日本の研究力の低下が懸念されていることから、喜んでばかりというわけにはいきません。 基礎研究等では成果を得るまでに長い時間がかかりますが、その間、どのように支えていくのか、国際的な研究連携をどのように後押ししていくのか、そして、基礎研究力を支える人材の層をどのように厚くしていくのか、さらに、実用化に至るまで、どのように支援環境を整備し、我が国の医学や創薬力、DXやGXの強化につなげていくのか、といった課題が山積しています。 そこで、我が国の強い経済の基盤となりうる科学技術力の強化のためには、総合的なビジョンの下、これらの課題について、戦略的に政策を講じていくべきと考えますが、総理のお考えをお聞かせください。 世界人口や人・モノの移動等の増加により、新型コロナウイルスのような人獣共通感染症パンデミックの脅威は高まっています。 このため、動物由来の伝染病や薬剤耐性菌に代表される困難な課題に、人と動物と環境の健康をひとつと考えるワンへルスに基づく取組が広がっています。 これまでもワンヘルスアプローチについては、福岡県がアジアのゲートウェイとして、特性を活かし、人獣共通感染症に関する横断的な研究等を進めるための「ワンヘルスセンター」の整備、またアジア獣医師会連合・FAVAワンヘルス福岡オフィスの開設にも取り組んできました。 さらに国の機関として、人獣共通感染症や薬剤耐性対策を行う「アジア新興・人獣共通感染症センター」の早期設置に向けた動きも進めています。 また、来年4月には、世界獣医師会大会が31年ぶりに、日本で開催されることとなっています。 そこで、このようなワンヘルスに関わる先導的な動きを踏まえ、内閣として、新型コロナウイルスのような、人獣共通感染症への高まる脅威に対して、どのように取り組みを強化していくお考えなのか、総理にお伺いします。 日本国憲法は、来年は公布80年となりますが、一度も改正されておりません。 一方、1949年に制定されたドイツの憲法に当たるドイツ連邦共和国基本法は、本年3月、連邦議会で改正法案が可決され、67回目の改正となりました。 ドイツ基本法は、法律レベルの技術的な条文までも規定されているために、改正回数が多くなるといった理由がありますが、我が国のように、公布以来、一度も改正されておらず、改正案も発議されていない憲法は異例です。 報道各社の世論調査では、憲法改正賛成が反対を上回り、議論をもっと活発にすべしという回答が七割超となっている調査もあります。 私ども自民党は、自衛隊の明記、緊急事態対応、合区解消・地方公共団体、教育充実という改憲4項目について、条文イメージを示していますが、条文化できるものは条文起草を急ぎ、主権者である国民の皆様の前にお示ししたいと考えております。 そこで、「憲法は国民のもの」との考え方の下、参議院での審議を通じて、国民の皆様に憲法改正を巡る考え方を提示することは、立法府の極めて重要な役割と考えますが、この点について、高市総理のお考えをお伺いして、私の質問を終わります。 ご清聴ありがとうございました。 #松山政司

自民党広報

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小林鷹之政務調査会長 記者会見(2026.8.5)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【冒頭発言】 今日もご参集ありがとうございます。 まず熊本地震ですが、発災から本日で1週間が経過いたしました。 改めて、お亡くなりになられた38名の方々に深く哀悼の誠を捧げますとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 また過酷な現場で昼夜を問わず、救援そして救護、復旧活動に当たっている自衛隊、警察、消防、自治体職員の皆様、また医療従事者の皆様、インフラ事業者の皆様の活動に深く感謝を申し上げます。 ただでさえ酷暑の中での被災であって、まだインフラが復旧していない中での余震などへの不安も想像に余りある状況であると受け止めております。 支援という観点からも、救出活動やプッシュ型の物資支援といった初期対応のフェーズから、災害関連死の防止や避難所における衛生・熱中症対策、きめ細やかな物資支援といったフェーズへ移ってきていると認識をしております。 党としても今朝8時30分から2回目となる幹事長をヘッドとする対策本部を開催いたしまして、オンラインで熊本県の木村知事と自民党熊本県連から話を伺いまして、現地の被害状況や必要な支援などの要望を聞き取りました。 今もなお、昨日の午後の時点で申し上げると、断水が4万4000世帯というふうに伺っております。 今日は知事や県連のお話、あるいは県選出の自民党国会議員の話を伺っている中で様々な課題をいただきましたが、特に水。飲料水もそうです。トイレ、そして農業用水、様々な課題をいただきました。 また軒先避難という形で避難されている方もいらっしゃるということで、そこへの対応。また10年前の熊本地震との関係、コロナとの関係もありまして、二重債務の課題についても問題提起されましたので、しっかりとその要望を受け止めて、政府と緊密に連携をしながら、「やれることはすべてやりきる」という想いで対応していきたいと考えています。 いずれにしても被災された方々の生活、なりわいの再建支援に全力で取り組んでまいります。 それとともに、台風13号の今後の行方についても気にしております。進路はなかなか予測できないところもございますが、熊本はじめ被災地への影響というものをしっかりと念頭に入れながら、政権与党として万全の対応を期していきたいと考えています。 次に政審の報告でございますが、本日2件であります。 · 「給付付き税額控除」の制度導入の基本方針(案) · わが国の「情報防衛力」の強化に向けて(案)― 開かれた社会を、隠れた工作から守る ― いずれも了承となりました。 「給付付き税額控除」の制度導入の基本方針につきましては、本日の総務会、与責にも諮られまして了承という形になりました。 インテリジェンス戦略本部の提言につきましては、7月31日の国家情報局の発足を受け、今後更にわが国の「情報防衛力」を機能強化していくという方針のもとで、「抑止」、「収集」、「監督」、この3つを一体となって強化していく。そうした点が網羅される内容となっております。 政府側と提言の実現に向けて汗をかいていきたいと考えています。 そして今申し上げた「給付付き税額控除」の基本方針(案)とも関連しますが、先週から今週にかけまして、「つなぎ」である消費減税の部分を含めて、党内の意見集約を行ってきました。 最終的には一昨日、月曜日に行われました税制調査会と社会保障制度調査会の合同会議で小野寺五典税調会長へ一任となりました。 非常に活発な意見交換、議論がなされたと伺っております。 その後、冒頭申し上げた通り、本日の政審、総務会、与責を経まして、与党として基本方針を了承いたしました。 この方針を踏まえて、今後は制度設計を更に進めて、9月に税制改正大綱を取りまとめた後に、秋に想定される臨時国会へ向けて法案整備に取り組んでいくこととなります。 小野寺税調会長、田村社会保障制度調査会長をはじめ、取りまとめにご尽力いただきました関係議員の皆様に深く感謝を申し上げます。 最後になりますが、先般一度中止となりました太平洋島嶼国への出張について、お盆明け8月16日から21日の日程で改めて訪問することを調整しております。 訪問先は変わらず、パプアニューギニア、ソロモン諸島、フィジーの3カ国でございます。 自由で開かれたインド太平洋、このビジョンを更に強化していくという視点から、重要な国々だと位置付けております。 同行者は鷲尾英一郎衆議院議員、簗和生衆議院議員を予定しております。 いずれの国でも首脳や外交安保の関係閣僚との面会を調整しております。 また同志国として現地に駐在しておられるオーストラリアの外交団との面会も予定しております。 高市政権の掲げる「進化したFOIP」の理念を着実に具現化していくために、党としても議員外交で側面支援をしていきたいと考えています。 私からは冒頭以上です。 【質疑応答】 Q. NHKです 消費税などについて2点お伺いできればと思います。今日、総務会、与責を含めて了承されましたが、党内ではまだ高市総理大臣の会見を踏まえた上でも、まだまだ財源が明確でないとの声が出ていますが、財源のあり方、予算編成のあり方自体も見直している段階だと思いますが、政調会長はどのようにお考えかお聞かせください。 あと、農業、漁業、また外食産業への支援策について、まだまだ具体的な策が出てきていないと指摘もありますが、具体策としてどのようなことをお考えかお聞かせください。 A.小林政調会長 そうした意見が先般の会合でも出されたということは、党として当然しっかりと受け止めて、今後の制度設計に活かしていく必要があると考えています。 いずれにしても、まずは基本的なことは国民の皆様に更に理解を深めていただけるような形で、制度設計の具体化を図っていきたいと思っています。 財源につきましては、今後の税収動向などを見極めながら、歳出・歳入両面に渡ってしっかりと見直しを行っていくということ。 補助金、租特の見直し、また税外収入についても特会や基金などをゼロベースで見直していくということであります。 ちなみに令和8年度予算の外為特会や独法などからの納付金などが9.0兆円程度となっていることも踏まえて、しっかりと精査をしていきたいと思っています。 そして大切なことは、数年の国債の発行額というものをしっかりとコントロールしていくということ。 市場の信任を確保していくためにこの点は非常に重要だと思っていますので、必要な予算は計上していく必要があると思いますが、近年、物価高対策という名目で補正予算としてかなり大きな額を積み上げてきておりますので、こうした点についても今回のいわゆる「つなぎ」の消費減税の措置が物価高対策という意味も含んでいることを踏まえて、こうした補正予算のあり方についても歳出改革という形でしっかりと見ていく必要があると思っています。 年末に向けて財源のあり方を更に具体化していきたいと思っています。 2点目として、農業従事者や外食産業への影響ということもご質問がございました。 今回の消費減税をやるとした時に、その影響をしっかりと見極めながら、過去に様々な支援策を行っていますから、そうしたことをしっかりと踏まえながら、特に農業に関しましては現場の納得感というものが必要だと思いますので、そうした視点に立ってこれから引き続き丁寧に検討を進めていきたいと思っています。 今この場でこれをやるということはあえて申し上げませんが、既に自民党の農業政策に詳しい同僚議員とも色々とディスカッションさせていただいていますが、そうした議員を中心に農業団体あるいは現場の農家の方、あるいは政府、既に様々な議論が重ねられておりますので、できるだけ速やかに農業従事者の方々や外食産業の方々に対しまして、その想いに応えられるような政策というものを打ち出していきたいと考えています。 Q.TBSです 私も食料品の消費税減税について伺います。 臨時国会に法案を提出した後なのですが、参議院では少数与党の状況です。国民会議では野党の理解は得られなかったわけですが、どのように成立を目指すのか、野党とどのように調整を進めていくのかお願いします。 A.小林政調会長 今回の法案、臨時国会に提出する予定の法案に限らず、参議院が与党で過半数を割っているというのは厳然たる事実でありまして、先般の特別国会におきましても、その環境の中で1つ1つ粘り強く法案を形にしてきた経緯がございます。 今回のいわゆる給付付き税額控除や、「つなぎ」の措置の法案につきましても、特段、プロセスとしては、アプローチとしては何か変えることではなくて、引き続き内容をしっかりと理解いただけるように、特に令和11年以降の中低所得者、特に現役世代の中低所得者への社会保険料や税の負担を軽減していくという、大きな本格的な措置についてはこれまでと違う画期的な措置ですが、そこについては既に幅広い合意が得られていると認識をしています。 「つなぎ」の措置の消費減税のところにつきましては、まだ各党において意見の隔たりがあるということは認識をしておりますが、この点についても、各党で温度差あると思いますが、1つの党でも、あるいは1人の国会議員でも多くの国会議員がご賛同いただけるように、自民党としても誠意を尽くして説明をしていきたいと考えています。 Q.Reutersです 今日、日経新聞のオンライン版でベッセント財務長官のインタビュー記事がありまして、その中で、15年間のアベノミクスによる景気刺激でなくて、これからはタカイチノミクスの時代だ、と読み方によって財政金融出動緩和から路線転換を望んでいるようにも取れるご発言だったのですが、今日こういう決定の日に、政調会長としての受け止め、あとは周辺の方の受け止め、色々な意見があると思いますが、お願いします。 A.小林政調会長 今のご質問で、読み方によっては、というようなご質問だったので、ベッセント財務長官の記事自体については承知をしておりますが、どういう全体的なコンテクストの中で長官がご発言されたかというのはよく分からないので、仮定のもとに発言するのは控えたいと思います。 ただ当然、金融政策についての日本銀行の自主性というのは尊重されるべきものであります。 それは日銀法の3条に書かれている話であります。 また日銀法の4条でも、その一環として日本銀行が政府と十分に意思疎通を図っていくということが規定されておりますので、日銀法の3条、4条の趣旨に則って適切に対応していくということに尽きると考えています。 その上で、どういう状況であったとしても、私たちは与党ですが、政府としてやはり気を付けるべきことは、どういう状況であったとしてもマーケット、市場の信任をしっかりと確保していくということだと思います。 そのために丁寧な市場との対話、コミュニケーションも当然必要になってくると考えますので、党からも政府に対してはその点を引き続き要請していきたいと考えております。 それと今回、ベッセント長官のどういう全体の発言だったか分かりませんが、わが国としてはマーケットとの丁寧な対話に加えまして、より本質的な課題というのは、わが国の国力、とりわけ大きなパーツを成す経済力をいかに強くしていくのか、これが本質的な課題だと私自身、受け止めています。 この点については、先般、成長17分野、このパッケージが示されたところでございますが、パッケージが示されたというのはあくまでスタート地点に立ったに過ぎないと。 今後それをどうやって実行に移していくのかというところは更に政治の側としても精査をしながらやっていく必要があると思っておりますので、高市政権のもとで更に日本の経済力を強くしていけるように党としても一緒に走っていきたいと考えています。 Q.日経新聞です まず消費税について伺います。 食料品の消費税を2年間実質ゼロとすることの目的と政策合理性について伺います。中低所得者の負担軽減、家計支援とするのであれば、高所得の人ほど恩恵が大きい消費税減税よりも、所得に応じた重点的な給付の方が効果が大きいと思います。一方、消費喚起や経済効果を謳うのであれば、食料品のみに絞らず一律に下げた方が望ましいとの指摘もあります。改めて食料品の消費税2年間実質ゼロの目的と政策としてなぜ合理的なのか教えてください。 また自民党の部会では、公約実現を重視する声が相次ぎました。高市首相も同様のことを述べられています。財源の確保や農業、外食産業への影響、また2年後に戻す際の経済的インパクトといった懸念は従前からある程度想定できたものですが、国民会議の中間とりまとめでも具体策は出ていません。スピードが大事としながらも、公約に掲げる際にはそのような懸念を考えていなかったということでしょうか。なぜいまだに具体策が出せていないのか教えてください。 2点目が、協調介入について伺います。 日米財務省は米国東部時間7月31日に円買い介入を実施しました。片山財務大臣は「最近見られた円の過度な変動や無秩序な動きに対処したものである。今後さらなる協調介入を実施することも躊躇しない。」と説明しましたが、今回の協調介入に対する政調会長の評価を伺います。また米国側からは日本国債売りを起点とした世界的な金利上昇を懸念する声が出ていますが、こうした状況の中で今後日本政府はどのように財政政策、金融政策を進めていくべきとお考えでしょうか。マーケットに対して財政悪化の懸念を生じさせ得る消費税減税は今回の協調介入の動きと矛盾するものではないでしょうか。以上です。 A.小林政調会長 ありがとうございます。いま2点伺いました。1点目についてですが、様々な物価が上昇基調にある中で、特に食料品の物価が上がってきている。そのことを踏まえれば、そこにターゲットを絞っていくということは、私は合理性があると考えています。 また、消費税全体で見た時に、額で言えば高所得者が優遇されるのではないかという指摘は当然ありますが、家計の支出の中でこうした食料品が占める割合などを考えていくと、この低中所得者層の方が負担感の軽減という意味では恩恵を受けるという考え方も十分に合理性を持つものだというふうに受け止めています。 給付も1つのアプローチとしては、私自身も考えたことはありますが、年末に支給することを決めた給付についても、自治体によっては、ようやく7月末ぐらいになって支給が開始されたということもありますので、今から給付ということで、直ぐに本当にできるのかという話。 そして公平性を期するほど、精緻な給付ができるのかというところも全て勘案すれば、今回の食料品にターゲットを絞った2年間の消費減税というのは、私は十分に合理性があると思っております。 仮にご理解いただけない国民の皆さんがいらっしゃるとすれば、国会審議の場を含めて、これから与党としても説明を尽くしていく。 謙虚に説明をしていく必要があると思っています。 あとは具体策を出せているのかいないのか、これは受け止め方が様々だと思います。 ただ、今回、わが党の小野寺社会保障国民会議座長を中心に国民会議を与野党の皆さんが20回以上に渡って開いたと。 今日、あるインタビューで小野寺さんご自身については、インフォーマルの回も含めて 100回近く会議をしてきたというふうに私認識しておりますが、その中で、そもそも消費減税のあり方、「つなぎ」の措置について様々なアプローチがある中で、最終的になかなかそこにまとまりきれなかったという事実と、その中で最大限実務者の皆さんは議論してくださったというふうに思っています。 また、ヒアリングも何もしなかったわけではなく、当然ヒアリングで様々な団体の皆さんから意見を聴取する中で課題も明確になってきたわけであります。 今、先ほど現時点で私の口から言えること言えないことがありますが、今、何もこれから検討するということではなく、既に中で当然検討を進めているところでございますので、然るべきタイミングで国民の皆さんにご理解いただけるよう進めていきたいと思っています。 日米の協調介入についてのご質問がありました。 私から申し上げられることは、基本的に為替を含めたマーケットというのは経済のファンダメンタルズを反映すべきもの、そのことに尽きると考えています。 今回の日米の協調介入の是非については、そういう視点に立って、様々な評価があると思いますが、私の口からこの点についての具体的な評価は控えておきたいと思います。 日本売りの話がありました。 マーケットというのは、その時々の情勢によって色々な動きがあります。 中長期的な視点を持って参加をしている人もいれば、短期の利ザヤでそれを抜こうとしている様々なプレイヤーがいる中で、そこは総合的に勘案すべきだと思います。 こうしたマーケットの対話をしっかりとしながらも、わが国として成すべきことは、今申し上げた市場との対話とともに、先ほど申し上げた、わが国の経済力を強化していくという本質的なアプローチをしっかりと着実に進めるということが、結果としてはマーケットに対してポジティブなメッセージを与えることになると思いますので、1つ1つの動きに一喜一憂するのではなくて、落ち着いて対応すべきものと考えています。 Q.読売新聞です これから夏から秋にかけて予定されている内閣改造と党役員人事について伺います。消費税減税を巡っては、党内で賛否が割れ、溝が生じる形となりましたが、小林政調会長として、今後どのような体制を敷くのが望ましいとお考えかお聞かせください。 A.小林政調会長 党役員とか内閣改造に関わらず、自民党という政党は、侃々諤々議論をし、そして一度党として決定すれば、一致結束して対応していくというのが、自由民主党の本質的な良さであり、強みであるとも考えています。 なので、今回も様々な議論がございましたので、方向性はもう決まりましたから、そこに向かって、全員で、全国会議員が結束してやっていくということに尽きるかと思います。 小林鷹之

自民党広報

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衆院選の結果を受けて 高市総裁 記者会見  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【冒頭発言】2026年2月9日 皆様よろしくお願い申し上げます。週末も強い寒波が襲来しました。こうした厳しい寒さが続く中にあっても、選挙の管理執行に尽力してくださった自治体の皆様、総務省をはじめとする関係者の皆様、そして投票所に足をお運びいただいた国民の皆様に深く感謝を申し上げます。 あわせて、大雪となった地域の皆様にお見舞いを申し上げます。これまでも落雪などによる被害が出ております。雪下ろしなどの作業に当たってはくれぐれも安全対策をとっていただくようお願いいたします。 全国各地で厳しい選挙戦を戦い抜いた候補者の皆様、お疲れ様でございました。昼夜を問わず現場を支えてくださった党員、関係者の皆様に感謝を申し上げます。今回の解散総選挙は、高市内閣が掲げる責任ある積極財政、安全保障政策の抜本的強化、政府のインテリジェンス機能の強化といった重要な政策転換を自民党と日本維新の会との連立政権で進めてよいのかどうか。そのことをこれから始まる長い国会で本格的にご審議いただく前に、国民の皆様に問う選挙でもありました。 もし、この大きな政策転換が国民の皆様にご信任いただけないと言うことであれば、私が内閣総理大臣でいる意味はありません。ですから私の進退をかける、そう繰り返し申し上げてまいりました。そして、昨日、国民の皆様から政策転換を何としてもやり抜いていけという力強い形で背中を押していただきました。心より感謝を申し上げます。 自民党、日本維新の会の与党で合計352という非常に大きな議席をいただきました。日本列島を、強く豊かに。重い重い責任の始まりです。身の引き締まる思いでございます。先程申し上げた重要な政策転換については、全て自民党の政権公約に盛り込みました。それを我が党の候補者は全国各地で訴え、そして国民の皆様からのご信任をいただきました。だからこそ、党一丸となって歯を食いしばって国民の皆様とのお約束を実現していく。私はその先頭に立ってやり抜いてまいります。しかし、参議院において与党が過半数を有していない状況に変わりはありません。引き続き政策実現に前向きな野党の皆様に協力をお願いしてまいります。様々な声に耳を傾け、謙虚に、しかし大胆に政権運営に当たってまいります。 そのためにも、国民の皆様とお約束した政権公約を礎に自民党が結束することが大切です。勝利の余韻に浸っている余裕は、私たちにはございません。速やかに特別国会を召集させていただき、まずは来年度予算や予算関連法案を1日でも早く成立させていく。野党の皆様にもご協力をお願い申し上げます。 同時に、国民会議への参加、早期開催についても協力を呼びかけてまいります。逆進性がある社会保険料負担に苦しむ低所得者、中所得者の皆様を集中的に支援して、恒常的に手取りが増えるようにする観点から、給付つき税額控除制度の導入に向けた議論を進めてまいります。 ただし、この制度導入には一定の時間がかかります。それまでの間2年間に限り、飲食料品に対する消費税率をゼロとすることについて、国民会議において、スケジュールや財源の在り方など、その実現に向けた諸課題の検討を進めていく考えです。いずれにせよ、特例公債の発行に頼ることはありません。 補助金や租税特別措置の見直し、税外収入などにより2年分の財源を確保した上で、できるだけ早く実現できるよう知恵を絞ってまいります。高市政権で進める政策転換の本丸は、責任ある積極財政です。長い自民党の歴史の中で、政権公約に書かれたのは初めてです。 行き過ぎた緊縮志向、未来への投資不足から完全に脱却しなければなりません。日本経済の実力としての成長力を示す潜在成長率は、主要国と比較してずっと低いままでした。その要因を分析すると、日本人の底力とも言える技術革新力や働き手の効率性は、主要国と遜色ない高いレベルにあります。 しかし、国内投資が圧倒的に足りませんでした。政府が一歩前に出て、様々なリスクを最小化する危機管理投資、先端技術を花開かせる成長投資により、官民協調によって投資を大胆に促していく必要があります。国が一歩前に出て、大胆に国内投資を推進していく。これは世界的な流れであり、手をこまねいている余裕はありません。そのため、国の予算の作り方を根本から改めます。予見可能性を確保し、企業の研究開発や設備投資を促すためにも長期に渡る基金による政策支援を可能としていきます。 さらに、毎年補正予算が組まれることを前提とした予算編成と決別し、必要な予算は当初予算で措置します。令和8年度予算はその第1歩ですが、今年の夏の9年度予算の概算要求から本格的に取り組み、翌年度に予算を成立させるまでに2年の時間を要する大改革です。これを必ずやり遂げます。 安定した政治基盤は、強い外交を進めていくための大きな力ともなります。今年、安倍晋三総理が自由で開かれたインド太平洋を提唱してから10年、その深化を目指してまいります。まずは国会のお許しが得られれば、予算審議の合間を縫って来月にも米国を訪問させていただき、トランプ大統領と世界の課題についてじっくりと話し合ってまいります。この日米同盟を基軸に、日米韓、日米比、日米豪、そして日本、イタリア、イギリス、またグローバルサウスなどとの連携を強化してまいります。 インテリジェンス機能の強化にも取り組みます。国家としての情報分析能力を高め、危機を未然に防ぎ、国益を戦略的に守る体制を整えます。具体的には国家情報局の設置、そして外国から日本への投資の安全保障上の審査体制を強化する対日外国投資委員会の設置のための法案をきたるべき国会に提出する考えです。 ロシアのウクライナ侵略を教訓に、各国は無人機の大量運用を含む新しい戦い方、さらに一旦そういった事態が起きた場合に長期化する可能性が高いという想定のもと、長期戦への備えを急いでいます。これは前回戦略三文書を改訂した2022年と比べて大きな変化です。 戦略三文書前倒しで改訂し、安全保障政策を抜本的に強化します。自らの国を自らの手で守る、その覚悟なき国を誰も助けてくれはしません。我が国の平和と独立、領土、領海、領空、そして国民の皆様の生命と安全を守り抜いてまいります。 挑戦しない国に未来はありません。この選挙戦を通して私はそのことを繰り返し訴えてまいりました。それは未来への挑戦であります。この度の選挙戦では、たくさんの若い方々とも出会う機会がありました。多くは22世紀の日本を見ることができるでしょう。その時に日本という国が安全で豊かであるように、インド太平洋の輝く灯台となって、自由と民主主義の国として仰ぎ見られる、頼りにされる日本であるように、若者たちがこの国に生まれたことに誇りを感じ、未来は明るいと自信を持って言える。そうした日本をつくり上げ、未来の世代へと引き渡していく。そのための挑戦です。 今回の選挙で、国民の皆様は、私とともに挑戦していく、そういう判断をしてくださいました。私は挑戦を恐れません。ぶれません。決断して実行してまいります。日本と日本人の底力を信じてやまない者として、国民の皆様とともに新たな挑戦へと踏み出します。 国の理想の姿を物語るのは憲法です。この国の未来をしっかりと見据えながら、憲法改正に向けた挑戦も進めてまいります。未来は与えられるものではありません。私たち一人一人が絶えず挑戦を続けることでつくり上げていくものであります。どうかこれからも高市政権の未来への挑戦に対して、ご支援とご理解を賜りますようお願いを申し上げます。私からは以上です。ありがとうございます。 【質疑応答】 Q.時事通信社です。 自民党はの3分の2以上を確保したわけですけれども、総裁としてその勝因というのをどのように分析されていますでしょうか。 今回、その派閥の裏金事件に関与した候補についても、かなりの方は当選されました。政治とカネの問題については国民の理解が得られたとお考えでしょうか。 今後のことについてお伺いしたいんですけれども、先程速やかにとおっしゃいましたけれども、特別国会の召集について日程の検討状況をお伺いしたいと思います。 先程、維新の吉村代表と会談されて、吉村代表は会談後にですね、総裁からその閣内協力の打診があれば前向きに考えたいということをおっしゃいました。総裁として、その第2次内閣発足に合わせてですね、維新に入閣を求めるお考えはあるんでしょうか。 これまで総裁、国民民主党に対してですね、連立入りへの期待を示されていたと思います。3分の2以上の議席を得たわけですけれども、引き続き国民民主に連立を求める考えはあるんでしょうか。 最後に言及がありました憲法改正ですけれども、具体的な改憲に向けたスケジュールについてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 A. はい。まず、高市内閣が掲げる、そして自民党の政権公約にも初めて登場しました。責任ある積極財政への大転換、また安全保障政策や政府のインテリジェンス機能の強化など、重要な政策転換を日本維新の会との新たな連立政権の枠組みの下で進めてよいのかどうかということを国民の皆様に訴えてきた選挙戦でございました。 政権選択選挙の結果として、自民党単独としても、日本維新の会と合わせた与党としても非常に大きな議席をいただきました。この重要な政策転換についての訴えが国民の皆様からご理解、ご信任をいただけたものだと受け止めています。ただし、おごることなく謙虚に受け止め、党一丸となって公約に掲げた政策を力強く推進してまいります。 また、旧派閥の政治資金収支報告書の不記載に関する問題について、今回の選挙で国民の皆様の理解を得られたと申し上げる考えはございません。このような問題を二度と起こさないことが大切であります。ルールを徹底的に遵守する自民党を確立し、新しい事実があった場合には厳正に対処してまいります。 その上で高市内閣では、国民の皆様のため誠心誠意働き、結果を出していく、そのために全員参加、全世代総力結集の考え方のもと、適材適所の人事を行ってまいりました。自民党においてももちろんそうでございます。今回の衆議院選挙で、過去に不記載はあったものの仕事をする機会を与えられた議員には、そうした考え方のもとで国民の皆様のために全力で働いてもらいたいと考えております。 日本維新の会と先ほど党首会談、幹事長もご一緒いただきまして会談をいたしました。これまで何度も申し上げてきたとおり、国会のみならず内閣においても責任と仕事を分かち合っていくのが連立政権のあるべき姿ではないかと考えております。閣僚を出していただけないか、これまでもずっとお願いをしてきております。 国民民主党は政局より政策を掲げられており、その姿勢には私も大いに共感をしております。来年度の予算についても早期から賛成をするとおっしゃっていただいていて、政局より政策ということでございますので、大変頼りにもいたしております。 政策面では、責任ある積極財政をはじめ、高市政権とは親和性が高いと考えております。連立を含めて国民民主党に相手もあることでございますが、一緒にやっていきたいというご意向があるのであれば、ぜひとも追求していきたいと考えております。 憲法改正については、内閣総理大臣としては、憲法審査会における党派を超えた建設的な議論が加速するということとともに、国民の皆様の間での積極的な議論が深まっていくということを期待しています。その上で、自民党総裁として申し上げますと、憲法改正を含め、公約に掲げた政策課題について、自民党として実現に向けて力強く取り組みを進めていかなければならないと考えております。これまでの論点整理や議論の蓄積も踏まえまして、各会派のご協力も得ながら改正案を発議し、少しでも早く憲法改正の賛否を問う国民投票が行われる環境をつくっていけるように、私も粘り強く取り組んでいく覚悟でございます。 また、特別国会召集でございますけれども、できるだけ早急に特別国会を召集して、令和8年度予算や、また年度内成立が必要な予算関連法案などの審議をですね、進めさせていただきたいと思っております。具体的日程については、政府与党でよく調整するということでございます。 Q.日本テレビです。 自民党は今回公約で飲食料品にかかる消費税の2年間の減税について、超党派の国民会議で実現に向けた検討加速と掲げて、今回、党としても国民の信任を得た形となりました。今、冒頭でも総理ご発言になりましたけども、次は国民会議での議論となりますけども、具体的にいつ、どの党に呼びかけて議論を行うのでしょうか。今回、選挙戦で野党各党とは減税のあり方が異なる中で、野党も含めてどう議論を収斂させるお考えでしょうか。 A. 食料品の消費税率ゼロについては公約に掲げ、選挙戦でも政府与党一体で検討を加速し、できるだけ早く実現するよう知恵を絞っていく旨申し上げてまいりました。他方、選挙前や選挙期間中に党派によりその主張が様々であるということが明らかになっております。ですから、システム対応などの事業者負担ですとか、外食など他の取引への影響、また実施時期、財源、また金利や為替など金融市場への影響や実質賃金の状況に至るまで、検討すべき諸課題があるとのご指摘も数多くいただきました。政府与党としては、選挙期間中にも申し上げてきたとおり、食料品の消費税率ゼロにつきましては、改革の本丸である給付付税額控除実施までの2年間に限ったつなぎと位置づけております。 ですから、食料品の消費税率ゼロから給付付税額控除への移行を見据えて検討を進める方針です。このため、食料品に限定した消費税率ゼロについては、今後改めて給付付税額控除の実現に賛同いただける野党の皆様にお声がけをして、超党派で行う国民会議をできるだけ早期に設置して、2年間に限り特例公債に頼らないということを前提として検討すべき、先ほど申し上げました諸課題を含めて、給付付税額控除とあわせて議論をして結論を得ていきたいと考えております。 その上で、野党の皆様の協力が得られれば、夏前には、少なくとも夏前には国民会議で中間取りまとめを行いたいと考えております。 A.西日本新聞社です。 総裁は、衆議院の解散に当たり、国論を二分するような大胆な政策や改革に果敢に挑戦していくために国民の信任が必要だとの考えを示されて示されました。これについて、選挙戦では具体的に語られる機会は少なかったとの指摘もありました。今回の選挙結果を受け、政策を進める力が増す中、国論を二分するような政策とは具体的にどんな政策を念頭に置かれているのでしょうか。何を優先し、どのようなスケジュールで進めるのか、改めてお聞かせください。 また、選挙期間中には円安を容認するともとれる発言や討論番組を直前にキャンセルした対応について、野党の批判もありました。こうした発言や対応に至った経緯と批判への受け止めを聞かせてください。 A. まさに私は街頭演説で、国論を二分する政策についてほとんどの時間を割いてお訴えしてきたつもりでございます。まずは、これまでの自民党の政権公約に掲げられていなかった、そして高市内閣で新たに取り組むということで着手をした責任ある積極財政の経済財政政策の大転換です。これはもう何としても納税者の皆様に先にご審判を仰ぐべきだと考えておりました。それから、安全保障政策の抜本的な強化についても触れました。そして、インテリジェンス機能の強化についてもお訴えをさせていただきました。今回、国民の皆様からいただいたご信任、これを真摯に受け止めまして、こうした大胆な政策転換、改革について果敢に挑戦していきたい、その環境が整ったご理解を得られたんじゃないかと考えております。 例えば、この責任ある積極財政について、毎年補正予算が組まれることを前提とした予算編成とは決別すると、これも街頭演説でも訴えてまいりました。これ、大きな転換でございます。必要な予算は、やはり当初予算で措置すべく、ことしの夏の令和9年度予算の概算要求から本格的に取り組みます。2年がかりの大仕事でございますけれども、これを必ずやり抜いてまいります。 それから、もう私が伺った個人演説会の場での為替に関する発言につきましては、円安が経済に与える影響について、一般論としてマイナス面もプラス面もあるということを申し上げた上で、為替変動に強い経済構造をつくりたいという考えを示したものでございます。円安メリットを強調したものではないということは、その演説会におられた方々はよくご理解をいただいていると思います。その上で、為替を含めた金融市場の動向については、政府として常にその動向を注視しております。総理総裁として具体的にコメントすることはございません。いずれにしましても、責任ある積極財政ということでございますので、責任あるというところが大事なんです。 債務残高対GDP比を安定的に引き下げていくということを通じて、財政の持続可能性を実現する。マーケットからの信認を確保していくと言うのが私どもの方針でございます。 討論番組についてのご質問でございますけれども、さまざま報道がされたり、野党から御批判があったことを知っております。ただ、私自身が討論番組を逃げる理由は何にもありません。丁度選挙戦の半ばの週末の討論番組ですから、これはまたとないチャンスと捉えておりました。しっかり準備もし、お洋服も決めておりました。ただ、皆様もご承知かと思いますけれども、連日の遊説の中で徐々に残念ながら手の症状が悪化をしておりました。特に木曜日、金曜日、土曜日の遊説後にですね、症状が一段と悪化しました。最初はちょっと遊説を1日キャンセルさせていただいて、病院でレントゲンも撮りたい、治療を受けたい旨を交渉したんですけれども、割と早めに私の遊説日程が候補者陣営に伝わっておりましたんで、もう皆様SNS等で高市さん来るよというのを上げているんで、遊説のキャンセルだけは勘弁してくれという話もございました。 またその週末及び週明けの遊説日程ですとか、それから土曜日の外交日程がございました。こういった影響を考慮しながら、しかしながら、周囲のご配慮もいただいて、リウマチ専門の医務官を手配していただいて、日曜日の朝に公邸で丁寧な診察をしていただき、治療を受けることになりました。 本当に自分としては当日番組に出席すべく資料も読み、お洋服も用意しておりました。前夜のスターマーさん、イギリス首相との会談もありましたが、ちょっと歩きながら今手を痛めていることを申し上げたら本当に包み込むような優しい拍手でご配慮もいただきました。 随分、悩んだんですが、手の状況を相当懸念した官房長官から、やっぱりその日の遊説も組まれておりました。それをもうキャンセルしてもらっちゃ困るし、その次の週のことも考えたら、この際ちゃんと専門の医務官が手配できたんだから、治療をしっかり行うべきだと強く説得されて、本当急遽番組出演をキャンセルすることになりました。 それの直前まで民放の討論番組など出ておりましたので、NHKの皆様には大変ご迷惑をおかけしたことをおわびをいたします。いずれにしましても、その後何とか遊説を頑張ることができて、選挙も終わりましたので、しっかりとレントゲンをとりあえず撮りに行って治療させていただき、万全の態勢で国会に臨めるようにしてまいりたいと思っております。 Q.読売新聞です。 対中外交についてお伺いします。存立危機事態をめぐる国会答弁以降、日中関係は冷え込んだ状態が続いていますで、経済的な影響を懸念する声も出ております。衆院選の結果、冒頭のご発言にもありましたように、政権の安定が強まったことで、より中長期的な視点で外交に取り組むことが可能になったかと思いますけども、今後、総理は対中国外交にどのような方針で取り組み、何を目指していくお考えか、お願いします。 A. 中国との間では、戦略的互恵関係を包括的に推進する。建設的かつ安定的な関係を構築していくという方針は、私の総理就任以来一貫しております。その上で、日中間に懸念と課題があるからこそ、意思疎通が重要でございます。我が国としては、中国との様々な対話についてオープンであります。現在もさまざまなレベルで意思疎通は行っておりますので、今後とも意思疎通を継続しながら、ただし国益の観点から冷静に、そして適切に対応を行ってまいります。 Q.フジテレビです。 対米外交について伺います。冒頭でも言及がありましたが、高市総裁は来月に就任後初めて訪米されて、トランプ大統領も首脳会談に臨まれると思います。総裁もご自身のSNSで日米同盟のさらなる強化に向けて、ともにさらなる取り組みを進めることを心待ちにしていると投稿されていますがトランプ大統領とどのようなことを話し合う予定なのか伺います。 また今回の選挙によって政権の基盤が強まると思いますが、今後、国際社会に対して高市外交をどのように展開されていくか、併せて伺います。よろしくお願いいたします。 A. 非常に厳しさを増している国際情勢の中で、私は昨年10月以降、さまざまなパートナー国の首脳と信頼関係を構築して連携を強化してまいりました。今後も日米同盟を基軸としつつも、日本が提唱して10年となるFOIP、自由で開かれたインド太平洋時代に合わせてさらに進化させます。そのビジョンのもとで、同盟国、同志国やグローバルの国々と引き続ききめ細やかに連携していく。その決意は変わりません。 現在の複雑な国際情勢だからこそ、これまで築き上げた日本の信頼っていうのは財産です。いろんな国の首脳と話してて、これは本当にありがたいことだなと思います。日本らしい外交を力強く展開していきたいと思っております。 その上で、トランプ大統領との会談でございますが、トランプ大統領との間では揺るぎない日米の結束を改めて確認するとともに、外交、経済、安全保障、こういった幅広い分野の日米協力を一層推進する。日米同盟の新たな歴史を切りひらく、そのような有意義な会談となるように、しっかりと準備を進めてまいります。

自民党広報

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【お知らせ】 本日(6月24日)、高市総理は、経済財政諮問会議・日本成長戦略会議の合同会議を開催しました。 ※高市総理発言要旨(速報版) 皆様、お疲れ様でございます。大変な量の資料が出てまいりました。これまでも活発に御議論いただきまして、心より感謝を申し上げます。そして、委員の皆様のみならず、関係閣僚、そして、各府省庁の御尽力にも感謝を申し上げます。今日、合同会議ということで、ちょっと取りまとめ、長くなりますけれども、お許しください。 「日本列島を、強く豊かに。」訴えてまいりました。そのためにやはり長きにわたって低迷してきた我が国の潜在成長率を高める必要がございます。日本人の底力、すなわち、技術革新力や労働効率性などを表す数値は他国と遜色はありません。足りないのはやはり国内投資でございます。 造船、ペロブスカイト太陽電池、次世代革新炉、量子コンピュータ、植物工場など、日本には世界をリードする技術がたくさんあります。 ノングルテン食品などの農水産加工品、観光資源、新しいロケット射場など、大きな潜在能力を持つ地域資源もたくさんございます。しかしながら、緊縮志向と単年度で予見可能性のない補正予算頼みによりまして、こうした技術を社会実装して、強い経済の実現につなげていくための国内投資を十分に引き出せていませんでした。 高市内閣では、行き過ぎた緊縮志向と未来への投資不足の流れを断ち切り、こうした技術を有する方々の社会実装、新たな市場獲得の挑戦を全力で後押ししてまいります。 「日本成長戦略」と「地域未来戦略」で、官民投資を誘発し、供給力を強化し、雇用と所得を増やし、消費マインドを改善し、事業収益が上がり、税率を上げずとも税収が自然増に向かう、GDP拡大の下での好循環を実現いたします。 まず、城内大臣から報告がありましたとおり、フィジカルAI、オール光ネットワーク、量子コンピューティング、ロケット・射場、海洋無人機、次世代船舶、バイオ医薬品、ペロブスカイト太陽電池、植物工場、フュージョンエネルギー、ゲームなど、戦略17分野の「危機管理投資」「成長投資」の起爆剤として先行して検討を進めた主要な製品・技術等に関する「官民投資ロードマップ」が固まりました。 とりまとめに向けて、17分野それぞれにワーキンググループを設置し、有識者や投資の主人公たる産業界などのべ186名の方々に御参加をいただき、合計で54回もの議論を重ね、目指すべき民間投資のあるべき姿を、官民で検討を重ねてきたと聞いております。 その準備に当たって、ある分野では、省庁の担当者たちが、100名近くの民間企業の方々から、具体的な投資計画やアイデアをお聞きするためにヒアリングを重ねて準備してきたとも聞いています。 62の主要な製品・技術等について、詳細に我が国の勝ち筋を明らかにした上で、期待される官民投資の規模が2040年までに総額370兆円を超えるという大変野心的な内容になっています。 例えば、フィジカルAIの官民ロードマップでは、我が国の豊富な現場データとものづくり基盤という強みをいかして、労働力減少を乗り越える形で導入を加速することで、国際競争力を獲得する道筋が示されています。予算編成改革を実施して、工場、物流、介護など幅広い分野でのフィジカルAI開発のベースとなる国産のマルチモーダル基盤を世界に先駆けて構築することで、2040年度までに10.5兆円、さらにシステムの中核を担う半導体と合わせると78.5兆円の官民投資を引き出します。 また、日本がゲーム、アニメ、マンガを中心に高い国際競争力を誇る「コンテンツ産業」につきましては、予算執行の一元化と官民の叡智の結集を実現する支援体制を通じて、2033年までに自動車輸出額に匹敵する年間20兆円の海外売上げを実現します。 高市内閣では、大小の産業クラスターを戦略的に形成することによって、地域での投資を促進し、働く場所を創り、それを支える人材育成のエコシステムを生み出します。これが「地域未来戦略」です。地域未来戦略は、成長戦略における17の戦略分野に関連する企業の大規模投資を起点として産業クラスターを形成する「戦略産業クラスター計画」。また、都道府県が主体となって産業クラスターを形成する「地域産業クラスター計画」。さらに、市町村又は都道府県がその地域に根差す農水産業、食品加工業、観光・スポーツビジネス、伝統工芸品など地域資源を活用した多様な産業の発展を促す「地場産業成長プラン」の3類型から成ります。黄川田大臣から報告があった地域未来戦略に基づく投資は、新たな投資枠も活用して強力に推進をしていきます。 また、「戦略産業クラスター計画」に関しては、「官民投資ロードマップ」記載の「危機管理投資」「成長投資」を起爆剤に、それを支えるインフラ整備や、産業クラスター形成に必要な鉄道や造船ドック、ロケット射場のような民間クラスター拠点の整備、17の戦略分野を支えるサプライチェーン投資について、各計画地域から具体的に提案されるものについて、既存の予算とは別枠で大胆に進めます。併せて、地域発のアイデアに基づく、地域産業クラスター計画や地場産業成長プランを強力に推進するため、それを支えるインフラ整備を同様に進めるとともに、地域未来交付金を拡充して、地方自治体が主体的に行う投資促進、販路拡大支援、経営力向上のためのソフト支援策などを支援し、自治体と連携して地域発のアイデアを積極的に後押しするため、国の中堅・中小企業向け設備投資補助金や人材育成支援策に地域未来枠を設けるべく検討を進めます。 こうした予算は、当初予算で大胆かつ計画的に措置することを前提に、既に国と地方自治体で連携して計画の策定が進んでいます。来月には、半導体、次世代船舶、ロケット・射場など17戦略分野の「戦略産業クラスター計画」や、地域の特色ある産業分野に着目した食品加工、水素、蓄電池など「地域産業クラスター計画」の第一弾の計画公表が行われます。 その後も、随時、計画の受付、公表を進めてまいります。予見可能性の高い予算措置の下で、国と地方自治体が二人三脚で、日本列島に「産業クラスターの花」を咲かせてまいります。 47都道府県全体で投資がしっかり進んでいるかを確認して、対策を講じていくために、各地域で投資がどの程度進んだかをきめ細かく把握し、国内投資マップを定期的に改訂・公表してお示ししていきます。 日本成長戦略を構成する「新技術立国・競争力強化」、「スタートアップ」、「金融」、「人材育成」、「労働市場改革」、「家事等の負担軽減」、「賃上げ環境整備」、「サイバーセキュリティ」の8つの分野横断的課題の検討では、官民投資ロードマップや地域未来戦略の策定過程において抽出された課題を踏まえて、産業競争力強化に貢献する高い研究力を有する中核大学群への支援、スタートアップ総力創出パッケージ、成長投資金融戦略、基盤的経費と多様な競争的研究費の充実・強化、リスキリング支援の強化、家事支援サービスなどへの税制措置、中堅・中小企業の稼ぐ力強化戦略、サイバーセキュリティ戦略など、課題解決のための具体的な措置が提案されました。これらの措置により、政策支援が当面重点化される62の主要な製品・技術等や3類型の産業クラスター計画の領域を超えて、日本全国で官民投資が拡大していくことが期待されます。 国際経済秩序の変化や不確実性の高まりを背景に、世界が大胆かつ計画的に財政支出を伴う産業政策を展開し、官民が手を取り合って社会課題の解決を目指す。この新たな潮流にある中、我が国でも、国が一歩前に出て国内投資を強力に後押ししてまいります。その際、重要なことは、経済の主体である産業界、各企業と意思疎通、連携を密にして、具体的成果につながる取組を実現していくことです。 経済界においても、投資牽引(けんいん)型経済へのマインドセットの転換、地方自治体・地域を担う多様なステークホルダーの主体性に基づく広域官民連携の推進への機運が醸成されております。官民の連携をこれまでにないレベルまで徹底的に強化し、必要な取組を実行してまいります。 さて、令和9年度予算は、高市内閣として初めて概算要求基準から編成する予算です。そして、官民投資ロードマップや地域未来戦略などの投資促進策を実現するための予算は、年末にかけて具体化されていくことになります。その過程で、従来の政策の延長や制約を乗り越えて、民間を含めた新たな発想や視点に基づく、真に効果のある政策が引き出せるよう、政府の予算の作り方を根本から改めます。補正予算は緊要性の高いものに限定し、恒常的施策については、原則、当初予算で措置し、補正予算依存から脱却し、事業者や地方公共団体の予見可能性を高めます。 予算編成の抜本改革の狙いのひとつは、「新たな投資枠」、すなわち、『「強く豊かな日本」投資枠』の導入でございます。 第一に、『「強く豊かな日本」投資枠』は、今後とりまとめる日本成長戦略や地域未来戦略などを踏まえ、本日、官民ロードマップや分野横断的な課題に対応していく取組の形で示されたような、国内民間設備投資や潜在成長率を大きく引き上げる効果の高い措置を対象とします。 第二に、「挑戦しない国に未来はない」という考えの下、従来の政策の延長や制約を乗り越え、民間を含めた新たな発想や視点に基づく、真に効果のある政策を引き出してまいります。『「強く豊かな日本」投資枠』では、真に効果的な投資支援策を取り込めるよう、要求上限、いわゆるシーリングを設けることなく、事項要求も含めて必要額を適切に要求できるようにいたします。重要なのは、財政支出のGDP成長に与える効果であって、財政支出の額ではありません。予算編成プロセスでは、成長への寄与、民間投資の誘発効果などを精査し、真に効果的な施策に重点的に措置することを通じて、我が国の予算を成長力強化に資するものに変革してまいります。 第三に、民間の予見可能性を高めるため、『「強く豊かな日本」投資枠』の予算措置は、複数年度の計画に基づくものを基本とします。あわせて、その計画の進捗を定期的に確認し、投資誘発効果の薄い予算は柔軟に見直していきます。「基金」につきましては、成果管理の徹底や、柔軟で効率的な資金管理を前提に、一律・機械的な期間設定に囚われない予算措置が可能となるよう、予算措置は原則3年以内とする現行ルールの不適用を含めて、基金ルールを見直します。 第四に、『「強く豊かな日本」投資枠』に、財政の持続可能性を実現しながら必要十分な規模を確保します。まず、効果が上がっていない施策は大胆に見直すとともに、本日内閣府から示された試算も踏まえて、政府債務残高対GDP比を安定的に引き下げていく中でも可能となる財政規模を精査し、毎年度の予算編成の中で、通年の国債発行額などを具体化していきます。また、経済安全保障上、特に重要な分野などについては、特別会計で別枠管理を行うこととし、複数年度で十分な財源を確保した上で、償還財源の裏付けのあるつなぎ国債の発行により、十分な規模を確保します。 城内大臣は、この基本的考え方に従い、「新たな予算編成の基本方針」及び責任ある積極財政の具体化の方向性を、骨太の方針に反映してください。 片山大臣は、予算編成の抜本改革に向けた必要な対応の具体化を進めてください。まずは、その出発点となる考え方を、明日の経済財政諮問会議で報告してください。日本成長戦略や地域未来戦略など現在検討中の施策についての経済効果の試算も併せて行いました。縮み志向から脱却し、果敢に成長戦略を実行し、大胆に投資を拡大すれば、累計410兆円もの更なる国内投資が実現され、2040年には、国内民間設備投資額は年間230兆円、GDPは1,100兆円に迫る経済成長が実現できることが示されました。 また、予算の上限といった意味ではなく一つの試算として、こうした経済成長に必要な財政支出が、財源を確保した上で別枠管理する予算のほかに、例えば毎年度10兆円程度、追加的に支出した場合でも、債務残高対GDP比を安定的に引き下げていく財政の持続可能性も併せて実現できるという見通しが示されました。 官民投資を誘発し、供給力を強化し、雇用と所得を増やし、消費マインドを改善し、事業収益が上がり、税率を上げずとも税収が自然増に向かう、GDP拡大の下での好循環を実現する。先ほども申し上げましたが、同時に、財政の持続可能性と市場の信認確保も実現する。これこそが、私が政権選択選挙と位置づけた本年2月の衆議院選挙において国民の皆様に訴えさせていただいた「責任ある積極財政」でございます。 来月に取りまとめる日本成長戦略や地域未来戦略は、この「責任ある積極財政」実現に向けた羅針盤となります。全閣僚は、この予算編成の抜本改革を骨太の方針に反映させた後、今後、決定・公表される概算要求基準も踏まえ、予算、税制、法案といった、あらゆる政策分野の検討をより一層加速させてください。 私からは以上です。本当にお疲れ様でございました。どうもありがとうございました。

首相官邸

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7月25日に発生した豪雨災害。 東北4県が被災し34の河川が氾濫、 そのうち22もの河川が氾濫したのが山形県という。 ( ) 状況を知るため、 8月5日、山形県酒田市の現場にお邪魔した。 現場で聞き取りをした結果と これから起こり得る様々な災害も含め、 至急必要な支援は3つ。 イ)所有者が望む場合、 自衛隊による民有地の土砂・流木などのかき出し、 不要家財の運び出し、処分まで大規模に行う。 ロ)国からのプッシュ型支援は今回、一切行われていない。 自治体備蓄や企業との協定で十分と考えずに、 どの災害においても基本プッシュ型を行う運用とすること。 ハ)ボランティアの交通費は国もち。日当も出す。 今回は豪雨による水害。 3つのパターンという。 ①とてつもない量の雨と、 地盤が緩み山が崩れて流木や土砂が発生、 あるいは河川の氾濫などのいわゆる外水氾濫(がいすいはんらん)で、 土砂が人家に流れ込んだ。 ②街作り、都市計画などによって 大雨であっても治水で計画的に排水されるはずが、 機能せず大量の水が溢れた、内水氾濫(ないすいはんらん) ③ ①と②の両方。 どのようなパターンであれ、 家や敷地に入り込んだ途方もない量の土砂などをかき出す作業も、 水に浸かった家財道具を外に運び出すことも、 家の所有者が自己責任でやることが基本ルール。 今回、Xへの投稿で、 アップロードした現地映像をご覧いただいただろうか。 もし、あなたが当事者だったら、 いつまでに生活復旧できるだろうか。 このような自己責任、丸投げのスタイルでは、 生活復旧に掛かる期間や、どの程度復旧できるかについて、 大きな格差が生まれる。 多くの知り合いがいる、などある意味での資本を持った人、 献身的なボランティア・NPOが集中的に作業してくれた、 などある意味ラッキーな人であるなら良い。 でも、そうでなかったら? 途方に暮れるばかりだろう。 ある農家の方は、 圃場(田んぼ)が土砂で埋まり、 土砂や流木が自宅にも流れ込んだ。 その方は言った。 「自宅の土砂や浸水家財出しを知り合いに頼み、総出でやっているが追いつかない。 11月には雪が降る。そこまでに間に合えば良い、という話ではない。 普段でも冬が来る前にはやらなければいけないことは山ほどある。 欲しいのはスピード感という言葉ではない。それを実現できる助けが欲しい。」 災害によって生み出される、または確定してしまう貧困。 そんなことはあってはならないが、 これまでの災害では国の対応の不十分さで そのような状況を作り出してきている。 一刻も早く元の生活に戻れることは、 被災された個人のみならず、 日本経済にとっても必要なことであり、 日本国民、全員に関係する話である。 まず、必要なことは、 自衛隊の災害対応を柔軟にすること。 これは2018年西日本豪雨の際から、 国会質疑で繰り返し求めてきた。 国防とは国民の生命財産を守ること。 災害時には救命救助を中心に活躍をする自衛隊だが、 もう一歩踏み込んだ対応が必要。 自衛隊の災害派遣活動は、 都道府県知事等の要請に基づき、 緊急性・公共性・非代替性の3要件に照らして実施が決定される。 発災直後の人命救助でなくても、 緊急に必要で公共性のある支援活動で、 自衛隊に頼まないとできない土砂撤去作業なら、 首長が要請すればできるのだ。 防衛省に確認すると、 救命救助以外の理由でも、 感染症拡大防止や避難支援、 応急医療などで民有地の土砂撤去作業を行うことができるとしている。 実際に人命救助以外の理由で 民有地の土砂撤去作業に自衛隊が従事した事例には 令和2(2020)年7月豪雨がある。 この豪雨災害では、 コロナ禍でボランティアなど土砂撤去を担う人手が不足しているとの 熊本県知事の要請を受け、八代市などで活動。 民有地で、土砂・災害廃棄物・流木・倒木などの処理支援をおこなっている。 このように過去災害において自衛隊が救命救助以外でも、 土砂のかき出しだけでなく、他にもレアケースとして、 屋根に登ってブルーシート張りを手伝った場面に立ち会った、 という話も災害NGOの方々から聞いている。 大変素晴らしい活動だが、 防衛省はあまりそれを知られたくないようである。 正式な情報をなかなか出してこない。 災害からの復旧復興も国防である。 この当たり前の意識が希薄なのは、政治の責任。 強いリーダーシップで運用を変えていく必要がある。 【プッシュ型支援】 今回の災害では、必要な物資を国が先回りして、 被災自治体に届けるプッシュ型支援は行われていない。 プッシュ型支援を行う場合の要件があるのだろうか? 特にない場合、 なぜ今回、プッシュ型支援を行わなかったのだろうか? 担当省庁とやり取りしたが、少し矛盾した回答となっている。 手続きについて 「プッシュ型支援開始には閣議決定も必要ない。」 と答える。 プッシュ型支援を行う要件については、 「被災自治体が備蓄する物資又は資材が不足し、 災害応急対策の実施が困難と判断すれば、 内閣府(防災)がプッシュ型支援を決定できる。」 という。 自治体自前の物資が足りているかを何日もかけて確認してから 支援をするか、しないか決定する、などプッシュ型とは到底呼べない。 今回プッシュ型支援を行わなかったことへの 言い訳にも聞こえる要件めいたことを回答するが、 こちらが過去事例について聞くと、 「過去の豪雨災害時にも「令和2年7月豪雨」、「平成30年7月豪雨」では、 いずれも甚大な被害が発生したその日にプッシュ型支援開始を決定している」、という。 プッシュ型支援は、 物資が足りなくなるであろう状況を見越して先手を打って決定する。 その際、予算措置手続きとしての閣議決定は事後で良い、 というのが正しい考え方であろう。 災害という緊急事態なのだから当然である。 今回はどうか? 7月25日の発災時から2週間以上経過した本日8月9日時点でもプッシュ型支援決定はなされていない。 その理由は「被災市町村の備蓄と民間団体との協定に基づく物資支援(段ボールベッド供給など)がある程度出来ていると認識している」というものであった。 今回の災害なら、 この備蓄などで物資は足りると、なぜ判断できたのか? それに対して、いや、それでもプッシュ型をやれ、 という政権からの指示もなかった、ということ。 加えて、豪雨・台風災害は毎年のこと。 一度手厚くすれば毎年大変になる、というのが、 プッシュを提案、指示しなかった者たちの根底にあると私は考える。 一方、現場では物資が足りていたのだろうか。 現地で2名で活動しているNPOに聞いてみると、 発災から5日、 7月30日の活動メモを共有してくれた。 それによると、3つの避難所の合計で、 布団を80名分、このNPOが調達し、 その他にも、着替えや飲料水なども避難所に入れることになったという。 発災から5日経っても、 布団や着替えといった最低限の物資さえも届かない状態を見かねて、 善意の人々がその調達に動かなければいけない状態は普通ではない。 提供してくれる企業がすぐに見つからなければ、 かかる費用はNPO持ちとなる。 なぜこんな状態になるのか。 メモを送ってくれたNPOの方に現地で話を聞いた。 「これは、どの被災地でもそうですけど 自治体行政自体が、被災したという認識が薄い。 特に局地的な被害の場合、 職員の多くが被災してない場合もあるからかも知れません。 例えば、ですけど、 そういう感覚の方が、避難所運営に携わってる場合、 ずぶ濡れの洋服を着て座ったままの状態の住民がいても、 あまりそういったことに関心が無い、という状態も目にしたことがある。 災害救助法が適用された、激甚災害に指定されそう。 字面では理解しても、 それがいかに深刻な事態を発生させていて、 これから住民にどのような影響があるのか周知する必要があるか、 までは理解できていない印象を受ける。 避難所に関わる職員が数日すれば自宅に帰れるだろう、という感覚だと、 避難してる人たちも同じような感覚になる。 どう考えても1、2ヶ月にはなって行くのに。 そういった中では、 物資を調達するスピードも非常に遅くなります。 災害救助法が適用されたといっても、 自治体から積極的に要求しないと国が勝手にやってくれませんから。 なので、もっとちゃんと、被災した県なんだ、被災した町なんだ、 と自治体が認識して動かないと、動くものも動かない。」 と話してくれた。 わからない、知らない、実感できない以外にも、 被災自治体の首長によっては、 住民の生活復旧の現状ではなく、 政府にどう見えているかを気にしすぎて「順調アピール」で住民を犠牲にしたり、 他の被災地と比べて災害復旧が遅れていることを気にしすぎて、 必要な支援を断ったり、国に求めないという意味不明な輩も存在する。 そのような最悪なケースを除いたとしても、 初めての大災害に直面した職員や首長が、 的確に災害対応できると考えること自体、無理がある。 大きな被災経験がない自治体であれば、 何をどう動けば良いかわからない、というのが正直なところだろう。 誰かが、懇切丁寧、余計なお世話くらいに先回りしてアドバイスしなければ、 乗り切れる問題ではない。 これまで毎年、いくつもの災害が必ず起こる日本という国で、 とてつもなく積み上がった災害対応経験があるのは日本国政府だけである。 初めての災害対応というほとんどの自治体に、 徹底的に伴走する必要が政府にはある。 何が欲しい? そんな言葉をもらっても、 それらに対して事細かに発注できる状態にはないのが 被災自治体であることを、いい加減理解して欲しい。 これまで同様の災害で必要とされた物資の一覧がこちらで、 全て届けます。問答無用で受け取っていただきたい、 置き場所と管理などは全て国が引き受けます。 さらに必要なものがあればすぐ連絡を、 くらいのプッシュ型支援が必要。 災害という緊急事態の時でさえも先回りしない、 気が利かないような政治は、 それ以外の時にも役に立たない連中でしかない。 どのような災害であったとしても、 国からのプッシュ型支援(物資も人も)はマストとする。 そのような運用にしなければ、 この先、人口密集地で大規模災害が起こった際には、 物資の奪い合い、商業施設・商店からの強奪など、 地獄と呼ぶ以外ない光景を見ることになるだろう。 【ボラ】 日本の災害では極力、政府や行政が物を、 お金を出さない、人を出さない、というのが鉄板。 (出してはいるが圧倒的に充分ではないのが現状) その穴を埋めるのが、 ボランティアやNPOなど人々の善意となっている。 災害NPOは別として、 一般のボランティアに関していえることは、 どれだけマスコミが伝えているか、に左右されやすいと考える。 例えば先述の、 ①大雨や外水氾濫による土砂災害と ②内水氾濫。 ①については、 土砂で埋もれた家など、 言い方を選ばずにいえば絵的に派手。 こういったものはマスコミが取り扱いやすい。 ②について、 水が溢れて家屋に浸水などするが、 ①に比べれば圧倒的に水以外に混ざるものも少なく、 水が引けば一見、大した被害ではないと勘違いされやすい。 被害がわかり辛く、絵的な派手さがないので、 全国ニュース的に取り上げられる機会は最初だけ。 残念ながら、どれだけ多く長く報道されるか、世間の話題にのぼるかによって、 集まる物資や寄付、ボランティアの参加人数にも影響を及ぼし、 復旧・復興のスピードにも関係すると考える。 マスコミの熱心なオリンピック報道の傍ら、 今回の秋田や山形などの被災状況は全国的には、 あまり報じられていない気がする。 酒田市内のボランティアセンター(以下ボラセン)でお話を伺った。 みなさんのご地元で、今回のクラスの過去災害ってどんなものがありましたか? 「5年前に大雨があったが、ボラセンが開設されるレベルではなかった。 ここまで大規模なものは、我々が生きている間では少なくとも知らないです。」 ボラセンにいたNPOにもお話を伺う。 「我々の団体も能登半島地震に集中していて、今2人しか動けない状態。 この2人で能登半島とこちらを行き来しながら対応することになりそうです。 能登にもまだまだ課題が残っているので。 他の団体も手が一杯の状況の中で、 何人出せるか、出せないか、といった状態ではないでしょうか。 それでも団体間を超えて調整しているところです。」 「今回の山形の災害、基本的には山形の庄内、そして最上。 簡単に言うと山形の西と東の間の道路が寸断されていて、 通常であれば4、50分で行けるところが2時間半ぐらいかかっている状況。 この2つのエリアに戦力を二分してNPOで対応にあたっていこうとやってます。」 ボランティアの集まり具合はどうだろうか。 酒田市と戸沢村のボランティアの数を 受け入れスタート日から見てみると、 7月30日(火) 戸沢村16人 酒田市28人 7月31日(水) 戸沢村55人 酒田市35人 8月1日(木) 戸沢村86人 酒田市77人 8月2日(金) 戸沢村100人 酒田市58人 8月3日(土) 戸沢村232人 酒田市132人 「週末は100を超えましたが、 この被害規模ならボランティアが平日平均100人を超えないと、 色々な作業が間に合わない、って話にもなってます。」 ボラ数が少ない、足りない、というのは、 どれだけ報道で取り上げられるか、 なども影響すると思いますが、ボラセンとして他に考えられることありますか? 「もちろん我々の宣伝不足も当然あると思います。 他に、我々は海側の一番西側に位置する、という地理的な部分ですかね。 周りから来ようとすると、今回の被災地で災害ボラセンの設置地域としては、 一番奥側に位置してしまっていること。 北から来るにしても由利本荘、にかほ、といった他の被災地の方が近い。 山形や宮城、福島から来るにしても戸沢、新庄、最上地域の方が近い。 昨日も酒田市に来る予定だった団体から連絡があり、 遠方からの場合、このボラセンに来るまでも時間が掛かるので、 手前の自治体のボラセンであれば早く行けて、活動もその分長くできるから、 「そちらにします」ということで、団体で入った予定がキャンセルになった。 今、こういう状況なので仕方がないことですが、言い方は悪いですけど、 若干取り合いになってしまっています。」 災害の大小にかかわらず、 復旧復興は国が大々的、徹底的にやっている、というなら、 報道の取り上げ方など気にする必要もないが、 現実はそうではない。 災害大国日本には、大型地震だけでなく、 夏から秋にかけて、豪雨や台風災害が 毎年、必ずやってくる。 逆にいえば、国はその経験から、被災した自治体を しっかりとサポートできる体制が整えられるだけの余りある知見があるはずだ。 しかし、残念ながら、そういった知見を体系化し、 常に災害に備え、有事には国をあげ総力戦で支援を行い、 一刻も早い復旧・復興を達成する、という土台作りもほぼ行われて来なかった。 本来は国がやるべきことを常に、 民間NPO、災害ボランティアの善意でカバーし続けてきたのが、この国の災害対応。 自衛隊の災害対応を生活復旧に至るまで柔軟に、積極的に行う運用変更の提案は先述したが、それに加えてボランティアに参加する人々に日当を払う、必要がある。 11月には雪が降る、という豪雪地帯を擁する今回の被災地を考えれば、 残された時間は限られている。 増減のある不確定なボランティア頼みでは生活復旧・復興に目処など立たない。 これまではいつまでもやってられない、 とばかりに復旧しました、復興しました、 と自治体側が一方的な線引きを行い、終わったこととし、 そこからこぼれ落ちる被災者は見えなくなってきた。 災害復旧・復興に力を貸してくれる人々には対価を支払う。 シンプルで確実に、 誰も取り残されずに復旧・復興する必要がある。 加えて、交通費。 これまでの災害でもフェリーや新幹線などでもボランティア割りなどは存在した。 その際、国は1円も出しておらず、事業者による善意で行われてきた。 さっさと交通費も国が出して、復興させてくれ。 例えば、能登半島でも復旧・復興に必要な技術系の職人さんなどのために 宿泊施設が足りない状態である。 それは今回の被災地域も同じであろう。 元々の宿泊インフラが少なかったり、被災により営業できないところもあろう。 能登半島地震被災地では穴水町で体育館などを使い、 宿泊費(食事代込み)を徴収する取り組みもあったが、 日帰りでも充分に活動できるような運営が行えるようにするべき。 例えば、今回訪れた酒田市であれば、 東京から庄内空港まで、 飛行時間40分で着いた。 そこから車で20分でボランティアセンターに到着できる 他にも、奥能登であれば、 先日、東京から能登空港まで、 飛行時間36分で到着。 能登空港から 珠州市役所あたりまで車で40分。 輪島市役所あたりまで25分。 ボランティア専用に 朝イチと夜の帰りの便を 国がチャーターして特別に運行。 各ボラセンとの往復はバス。 このような1日ボランティアを継続できるなら、 コンスタントにボランティアに行っていただければ、 復旧・復興に大きな力になるだろう。 このリポートを書いている間にも、 また地震が起こっている。 この夏の間にも、次なる新たな豪雨や台風被害もあるだろう。 いくつもの災害を抱えたまま、 どこも手がまわらないということが、このままでは起こり得るし、 すでに災害NPOの間では割けるリソースが限界と思える。 圧倒的に人・金・物を投入して、 まずは今、被災している地域の復旧・復興を進める方向に舵を切らなければならない。 これまでも政府に対して強く求めてきたが、 さらに強く求めていく。

山本太郎

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26年8月 藤原直哉講演 NSP時局ならびに日本再生戦略勉強会 # 要約 藤原直哉氏は、2026年8月のNSP時局並びに戦略勉強会の収録として、現在の世界情勢、新秩序の形成、日本の政治・経済の在り方について包括的な分析を行った。 藤原氏は冒頭、日米通貨協調の発表や各地での「悪党」摘発(福岡県議会を含む)を挙げ、「物事は順調に進んでいる」と述べた。現在の混乱は「立て直しの混乱」であり、ソ連崩壊後の約2年間の内戦状態に類似していると指摘した。悪党たちはすでに表舞台から退場しており、今は「主導権争い」の段階にあると分析した。 藤原氏は、今回の最大のポイントとして「ロンドンに代わる新たな世界の元締めを作らない」という点を強調した。従来はシティ・オブ・ロンドンが2000年以上にわたって世界の元締めを担ってきたが、今回はトランプもプーチンも「世界を牛耳るつもりは全くない」と述べ、各国が自立して運営する新秩序への移行が課題であると説明した。 元締めなき世界の運営には「信仰心に基づく世界の運営」が必要であり、宗旨を問わず信仰心を持つ人物が上に立つことが不可欠だと藤原氏は述べた。ロシアについては、プーチンがユーラシア・アフリカを仕切るものの、信長・秀吉のように権力を分け与えるつもりはなく、BRICSについても「同盟関係ではない」と明言していると指摘した。北朝鮮やイランのような一部の国については「任侠道」として助けに行く形の同盟が存在するとした。 日本の政治については、自民党がアメリカによって作られた政党であり、戦後の日本政治は「元締めから言われた」とは絶対に言わない作法で動いてきたと藤原氏は解説した。しかし今やその元締めも存在せず、日米関係は植民地的な関係から「アライアンス(連合)」へと移行しつつあると述べた。日米製造業同盟・金融同盟の形成が進んでおり、基軸通貨化を目指す動きがあると分析した。 為替については、本来のターゲットは1ドル50円程度であったが、金融屋・戦争屋によって160円まで円安に持っていかれたため、今後は3倍の円高(約50円台)になる可能性があると藤原氏は述べた。これは通貨協調による介入ではなく、FRBの破綻やドルの大幅な価値下落によって実現するものであり、ニクソンショック(金ドル交換停止)に類似した「奥の手」が使われると予測した。キャンプデービッドでの閣僚会議が通貨問題と中東和平の両方に関わっていると指摘した。 中東情勢については、サウジ・トルコ・パキスタンの軍事同盟形成、オマーンとイランのホルムズ海峡合意など、シオニスト系イスラエルを包囲する体制が整いつつあると述べた。シオニスト側は「ハルマゲドン」を起こして終わりにしようとしているが、「マトバ側のイスラエル」は新秩序の中で生きる権利を持つとした。 トランプ政権の性格について、藤原氏はマッカーサーとパッテン将軍の歴史的役割を詳細に分析した。トランプの「45から47」という表記は亡命政府を意味し、マッカーサーがフィリピンで亡命政府を作ったことと重なると指摘した。現在の連邦議会は2021年1月6日に違法選挙を認証した時点で全員が「反乱罪」となっており、実質的に傀儡政権(ラウレル政権)として機能しているとした。パッテン将軍のマグナカルタの血筋を通じてロンドンを倒し、マッカーサー式の債務踏み倒し(ドルの紙くず化)によって金融屋の債務を清算するという二重の戦略が進行中だと述べた。 昭和24〜25年のドッジライン(1ドル360円固定レート、直接税主体への転換、補助金全廃、黒字財政)を成功モデルとして挙げ、現在の高市政権がそのピエロ役を担い、財政破綻・金融崩壊を演出した後に新秩序へ移行するシナリオを描いていると藤原氏は述べた。 中国については「後漢の終わり」に向かっており、パスポート保有者が全人口の約1割しかいない中で、残り9割が出てきたら「地球が終わる」と述べ、中国・ウクライナ・イスラエルの3カ国を「封鎖状態」に持っていくことが世界の方向性だと指摘した。ロシアと中国の東シベリアパイプライン交渉決裂を例に挙げ、ロシアが中国経済を支えるつもりはないと述べた。 新秩序のリーダーシップについて、藤原氏は「胴元(ロンドン)から権力を分けてもらうリーダー」ではなく、「自分で天地と繋がるリーダー」が必要だと強調した。日本はボトムアップの国であり、平安時代以降の皇族の血筋が広く民間に降りているため、各分野・各地域に自力で行動できる人材(スベラ)が存在すると述べた。一方、世界的には「言われたことしかやらない」人が多く、中間層のリーダーが不足していることが大きな課題だと指摘した。 経済・組織論として、藤原氏は「金と人と法律のつじつま合わせ」による組織作りを否定し、「無から空を作り、空から色を作る」という「結び」のプロセスこそが真の創造であると述べた。農業・芸術・副業などを通じて「生む」体験を積むことを推奨し、混乱を恐れずに生みの苦しみを経験することが新時代への参加につながると強調した。ベーシックインカムについては、国債増発によるインフレの危険性を指摘し、日本古来の「仕事を与える」方式と共済的な補完が最も現実的だと述べた。 最後に藤原氏は、今年の秋(11月頃)に日本・アメリカ・中東・ウクライナ・イスラエルの問題が連鎖的に動き、「開けてびっくり玉手箱」のような展開になると予測した。その時に備えて、今から「生む」という作業を自ら体験し、たまり場への参加や新たなコミュニティ形成に取り組むよう参加者に呼びかけた。 # チャプター ## 開会挨拶と現状認識:「立て直しの混乱」という時代認識 藤原直哉氏が2026年8月のNSP時局並びに戦略勉強会を開始。先月末の多忙により収録が遅れたことを詫びた後、日米通貨協調の発表や福岡県議会での「悪党」摘発など、時局が順調に動いていると述べた。現在の混乱はソ連崩壊後の約2年間の内戦状態に類似した「立て直しの混乱」であり、悪党たちはすでに表舞台から退場し、今は「主導権争い」の段階にあると分析した。 ## 元締めなき世界秩序の形成:ロンドン後の世界をどう運営するか 藤原氏は、今回の最大のポイントとして「ロンドン(シティ)に代わる新たな世界の元締めを作らない」という点を強調した。トランプもプーチンも世界を牛耳るつもりはなく、各国が自立して運営する新秩序への移行が課題であると説明。元締めなき世界の運営には「信仰心に基づく世界の運営」が不可欠であり、宗旨を問わず信仰心を持つ人物が上に立つことが必要だと述べた。旧ユーゴスラビアのような終わりなき内戦を防ぐため、金融屋・戦争屋・傭兵をウクライナに集めて消耗させる「人払い・金払い・刀洗い」が行われていると指摘した。 ## ロシア・北朝鮮・東アジア情勢:任侠道と国交回復の重要性 藤原氏は、ロシアがユーラシア・アフリカを仕切るものの、BRICSについては「同盟関係ではない」と明言していると指摘。北朝鮮とイランについては「任侠道」として助けに行く形の同盟が存在するとした。北朝鮮については、ロンドンの軍門に下らなかった唯一の国として高く評価し、米朝国交回復によって大きく変わると予測した。東アジア全体については、国交回復(戦争状態の終結)が最優先であり、外交関係を持てば問題を外交で解決できると述べた。中国については「後漢の終わり」に向かっていると分析した。 ## 日本の戦後政治構造と日米アライアンスへの転換 藤原氏は、自民党がアメリカによって作られた政党(岸信介の満州裏金を元手に設立)であり、社会党も同様にアメリカが作ったと解説。戦後の日本政治は「元締めから言われた」とは絶対に言わない作法で動いてきたが、今やその元締めも存在しないと述べた。日米関係は植民地的な関係から「アライアンス(連合)」へと移行しつつあり、日米製造業同盟・金融同盟の形成が進んでいると分析。ただしアメリカ自身の国内問題が深刻化するため、日米同盟も過渡期の話に終わる可能性があると指摘した。 ## 為替・通貨戦略:1ドル50円台への大幅円高シナリオ 藤原氏は、本来のターゲットは1ドル50円程度(トランプ第1期の105〜115円の約半分)であったが、金融屋・戦争屋によって160円まで円安に持っていかれたため、今後は約3倍の円高(50円台)になる可能性があると述べた。これは通貨協調による介入ではなく、FRBの破綻やアメリカ政府がFRBへの担保提供を拒否することによるドルの大幅な価値下落によって実現するものであり、1971年のニクソンショック(金ドル交換停止)に類似した「奥の手」が使われると予測した。キャンプデービッドでの閣僚会議が通貨問題と中東和平の両方に関わっていると指摘した。 ## トランプ革命の歴史的構造:マッカーサー・パッテン・マグナカルタ 藤原氏は、トランプがトゥルースソーシャルにパッテン将軍・マッカーサーとの合成画像を投稿したことを取り上げ、その歴史的意味を詳細に分析した。パッテン将軍はマグナカルタ(1215年制定)の封建領主の血筋を受け継いでおり、国王を退位させる権利を持つとされる。トランプの「45から47」という表記はマッカーサーのフィリピン亡命政府と同じ構造であり、現在の連邦議会は2021年1月6日に違法選挙を認証した時点で全員が「反乱罪」となっているとした。パッテンのルートでロンドン(シティ)を倒し、マッカーサー式の債務踏み倒し(ドルの紙くず化)によって金融屋の債務を清算するという二重の戦略が進行中だと述べた。 ## 昭和24〜25年のドッジラインを成功モデルとした財政再建シナリオ 藤原氏は、昭和24〜25年のドッジライン(1ドル360円固定レート=実勢600円の倍の円高、直接税主体への転換、補助金全廃、黒字財政)を成功モデルとして挙げた。現在の高市政権がそのピエロ役を担い、積極財政→金利上昇→財政破綻という流れを演出した後に、国債発行なしで国を運営する新秩序へ移行するシナリオを描いていると述べた。アメリカも同様に、FRBから切り離し・小さな政府・国債発行停止という方向に向かっていると分析した。 ## 中国・ウクライナ・イスラエルの「封鎖」と世界の民度問題 藤原氏は、中国のパスポート保有者が全人口の約1割(残り9割はさらに問題が大きい)であることを指摘し、中国・ウクライナ・イスラエルの3カ国を「封鎖状態」に持っていくことが世界の方向性だと述べた。中国については「後漢の終わり」のように人口が激減する方向に向かっており、2026年以降の入国管理法改正により中国人の海外渡航がさらに制限されると指摘。ロシアと中国の東シベリアパイプライン交渉決裂を例に挙げ、ロシアが中国経済を支えるつもりはないと述べた。この3カ国の問題は政府の問題ではなく「国民の民度」の問題だと強調した。 ## 新秩序のリーダーシップ論:胴元なき時代に必要な「天地と繋がるリーダー」 藤原氏は、日本の政治改革として大統領制・一院制・議員100人程度への移行が必要だと述べ、韓国の大統領制(大統領と国会議長がほぼ同格)を参考モデルとして挙げた。新秩序のリーダーシップについては、「胴元(ロンドン)から権力を分けてもらうリーダー」ではなく、「自分で天地と繋がるリーダー」が必要だと強調。日本はボトムアップの国であり、平安時代以降の皇族の血筋(スベラ)が広く民間に降りているため、各分野・各地域に自力で行動できる人材が存在すると述べた。一方、世界的には「言われたことしかやらない」人が多く、中間層のリーダーが不足していることが大きな課題だと指摘した。 ## 経済・組織論:「結び」による創造と「生む」プロセスの重要性 藤原氏は、「金と人と法律のつじつま合わせ」による組織作りを否定し、「無から空を作り、空から色を作る」という「結び」のプロセスこそが真の創造であると述べた。ベーシックインカムについては、国債増発によるインフレの危険性(コロナ禍の紙幣増発が現在の物価高・金利上昇の原因)を指摘し、日本古来の「仕事を与える」方式と共済的な補完が最も現実的だと述べた。農業・芸術・副業などを通じて「生む」体験を積むことを推奨し、混乱を恐れずに生みの苦しみを経験することが新時代への参加につながると強調した。 ## 今後の展望と参加者へのメッセージ:秋の大転換に備えよ 藤原氏は、今年の秋(11月頃)に日本・アメリカ・中東・ウクライナ・イスラエルの問題が連鎖的に動き、「開けてびっくり玉手箱」のような展開になると予測した。メディアの乗っ取り(EBS的な放送切り替え)によって本当のことが一斉に公表される瞬間が来ると述べ、その時に備えて今から「生む」という作業を自ら体験し、たまり場への参加や新たなコミュニティ形成に取り組むよう参加者に呼びかけた。「できない理由を述べるのは全て言い訳」であり、時代はいつも困難であるが、その中でどうするかが人生であり時代作りだと強調して締めくくった。 # 行動項目 - [ ] 藤原氏は、参加者に対して「たまり場」への参加や新たなたまり場の創設を通じて、「生む」という体験を積むよう呼びかけた。 - [ ] 藤原氏は、農業(自然栽培・有機栽培)、芸術、副業などを通じて「無から有を生む」プロセスを自ら体験することを推奨した。 - [ ] 藤原氏は、AI・ブロックチェーン・歴史・神道など幅広い分野の勉強を積極的に行い、あらゆる可能性(天)と自身の個性(地)を組み合わせた独自の強みを構築するよう参加者に求めた。 - [ ] 藤原氏は、変な為替取引や相場への参加を避け、金融オペレーションの「巻き添え」を食わないよう庶民は早めに逃げることを推奨した。 - [ ] 藤原氏は、今年の秋(11月頃)の大転換に備えて、今から自分に何ができるかを具体的に準備し、新秩序建設に参加できる状態を整えるよう参加者に呼びかけた。 - [ ] 藤原氏は、「金と人と法律のつじつま合わせ」による組織運営を見直し、「結び」(右回り・左回り・神の意志の三つの力)による真の創造プロセスへ移行することを組織・企業に求めた。 - [ ] 藤原氏は、日本の政治改革として大統領制・一院制・議員100人程度への移行の必要性を提起し、現行の700人規模の国会議員体制では物事が決められないと指摘した。 - [ ] 藤原氏は、ベーシックインカムの財源として国債増発に頼るのではなく、「仕事を与える」日本古来の方式と国民共済的な補完制度の組み合わせを検討するよう提言した。

藤原直哉

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私の楽曲Sunlight Silenceのリミックスアルバム「Sunlight Silence Remixes」をSpotify,Apple Music等各種サブスク配信サービスとBandcampでリリースしました! 沢山の方に知って頂きたいので是非拡散協力をお願いします!! 【配信リンク】 ※Bandcampでは48kHz/24bitの高音質wavのDL購入が出来ます 今回私を含む豪華7アーティストにリミックス参加して頂きました! Remixes by AKI775RECONSTRUX, monputa2112 monputa2112 , vmrrobotic vmrrobotic (OBSERVATORY OUT NOW) , babababa babababa , ネコーン ネコーン , Peta ぺた@C108(1日目)西ひ-20b , 栄免建設 栄免建設 Illustration: Uso Fujishiro 藤城嘘 FUJISHIRO コミティアC47b / Design: babababa babababa / Video: Ten / Produce & Mastering: AKI775RECONSTRUX I especially want to grow my Spotify followers, so if you have a Spotify account, please follow me there! And if you run any public playlists, I’d really appreciate it if you could support me by adding my track to your playlists! ◼️アーティスト紹介/アーティスト本人からのコメント 01 AKI775RECONSTRUX NewWAVerDB Remix 元Sonic Coaster Pop/USAGI-CHANG RECORDSのAKIが2025年に始動したソロプロジェクト。 シンセサイザーVをボーカルに渋谷系やNEW WAVEに影響を受けたルーツを、現代のダンスミュージックをはじめとするエレクトロニックなスタイルで表現している。 最近ではレーベルNew Masterpieceからのリリース作品へのリミックス参加、レーベルSHAKEFLASKSからリリースの楽曲提供など、活動の幅を広げている。 【今回のリミックス作品について】 今回リミキシーズを制作するにあたって最初はオリジナルをリマスタリングして1曲目に収録しようと思っていました。 でもオリジナルを作った時と比べ、最近自分の作る音に自信がついてきていたので、改めてセルフリミックスをカタチにしてみようと思い作ってみました。 オリジナルの代わりに1曲目に収録することはほぼ決めていましたし、見本になる作品にしないとなという意識はありました。 ですので普遍性を意識して楽曲構成・コードなど基本そのままにリアレンジ的な内容となっています。 原曲はギターの音が多く空間を埋めていたので(カオスになっていてギターの音もよく聴こえない仕上がりでしたが…w)、ギターの音はやめてシンセの音でスキマを作っていきました。 最近サブフォーカスなどのシンプルなリズムでシンセの音が美しいドラムンベースが良いなあと思っていたので、そういったイメージを参考にしてみましたが、リズムがシンプル過ぎてドラムンベースぽさが出せたかイマイチ自信がありませんw。 とにかくシンセの透明度と煌めきは出せたかなと。あとMIXなどトータルの完成度もまずまず納得いってるのでお気に入りの1作品です! 【今回のリミキシーズについて】 最初はこの中ではもう長い付き合いとなるmonputaさんにリミックスやってみて欲しいななんてスペースか何かで軽く話した所から始まりました。 その時は複数参加者も決まっておらず、配信で1曲でも数曲のEPでも出せるので、リリース自体はなんとでもなるなという感じで。 でもその後どんどんXで知り合いが増えていって、じゃああの方にもお願いしてみようか、という感じでどんどん参加者が増えていきました。 結果的にコンピレーションのようなカタチになって、各アーティストの個性や世界観も出ているし、とても面白い作品集に仕上がったと思っています。 こういった企画・進行をしていくのも昔のUSAGI-CHANG RECORDS等レーベル時代を思い出して少し懐かしかったです。 02 monputa2112 Kawaii? Bass Remix monputa2112 nobuyuki tadaによるBass Musicプロジェクト。 Kawaii Bassを中心に、IDM等の感性を取り入れたサウンドを制作している。 活動開始後、リリースを重ねる中で、Kawaii EDMレーベル/プロモチャンネル「StarlingEDM」に楽曲が取り上げられた実績がある。 また、リリースした楽曲のプロジェクトファイルをフリーで配布する活動も行っている。 【今回のリミックス作品について】 原曲の素材を頂いて、どういう方向性でリミックスをしようか考えましたが、原曲のメロディ、コードワークがとても良いので、それを活かす方向でリミックスしました。 Kawaii Future Bassを基盤としながらも、自分のルーツであるエレクトロニカ/IDMの要素が多く含まれていると思うので、リミックスタイトルを「Kawaii? Bass Remix」という遊び心のあるものにさせていただきました! 【今回のリミキシーズについて】 自分以外の参加者さんのリミックスを特定して名指しでよかったというのはよくないよなぁと思いながら全曲を聴いていましたが、これもいい、これもおもしろい、となりそんな心配がいらないくらい皆さんそれぞれのリミックスが素敵でした! ジャケットも素晴らしく、参加させていただけてとても光栄に思っています! 03 vmrrobotic Hyper-DnB Remix vmrrobotic (OBSERVATORY OUT NOW) vmrroboticは、スペイン・バルセロナ出身のマルチジャンル・エレクトロニックアーティスト。 弱冠10歳から制作活動を続けており、EDM、アンビエント、ドラムンベース、テクノ、ブレイクコアなど幅広いジャンルを手がける。 常に新しいものを追求し、実験的なアプローチや新しいサウンドにも臆することなく挑戦しながら、進化し続ける音楽スタイルを築いている。 TURQUOISEDEATH、IX FALL$、Astrophysics、Flowerboydemii、egofearといったアーティストとのコラボレーションも行う。 【今回のリミックス作品について】 この曲のリミックスでは、オリジナルが持っている核となるアイデンティティや、明るくポジティブな雰囲気はそのままにしつつ、自分が普段やっている音楽のスタイルにもちゃんとフィットする形に作り変えたいと思ったんだ。 基本となる楽器やポップな構成は残しながら、自分なりにいくつかのセクションを変えたり足したりして、全体のテンポも少し上げて、ブレイクビート寄りな自分のサウンドに合わせていった。 結果的にこのリミックスの制作は、普段あまりやらないタイプのメロディや音使いの中に、自分のサウンドデザインやリズムを落とし込んでいく、楽しい実験みたいなプロセスになったよ。 04 babababa Hyperlove Remix babababa 2024年からニコニコ動画を中心に活動しているボカロP。 普段はSynthesizer Vのボイスバンク「宮舞モカ」と「弦巻マキ」を多用している。 ボカロ文化の祭典「ボカコレ」の2025夏ルーキー部門80位、ニコニコ代表が選ぶボカコレ2025夏ルーキー30選選出。 代表曲は「完璧新時代」「十七歳の不完全さについて」。 【今回のリミックス作品について】 リミックスタイトルは、装画を手掛けた藤城さんの名前から「〇〇〇〇ラヴ」を連想して付けました。ハイパーポップからではありません。シリアスなムードや最新スタイルの実験は他の方が得意だろうと思ったので、もっと雑で子供の遊びのような、ジェットコースターのような、いわゆる「おもちゃ箱をひっくり返したような」サウンドをイメージしました。 05 ネコーン Rolling Remix ネコーン 2016年からDTMを始め、同人サークル「OX-project」の企画を通じてM3などにも参加。 Hi-techやJ-core等のハードなEDMを得意としており、メロディアスな展開が特徴。 【今回のリミックス作品について】 今回リミックスの制作に取り掛かるにあたり、最初の構想としてはロック風にアレンジする予定でした。しかし、ある程度仕上がったところで経過を提出したところ、主宰のAKIさんにもっとエレクトロ要素を加えてみてはどうかと提案いただき、ギターアレンジだけ残してガラッと雰囲気を変えてみたところいい感じにハマりました。ディレクションってすごい。 さて、そうして出来上がった私のリミックスですが、一言で言うなら「溜めて放つ」、そんな感じです(?)原曲が疾走感があるので対比的にテンポを落とし、その代わりに僕なりのパワーを乗せたみたいな仕上がりになっています。コードに関しても原曲は底抜けに明るく爽快感がある感じでしたので、アレンジでは少し哀愁を加えてみました。IV△7好きだし。(これに関してはnoteに書かれていた原曲のコード解説に目通しとけばな~なんて後から思いました笑) いろいろと書きましたが、いい感じにカッコいい作品になったと思います。展開もベースもRollingなアレンジをお楽しみください! 【今回のリミキシーズについて】 今回、このリミックスアルバムにお誘いいただいた際、最初に抱いた考えは「本当にこの依頼の宛先僕で合ってるのか…?」でした。 ただの趣味で作曲しているだけの僕にまさかお誘いが届くとは思っておらず、嬉しさ半分戸惑い半分という感じでした。 しかし、詳細をお伺いし、リミックス原曲もお聞かせいただいて、爽やかで畳みかけるようなメロディの曲を自分流に好きにアレンジしていいのであれば確かに楽しそうだなと思い、参加を決意しました。 完成したアルバムを聞いた第一印象は「鮮やか!」でした。どのアレンジにもそれぞれの良さがあり、ジャケットのイメージも相まって非常にカラフルに感じました。 同じ曲のアレンジにも関わらず、全く別の楽曲を聞いているような多様な楽曲が揃っており、大変聴きごたえのあるアルバムになっていますので是非全体を通してお聞きください! 06 Peta KiraKira Spectral Remix ぺた@C108(1日目)西ひ-20b 同人音楽サークル「BubbleRecords」でRemixやオリジナル楽曲を制作し、主にコミックマーケットやM3でサークル活動をしている。 ハウスミュージックなどを踏襲した美しいエレクトロニックサウンドを得意とする。 【今回のリミックス作品について】 原曲がとてもキラキラサウンドだったのでそのキラキラ感は残しつつBPMをローテンポにしてみました。 ボーカルの透明感を活かしてあまり重くならないようにサウンドメイクを行いました。 Remixを作るときできるだけコード進行など原曲ベースに作ることが好きで、というのも原曲がとても良いと感じているのでそれを大きく崩すのは自分の中で許せないという個人的なポリシーみたいなものがあります。 ということでこのようなRemixの形となりました。お楽しみ頂けますと幸いです。 【今回のリミキシーズについて】 青春時代、新しい音楽を発掘するためCDショップに足を運び色々な音楽を試聴してる中見つけたレーベル「USAGI-CHANG RECORDS」。あの時の衝撃を今でも忘れられず思い出したかのように聴いていたところ今回お声がけを頂けて驚きと嬉しさを感じました。Sunlight Silenceはあの頃のサウンドを彷彿とされるトラックで今回のリミキシーズはどこか懐かしさと新鮮さが融合した素敵なアルバムになるのではないかと思います! 07 栄免建設Renovation 栄免建設 栄免建設は1969年(昭和44年)九州での創業以降、「Breakbeatsを通した社会貢献」の経営理念の元、確かな技術力と誠実な仕事によりお客様に高品質のアーメン施工を行ってきました。21世紀に入りインターネットの発展からアーメン建築に求められるニーズは高度化、多様化しています。私たちはそれらに的確に応えられるよう常に挑戦を心掛け、新たなアーメン工法の開発と共に地球環境への配慮や安全・安心の提供しサステイナブルな社会作りを目指し、より豊かな未来を築く活動を推進してまいります。 【今回のリミックス作品について】 敷地面積:352坪 延床面積:170坪 施工地域:渋谷 構造/階数:SCP造 2階 用途地域:第一種低音住居専用地域 原設計/設計監理:AKI775RECONSTRUX 竣工:令和8年1月 コード支柱を残すスケルトンリフォームにより世界観を残しつつ、 808Bass工法を用いて重心をより安定させることによる 大幅な耐震補強を行いました。 クライアントからヴォーカルの解体要望があり、 解体したものを外壁材として再利用するなどサスティナブルな工事を行いました。 途中大幅な計画変更があるなど難工事なりましたが、 無事故無災害で工事を終えることができました。

AKI775RECONSTRUX (ex.USAGI-CHANG/SOCOPO)

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本当は言っちゃいけないんですけど、今回だけ特別にYouTubeじゃないから言います。 「結局🇳🇱オランダなんですって‼️」 ピーター・ティールの「Dialog」とビルダーバーグ会議の比較 Dialogはしばしばビルダーバーグ会議に類比される非公開のエリート・ネットワークである。 本稿では、両者の類似点と相違点を整理し、その本質的な位置づけを明らかにする。情報は信頼できる報道および歴史的事実に基づく。 両組織の概要と類似点 ビルダーバーグ会議は1954年、オランダのホテル・デ・ビルダーバーグを会場に、ヨーゼフ・レティンガー、ベルンハルト親王、デイビッド・ロックフェラーらの主導で始まった。 欧米の政財界、学術界、メディア、軍事関係者ら120名から150名程度を毎年招待し、オフレコの議論を行う非公式のフォーラムである。 チャタムハウス・ルールを採用し、発言内容を一般的に報告することは許されるが、具体的な引用や帰属は禁じられる。 公式の結論や議事録は公表されず、参加者リストは会合後に一部公開されるに留まる。設立の背景には、戦後欧州における反米感情の緩和と大西洋同盟の強化があったが、徐々に西側自由市場資本主義のコンセンサス形成やグローバルな課題議論へと広がった。累計参加者は約2500名に及び、28カ国以上から要人が集まる。 Dialogは2006年、ピーター・ティール氏とオーレン・ホフマン氏により設立された招待制の組織である。米国の政治、金融、テック、軍事、学術分野の有力者を対象に、年次リトリートを開催し、発言の非帰属を徹底する点でビルダーバーグと共通する。2026年リトリート登録者は222名に達し、過去の会場も豪華リゾート施設が用いられてきた。両者は「秘密主義のエリート交流の場」として、外部からの scrutiny を避けつつ、影響力のある人々が率直に意見を交換する機能を果たす。参加者には現職高官や企業トップが含まれ、議論のテーマは地政学、技術、社会変革に及ぶ。報道では「テック版ビルダーバーグ」「シリコンバレー版ビルダーバーグ」との表現が繰り返し用いられている。 共通する本質は、公式の外交や公開フォーラムでは得にくい「非公式な信頼関係」と「先見的な議論」の場を提供する点にある。どちらも民主的統制の外側に位置しつつ、参加者個人の立場を通じて政策や産業に間接的な影響を及ぼし得る。 主な相違点 設立時期と歴史的文脈が大きく異なる。ビルダーバーグは冷戦初期の欧米同盟強化を目的とした伝統的な大西洋エリートの試みであり、70年以上にわたり制度化されてきた。 一方、Dialogは21世紀のシリコンバレー発の新興ネットワークであり、データ・AI・監視技術を中核とするテック資本の台頭を背景に持つ。 参加者構成でも、ビルダーバーグが金融・産業・政治・学術のバランスを取るのに対し、Dialogはペイパル・マフィアをはじめとするテック起業家やデータ企業幹部が目立ち、軍事・情報機関関係者も近年増加傾向にある。 運営の内部構造にも顕著な違いがある。 ビルダーバーグには運営委員会が存在するが、公開された資料ではA/B/C等の等級付けやアルゴリズムによるマッチメイキング、専用デートアプリのような仕組みは確認されていない。Dialogでは参加者や候補者を富・知名度・影響力で等級付けし、リトリート後のレビューで再評価し、価値貢献度が低い場合は招待を停止する運用が内部資料から明らかになった。また、座席配置や人間関係の形成に等級が反映される点は、ビルダーバーグには見られない特徴である。 議題の性格も異なる。ビルダーバーグの議論は伝統的に欧米関係、経済政策、国際安全保障を中心に据え、建前として「相互理解の促進」を掲げる。一方、Dialogの漏出した議題には「第三次世界大戦を乗り切る」「カルトの構築」「政党の構築」「性生活はどうか」といった、より抽象的かつ挑発的なものが含まれる。AIの社会的影響、長寿、未来予測など、シリコンバレー特有の関心が色濃く反映されており、従来のエリート会議とは異なるトーンを呈している。 暴露の経緯も対照的である。ビルダーバーグの秘密は数十年にわたり徐々に明らかになったが、Dialogは設立からわずか20年でウェブサイトのソースコード露出により大規模な情報流出を被った。技術的脆弱性が原因であった点は、現代のデジタル環境における秘密維持の難しさを象徴する。 石濱哲信 【公式】石濱哲信オフィシャル 日防隊

橋広バロン幸之助🇯🇵MJGA💫

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