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相米慎二「映画というのは――これがなかなか分かってもらえないことかもしれませんけども、こういう風に監督という一人の人間が出てきて今ここでものを言っていますが、映画の面白さというもの、あるいは映画が持っている力というものは、常に監督という一人の人間に代表されるものではないんです。その映画をつくらせる環境の面白さが如実に出てしまうものが、多分、最もその映画を映画らしく、映画たらしめる要因だということを、この映画の大体の面白さというか、面白いというか、どう言うんでしょう、総括していかなきゃならないことなんです。多分、僕一人だと『台風クラブ』⇩を、本当に役者がそろっていても、実質的にはつくることは出来なかったでしょう」 -『甦る相米慎二』木村建哉・中村秀之・藤井仁子編著、インスクリプト、2011、383p
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