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立ち上がる練習を始める。プルプルした脚で立ち上がろうとしては倒れるというのを何度も繰り返す。
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今朝は子鹿誕生の瞬間に立ち会うことができた。たくさん動画を撮ったので何個かのツイートに分けてご紹介。 お尻から羊膜の一部が出ている鹿を発見し、これはもうすぐ生まれそうだぞ となり、5メートルぐらい距離を取り近づきすぎないようにしつつ撮影をはじめた。

いきみはじめて羊膜に包まれた足の先端が出てきたので、いよいよか…!と思ったが、ここからが長かった。 立ち上がって少し歩いては座り…を繰り返し、やがて風船みたいになって垂れ下がっていた羊膜が破れて下に落ち、それを食べる鹿。この時点で撮り始めてから既に1時間以上経過。

何度もいきんで辛そうな母鹿。がんばれがんばれと心の中で応援する。いつ生まれてもおかしくなさそうなのになかなか出てこない。何か問題が起こっているのだろうか…と心配になってしまう。見守っていたギャラリーの1人が愛護会に連絡したほうがいいのでは…と話しだした矢先……

ついに赤ちゃんが生まれた。ちゃんと生きて動いているのを確認して本当に安堵した。撮り始めから約2時間かかって出産が終わった。愛護会で出産の瞬間を見た事はあったけれど、こんな感じで保護されていない野外での出産の一部始終を目撃できたのは初めてで、本当に感動した。近くにコサギさんもいた。

生まれたての子をペロペロする母。そして羊膜と胎盤を食べる。匂いによって外敵にみつかるのを防ぐための行動らしい。

そしてついに立ち上がって自分の足で前に進むことに成功する。すごいなぁ。生まれてからだいたい40分ぐらいで歩くことに成功していた。

だんだん人も多くなってきたし、もう充分すぎるほど見させてもらったのでここで退散した。本当はこんな風に鹿に張り付いて撮影し続けるのって良くない事だよなぁ…と思いつつも、野外の出産を見るのがずっと夢だったので、その欲望に抗えなかった… 罪悪感と共にお届けしている一連の出産ムービー

いつも同じ注意喚起ですみませんが、責務なので… ⚠️もし奈良公園で子鹿を見かけても、絶対に触ってはいけません。人間の匂いがつくと母鹿が育児放棄してしまい、子鹿が生きていけなくなる場合があります。適切な距離を保ち、そっと優しく見守りましょう。 (この動画は400mm望遠レンズで撮影)
