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親子丼を食べた時に卵が生っぽかった。日本人はそれをハンジュクという。特に、生卵は、嘘がつけない。火を通せば誤魔化せるものが、生のままだと誤魔化せない。だから成立するには、鶏舎の衛生、餌、集卵、洗浄、選別、温度管理、流通、売り場、家庭の冷蔵庫まで、見えない場所のちゃんとが鎖みたいに繋がってないといけない。つまり一個の卵の裏側に、無数の日本人の仕事と責任と歴史が折り重なってる。 日本は「相手がやるべきことをやっているはずだ」という前提を、日常の細部にまで埋め込んでる社会です。 ✅落とし物が戻る ✅時間が守られる ✅列が保たれる その延長線上に生で食べても大丈夫がある。生卵は、信頼の味がする。 海外の人が驚くのは当然で、驚きは文化差というより前提の差なんだよね。日本の生卵は、安全だけを前提にしてない。 他人を信じても裏切られにくいという信頼で食べてる。だから、卵かけご飯やすき焼きの生卵は地味に見えて、実は日本という文化の贅沢なのよね。
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「生卵食える衛生さは日本だけ!」って言い方があまり好きじゃない。不正確で。 他国でも全然あるんだよ。ただ、その場所に日本人の脆弱な胃腸を持っていくとやっぱり耐えられない というだけで。現地の話だけするなら 住人はフツーに生卵食ってる。
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