
望野伸二
@NUMBER12GIRL_GG • 10,557 subscribers
(もちの・しんじ)Shinji Mochino Living in the Tokyo metropolitan area K-POP STUDENT
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ミンヒジンという人は、遠くから見てもすぐにそれと分かるような異様な存在感を放っている。 かつてライムスターの宇多丸が、Perfumeのドキュメンタリーにアミューズの会長・大里洋吉が登場した際、「異質な人物が出てきた感じ、1人だけエゴが強烈に強い人物が出てきた」と評していた。 ミンヒジンはもちろん大里洋吉とはタイプが異なるものの、その佇まい、そして語る姿からは強烈な自我を感じる。彼女の手がける作品の端々には、その強い自我が生々しく刻み込まれている。 それゆえに、世間が彼女を熱狂的に信奉する気持ちも分かれば、逆に彼女の作品や存在そのものに強い拒絶反応を示す心理も、正直に言えば分からなくもない。彼女のクリエイティブは、観る者に中庸を許さないのだ。 私の社会生活を振り返ってみても、圧倒的に有能な人間は、例外なくある種の恐ろしさを様々な面において秘めていた。もし同じ会社にミンヒジンがいたら、と想像するだけで、サラリーマンとしてはかなりの脅威を感じる。過去の会議動画を見ると、上層部を前にしても、まだ若き日の彼女が放つ絶対に引かない視線とロジックの鋭さは異様だ。彼女の恐ろしさは、自身が理想とするアートとビジネスを完璧に達成することに、人生のすべてを捧げているところにあるのだと思う。 こちらがどれだけ友好的に近づこうとしたところで、彼女の求める水準に達していない才能、すなわち「無能な人間」は彼女の視界にすら入らないだろう。これまで彼女の周辺には、常に圧倒的に有能なクリエイター達が取り巻いていた。 David Cが証言した容赦のない言葉の数々や、この古い映像に映る彼女の冷徹な佇まいは、凡百の人間を寄せ付けない本物の天才が持つ恐ろしさを何よりも雄弁に物語っている。
望野伸二359,039 次观看 • 13 天前

ハニが物真似ではない形で当時の松田聖子の輝きを鮮やかに再生できたのはハニのキャラクターもあるが、この素直な歌唱も要因としては大きかった。 これはNewJeans本来の歌唱とも齟齬が無いものであり、ひいてはミンヒジンの志向するボーカルスタイルでもあった。 ナチュラルな中に押し付けがましくない情感が詰め込まれた歌唱というのも、典型的なKPOPグループとNewJeansの違いだったと思う。 このスタイルを作り上げることができたのは、ミンヒジンの緻密なボーカルディレクションにある。 ミンヒジンはクリエイティブな面に注目が集まることが多かったが、ボーカルディレクションに関しても間違いなく特別な才能を持っている。
望野伸二892,395 次观看 • 5 个月前

私にとって2022年以降のKPOPは必ずしもNewJeansにだけに楽しませてもらったわけではなかった。 にもかかわらず今年のawardはNewJeansの不在によって個人的に完全に色を失っている。 2023年の年末、授賞式での数々のNewJeansのステージは凄まじかった。 ステージのコンセプトごとに振付を変え、トラックを作り直し、ステージの装置やデザインもADORのセンスとしかいいようのないものが毎回炸裂していた。 特にMMA2023では、とても授賞式でのステージとは思えないほど実験的なものだったが、だからこそGet Upというアルバムのコンセプトが最も忠実に表現された舞台になっていたと思う。 NewJeansとはメンバーだけではなく、もちろんミンヒジンだけのものでもなく、ADOR全員の総意によって生み出されるものになっていたと感じる。 底知れぬ可能性を秘めた5人のメンバーとミンヒジンという巨大な才能が中心にいて、そのスピリットがADORとその周辺の有能なクリエイターたちに隅々まで伝わっているという理想的な状態。 それはピークというより、もっとすごいものが立ち上がってくる前夜のようなムードを当時は確かに感じていた。 メンバーやミンヒジンだけではなく、これだけ完璧なチームがあっという間に粉々に叩き潰されてしまったこと。その暴力性と湧き上がる虚無感。今年はそのことをずっと考え続けていた。
望野伸二182,856 次观看 • 5 个月前
