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映画音楽ラーメン 格闘技のニッチなネタ トリサポ2026

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1992年8月28日、U.W.F.インターナショナル「THE ROOT OF WRESTLING」後楽園ホール大会。田村潔司vs安生洋二。 言葉の選び方に非常に気を付けなければならないが、凄く曖昧なニュアンスで表現するなら、格闘の色を帯びた熱気の迸りとでも呼べば良いのか。確かに両者が相対する空間に熱は存在し、観客はその一挙手一投足に熱狂している。 グレイシーという黒船が到来する直前、UWFスタイルこそが未来の格闘技への道程であったと信じられていた時代。目まぐるしく動き回り、極めに至る道を探り、ポジションは激しく変化する。 若き田村は勿論、若手が口を揃えて道場での強さを語る、安生のキレのあるムーブにも注目したい。無数の引き出しから繰り出されるサブミッションの妙味。田村も触発され、お互いがますます攻防に冴えを見せる。 試合はいちおう30分ドロー。結果云々はともかく、競技者としての両者の肉体のポテンシャルに目を見張る。だが翌年にはグレイシーが登場し、彼らの競技観そのものが覆される。 覆されるのだが、同時に道場で学んだ競技のベースが彼らの今後を助けることにもなる。ボーウィーやゴーンらに学んだムエタイ。クラシックプロレスリバイバルによって授けられたキャッチアズキャッチキャンの源流。キングダム時代には安達巧氏のレスリングの薫陶を受けることにもなる。 田村・桜庭・金原らは間違いなくUの道場からセンスを磨き、現代MMAの戦いの場に自らのステージを移していった。そこに安生の名前を入れられないのはいちファンとしても忸怩たるものがあるが、彼は彼なりに戦いの"場"を作った者の一人としての功績がある筈だと、強引にでも信じたい。 全ては格闘プロレスを軸にした活動がベースにあってこその、過去から繋がる未来への道。

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