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モディ首相とともに新幹線に乗車し、日本の新幹線の安全性や快適性を体感いただきました。仙台では、東京エレクトロンの工場で、インドに納入予定の半導体装置を視察しました。インドへの最新の新幹線技術の導入に向けた協力、半導体サプライチェーンの強靱化・経済安全保障の強化を推進します。

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【お知らせ】 本日(5月2日)、高市総理とベトナムのフン首相は、日・ベトナム共同記者発表を行いました。 ※両首脳の発言要旨(速報版、仮訳) (フン首相発言)※日本語仮訳 高市早苗総理大臣、日本およびベトナムの報道関係者の皆様。 本日、非常に実質的かつ成功裏に行われた会談の後、高市総理と共に記者発表を行うことを大変嬉しく思います。高市早苗総理による初のベトナム公式訪問は、日本史上初の女性首相としての訪問でもあり、重要な節目として新たな原動力を生み出し、両国間に多くの新たな協力機会を切り開くものです。これはベトナムの指導者および国民、そして私個人としても歓迎し、期待していた訪問であります。 今回の訪問は、130年以上にわたり築かれてきた両国関係を受け継ぎ、さらに発展させる「親しい友人同士の再会」と言えます。初期の宗教交流から始まり、美しい縁や大きな友情、そしてパンデミック時における相互支援に至るまで、両国民の友好関係は絶え間なく力強く流れ続けてきました。 現在、日本はベトナムにとって包括的戦略的パートナーであり、ODAおよび労働分野で第1位、投資で第3位、貿易で第4位の重要なパートナーです。2025年にはODA協力は6億ドル以上増加し、二国間貿易額は初めて500億ドルを突破しました。投資額も約40億ドル増加し、約300件の新規プロジェクトが実施されました。さらに、科学技術、半導体、DX、GX、再生可能エネルギー、宇宙分野などで数多くの協力プロジェクトが積極的に展開されています。今回の訪問の枠組みの中で、両国は宇宙技術、情報通信、水利、災害適応インフラ、気候変動、カーボンなどの分野において6つの重要な文書に署名しました。また、科学技術、イノベーション、デジタル変革、経済安全保障分野における合意は、今後の具体的プロジェクト推進の重要な基盤となります。 本日の会談において、私と首相は、包括的戦略的パートナーシップを新たな発展段階へと導くための主要な方向性について一致し、以下の具体的成果を得ました。 第一に、政治的信頼の強化を継続し、防衛・安全保障・外交分野における実質的協力を拡大していきます。外務、貿易、農業、エネルギー、科学技術分野の閣僚級協議および外務・防衛の次官級「2+2」対話を引き続き効果的に実施します。また、海上法執行能力の向上、戦争の影響克服、サイバーセキュリティ、国連平和維持活動、越境犯罪対策などで協力を強化します。 第二に、経済協力、経済安全保障、エネルギー安全保障、持続可能な農業の強化に合意しました。日本からベトナムへの投資額を年間50億ドルに、また二国間貿易額を2030年までに600億ドルへ引き上げることを目指します。日本企業によるハイテク投資および技術移転を促進するとともに、ベトナム企業の対日投資や日本政府プロジェクトへの参加も支援します。また、農産品市場の開放を推進し、当面はベトナムの青皮グレープフルーツと日本のブドウの市場開放を進めます。さらに、ODA協力を強化し、経済・食料安全保障およびサプライチェーンの強靭化、自立性向上を図ります。 第三に、科学技術、GX、DX、AI、半導体分野における協力を具体化し、高度人材の育成を優先するとともに、半導体、人工知能、宇宙技術分野での共同研究プロジェクトを推進します。2026年に科学技術協力合同委員会を開催し、官民ハイテク対話の早期実施を目指します。また、アジアのエネルギー自立を支援するPOWER ASIA構想のもとでのプロジェクトを推進し、日本はニソン製油所への原油供給の調整を支援します。半導体分野での15件の共同資金プロジェクトやNEXUSプログラムの発表を歓迎し、さらに日本がメコンデルタにおける低排出型100万ヘクタール稲作プロジェクトを支援していることに感謝いたします。 第四に、人的交流および地方間協力(労働、医療、文化、観光)を強化します。2026年にベトナムで第2回地方協力フォーラムを開催予定です。また、日本政府がベトナムを日本人観光客にとって魅力的な24の目的地の一つに選定したことを歓迎するとともに、日本におけるベトナム人の生活・就労・学習環境のさらなる改善への支援に感謝します。 第五に、国際および地域のフォーラムにおいて相互支援を強化することに合意しました。また、私と首相は、国連海洋法条約(UNCLOS 1982)に基づき、南シナ海における紛争を平和的手段で解決する重要性を再確認しました。 ベトナムは、日本の地域的イニシアティブ、特に自由で開かれたインド太平洋(FOIP)を支持しており、これはASEANインド太平洋アウトルック(AOIP)のビジョンと連携し、国際法の遵守を基盤として、地域および世界の平和・安定・協力・発展に積極的に貢献するものです。 この機会に、APEC 2027(フーコック)へのご出席を招待申し上げます。また、ベトナムはGREEN Expo 2027(横浜市)にも参加いたします。 ご清聴ありがとうございました。 (高市総理発言) シンチャオ(こんにちは)。レ・ミン・フン首相を始め、今年4月に発足をしたベトナム新執行部の船出に改めてお祝いを申し上げます。このタイミングでベトナムを訪問し、新しい時代において改革を進めるベトナムと包括的・戦略的パートナーシップに基づいて協力を進めていくことを確認できたことを嬉しく思っております。 ベトナムはこのハノイの別名タンロン、「昇る竜」の名前にふさわしく、目覚ましい勢いで発展を遂げています。近年はサプライチェーンの重要拠点として多くの日本企業が進出しています。また、国際情勢が一層厳しさを増す中で、「戦略的自主」を掲げて積極的かつ能動的外交を展開しておられます。こうしたベトナムとの連携を強化することは、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現・進化に向けて極めて重要である、このような思いでこの地を訪問いたしました。 先ほど、フン首相とは、日本、ベトナム、そしてインド太平洋地域を共に強く豊かにしていくための協力を確認いたしました。 経済分野では、エネルギー、重要鉱物、AI、半導体、宇宙を始め経済安全保障分野での協力を二国間協力の新たな優先分野と位置づけて連携を深めていくことで一致いたしました。特に、中東情勢を受けた対応として、先般、私が立ち上げた「パワー・アジア」の下の初の案件として、ニソン製油所の原油調達について、NEXI(日本貿易保険)を通じて支援する方向で一致しました。 重要鉱物については、安定供給の確保とサプライチェーンの強靱化に向けて緊密に連携していくことで一致しました。 安全保障分野では、地域の平和と安定のため、安全保障協力の具体化を一層進めることで一致しました。 人的交流につきましては、両国間の円滑な交流のため、領事分野の協力強化で一致しました。 地域・国際情勢に関しましては、中東情勢に加え、南シナ海、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応といったインド太平洋地域の諸課題について意見交換を行いました。ベトナムが本年、議長を務めるCPTPPの協定(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)を、高い水準を維持した上で、戦略的に拡大する重要性を確認しました。 この後、私はベトナム国家大学に赴き、日越協力の未来、そして日本が目指すFOIPについてお話をいたします。日本が描く世界の在り方、日本外交が目指すものをしっかりとお伝えできればと思っております。 これからもフン首相と力を合わせ、日ベトナム関係を新たな高みへと引き上げてまいります。 ありがとうございました。シン・カム・オン(ありがとう)。

首相官邸

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