
ボク爺
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エリート老害の備忘録。海賊盤/ブートレグ発信ゆえに いつ消滅するか分かりません。海外アマチュアボクシングの試合・練習について呟きますが、元来アマエリートキラーのプロ叩き上げが好きです。
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第10回 台湾原住民ボクシング選手権。 第3代Krush女子アトム級王者、第2代K-1女子アトム級王者である菅原美優選手のアマチュア/オリンピックスタイルボクシングデビュー戦。 階級は48kg級、相手選手は台湾国立清華大学の学生。 ※ この大会は元々台湾の原住民(先住民)コミュニティのボクサーを対象とした地元の選手権だが、昨今他地域との交流も広げ、第8回大会では日本人5選手や香港の選手など、台湾原住民以外の選手達も出場し、その流れは以降大会でも続いている。 初回からパンチの質で大きく上回った菅原選手が、鋭いジャブ、右ストレート、近接ではボディフックを打ち分け試合を優位に進めた。 序盤は固さからか相手のリターンが掠める場面もあったが、中盤には力も抜けヘッドスリップやウィービングなどボディワークでのディフェンスも見せ攻防バランスにも非凡な物を感じさせた。 結果的には右ストレートで2度のダウンを奪う圧勝劇だった。
ボク爺122,445 Aufrufe • vor 8 Monaten

プロでの功績も勿論 物凄いのですが、個人的にはやはりアマでのロマチェンコの功績というのは 歴史上でも類を見ない物だったと思います。 世界選手権2大会連続金メダル、オリンピック2大会連続金メダル、アマ総戦績397戦396勝1敗という記録は、今後数十年は破られないのではないでしょうか。 ライバルだった セリモフ、コンセイソン、ガイブナザロフ、トレド、バレンチノ、スンチョル、ヤン らとの試合は 今でも事ある毎に見直していますが… アングルチェンジ、スリッピングステップイン、利き手ジャブ、パッシング、ガードスワイプまで、プロ転向後に好事家達に話題にされる事となるロマチェンコの奥深き世界が、アマの段階で既に ほぼほぼ完成されている事には毎回見ていて驚かされます。 アマ/プロいずれのボクシング競技においても歴史を塗り替え、技術体系を大きくアップデートさせた偉大なるボクサー ワシル・ロマチェンコ、 遂に引退です。
ボク爺39,090 Aufrufe • vor 1 Jahr

今更ながら未見の方向けに温故知新という事で、ワシル・ロマチェンコのアマ総戦績397戦396勝1敗の中での唯一の敗戦。 世界選手権2007決勝、アルバート・セリモフ(ロシア)戦。 超人ロマチェンコに距離設定すら許さないセリモフの驚異的なレンジキープ能力、ロマチェンコが左ヘッドスリップした瞬間に引っ掛ける右チェックフック、ロープ際での左右ターン/フェイク多用の足回りなど、今見ても驚くべき高レベルな攻防… 改めて見直してもリスペクトを込めた溜め息がこぼれる… セリモフもまた、超人也。 さてさて、この後 ロマチェンコは北京オリンピックとWSB(当時のAIBA主催のアマ各国代表チームがプロルールで戦う世界対抗リーグ戦)にて、2度に渡りこのセリモフを打ち負かし、見事リベンジを果たしています。 これだけの差があったセリモフに対して ロマチェンコはどのような対策を練り、どのような微調整を行い この強敵にリベンジを果たしたのか? ここから先に興味がある皆様は、是非是非その2戦もDIGってみてください… そこには更なる発見があるはずです。 アマチュアボクシングの深淵なる世界へようこそ…
ボク爺22,784 Aufrufe • vor 1 Jahr

ワールドボクシングカップ・カザフスタン2025。男子60kg級 日本代表 北本隼輔選手。2回戦の相手は世界選手権&アジア選手権 銀メダリストにして地元カザフスタンを代表する選手の一人、セリク・テミルザノフ(カザフスタン)。 カザフ特有のモビリティを誇りつつも旧共産圏的な強打も合わせ持つテミルザノフ。初回は そのスタイルを存分に発揮させたテミルザノフが北本選手の隙を突き上手くポイントを集めたが、2R以降、今度は北本選手が主体的に仕掛け中間駆け引きでビハインドを見せず、リターンまで先読みした巧みな前手使い、パンチ&ムーブで次々とクオリティブローを奪い、リングジェネラルシップを完全掌握。 3R終了まで一切の集中を切らす事の出来ないギリギリの駆け引きが繰り広げられる中、北本選手はテミルザノフが見せる一瞬の隙を見逃さず、左ストレートカウンターと左ボディショットをヒットさせ、最後までペースを崩さず 死闘に終止符を打った。 判定結果は 2-3 のスプリットで北本選手の勝利! カザフスタンというボクシングにおける一大強国、しかもアウェーの立場で敵地に乗り込み地元の強豪の一人を見事に撃破した北本選手。カザフの大応援団が一気に静まり返る瞬間は、日本のボクシングここまで来たか という意味で、痛快ですらあった。 筆者としてもここ数年見たアマチュア/オリンピックボクシングの試合の中でも記念碑的試合となるような、強く心を震わせてくれた試合だった。
ボク爺21,305 Aufrufe • vor 11 Monaten

世界選手権繋がりという事で、10年前の世界選手権2015(カタール:ドーハ)より、バンタム級 準決勝、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン) vs アマボク界のシヴァ神ことシヴァ・タパ(インド)の名勝負を紹介しつつ、プロキャリアも含めたアフマダリエフの深掘りを。 知っての通りアフマダリエフは世界選手権銀メダル、リオ五輪銅メダルといった輝かしい実績を誇るウズベキスタン出身の元トップアマボクサーではあるが、所謂ウズベクボクサーのステレオタイプとは かなり趣向の違う異形のボクサー。 まずオフェンス面。平場で使うパンチのフォームからして、カロコフのような基礎ベースの高い流麗なフォームとは大分かけ離れた ストレートともフックとも取れない独特な角度のワイルドなパンチが多く、80年代中南米の(それもメキシコやプエルトリコではなく、グァテマラやバルバドスの山奥に居そうな)まだ見ぬ強打者的なロマンも感じさせる終動重視のパワフルな変則打法なのだ … しかもこれがどれもスピードに欠けるスイング系ヘヴィハンドにもかかわらず、幼少期より磨き込まれた独特の当て勘とタイミングを持っており、ヒット率も低くないという代物 … 次にディフェンス面。こちらも現在のウズベク勢のような細かいアングルワークだったり、機械仕掛けのハイテクさみたいな要素は ほとんど感じられないのだが、前述のようなワイルド打法にも関わらず 打ち終わりのウィービングやヘッドスリップが細やかで勤勉な為、振りが大きい割に意外なほど打ち終わりの隙は少ない。 加えてフットワーク。対オーソに関しては内回りを取りながら押し付けるように右ジャブを放ち、そこを起点にアタックを仕掛ける事が多いが、リングジェネラルシップ掌握後は要所要所で多彩なウズベクステップを器用に使うシーンも散見される。 オフェンスの無骨さとは正反対ともいえる流麗なフットワーク能力、これもまたアフマダリエフの際立った特徴の一つと言えるだろう。 これらの異なる要素が実に面白いバランスで融合され、唯一無二のスタイルを形成しているのが アフマダリエフのボクシングだ。 以前より多くの関係者が認めてらっしゃる通り、現プロボクシング界スーパーバンタム級における最大級の曲者である事は間違いないのかと … ただ … 今回そのアフマダリエフがリング上で相対するのは … 我が国が誇る同階級史上最強のモンスターですからね …
ボク爺16,232 Aufrufe • vor 9 Monaten

ワールドボクシングカップ・カザフスタン2025。70kg級 日本代表 田中廉人選手。初戦の相手はこれまでもWB各国大会に出場しているパディ・ヒューイット(イングランド)。 田中選手、1Rこそ動きに硬さが見られ、パディの得意な中間距離で止まって攻防してしまい被弾を許す場面を作ってしまったが、R後半以降はフットワークが機能し、カウンターと出入りのボクシングでペースを取り戻した。 2Rは田中選手の普段のフレキシブルでスリッキーなスタイルが機能し、カウンタータイミングも合い、筆者の採点では完璧に田中選手のRだったが … ジャッジの評価は割れた … このジャッジを受け3Rは猛攻を仕掛けた田中選手だったが、勝負を覆すまでには至らなかった。 今大会は配信映像の精度や編集がこれまでの大会より遥かに素晴らしく、攻防も細部まで見る事が出来るのだが、筆者としてはどの角度から見ても納得いかない判定だった。 しかしながら国際大会で1Rごとに戦術を変え躍動感溢れるボクシングを見せた田中選手の実力もしっかりと評価したい。
ボク爺17,860 Aufrufe • vor 1 Jahr

改めまして自分が昨年このアカウントを始めたのは、パリ五輪期間中に とあるボクシングジムを訪れた際に トレーナー様も会員様も誰一人パリ五輪ボクシング競技を見ていなかった事実に 日本代表選手達を不憫に思った事がきっかけです。それ以外の他意はありません。 元々アマエリートキラーのプロ叩き上げの選手達が大好きで、そこまでアマに対して強い思い入れがある訳ではないのですが、海外などで活躍する代表選手達の活躍くらいは多少なりとも客観視点でボクシングファンの方々に伝わってくれれば、と思います。 アマに注目する事は未来のプロボクシングを予見する事にも繋がります。 海賊盤発信ゆえに いつ消滅するかは分かりませんが、消滅するまでは今後もインプレッションに全く繋がらぬ情報を殺伐とマイペースに呟いていこうと思っております。
ボク爺16,157 Aufrufe • vor 1 Jahr
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