
鈴木一登/スポーツ鍼灸
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緊張をパフォーマンスに変える鍼 #SENSIUMTHEORY degree Ⅲ #スポーツ心理学 野球の現場で使える心理テクニックを紹介中 東京学館浦安高校野球部OB
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【試合に負けた直後にダウンでジョギングをする事での脳への効能】 都市対抗野球西関東予選 敗戦が決まった後、三菱重工Eastの選手たちはグラウンドを走り、ダウンを行っていた。 一見すると「疲労を抜くため」に見えるかもしれない。 もちろんそれも理由の一つだが、実は脳にとっても大切な時間になっている。 試合が終わった直後の選手の脳は興奮状態にある。勝敗が決まる瞬間まで集中し続け、心拍数は高く、アドレナリンやノルアドレナリンも分泌されている。 特に負けた試合では、あの打席が、あのエラーが、あの一球がと、脳が場面を何度も再生し続ける。これは脳が失敗や危険を学習しようとする自然な反応だ。 しかし、その状態のままベンチに座り込むと、脳は敗戦の記憶に強く引っ張られやすくなる。 そこで軽いランニングが役立つ。一定のリズムで身体を動かすと、視覚・前庭感覚・足裏からの感覚入力が脳に入る。 すると脳は過去の失敗ではなく、今の身体の情報処理に戻り始める。 脳を現実世界へ引き戻している、と表現してもいい。 また、ランニングによって呼吸も自然と整う。 試合中に高ぶった自律神経が徐々に落ち着き、副交感神経への切り替えが起こりやすくなる。 だからトップアスリートほど、試合後のダウンを大切にする。 あれは単なる整理運動ではない。筋肉のクールダウンであり、脳のクールダウンでもある。 負けた直後ほど身体を動かす。 それは次の試合のためだけではない。 今日の敗戦を必要以上に引きずらないための、脳科学的なリセット作業だ。
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