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#ジャードゥーガルの背景を探る 『天幕のジャードゥーガル』のこのシーン、実は北アジア文化の真髄に近いかも? まず「ロシア語の『ウラー!』とモンゴル語の『ホレー!』は関係がある」説ですが… 実は語源辞典(*マックス・ファスマーのロシア語語源辞典)では直接の借用関係を認めていません じゃあ実際、ホレーってなんなのかというと… モスクワのСанжеевらの『モンゴル諸語語源辞典(2018)』でモンゴル語хурай(ホレー)について次のような語源説明があります: ① シャーマンの掛け声「受け入れてたもれ!」「精霊よ!」が徐々に呼びかけに転化 ② ブリヤートのホロイ!やカルムイクのホレァ!などと同語源 ③ アルタイ人など非モンゴル系シャーマンも同じ系列の呼び声を使用 一方、ロシア語のураはもっぱら、中高ドイツ語かテュルク系言語からの借用で見解が分かれており、英語のhurrahがロシア語経由かどうかもはっきりしていません このシーン、ホレーにモンゴルのシャーマン文化と歴史が集約されていると考えればジャードゥーガルのスケール感がまた広がるのではないでしょうか?

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